
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
・「対旋律」とは、ポップスでは、「オブリガード」のことです。
「対旋律」にも、いろいろあります。
また、ジャンルによっても違います。
対位法やカノン・フーガもそうですが、そういうジャンルでなくても、
単に、
「第1メロ(主旋律)」と「第2メロ(副旋律)」でも・・・。
要するに、「厳格」なものもあれば、「自由」なものもあります。
なので、「主旋律」以外の「メロディック」なパートがあれば、それも、
「対旋律」。すなわち、オブリガードです。
オブリガードも、いろいろあって、ピンキリです。
「ロングトーン」の連続構成でも、オブリガードになります。
むずかしく考える必要はありません。
「主旋律」以外に「メロデック」なパートを設ける。
その程度でいいでしょう。
実際のポップスで考えてみてください。
「主旋律」と「アルベジオ伴奏」だけで、できていするわけではありませんね。
中には、会話をするような、掛け合いをするようなメロデックなパートがいくらでもあります。
そんな感じでいいのです。
「厳密な法則」というようなものは、カノン・フーガを書くときくらいです。
別に、厳密じゃなければいけないわけではありませんよ。ポップスなら・・・(^^;
なるほど、そうだったのですか!
情報量が少なかったので難しいものかと思っていたのですが、
逆に意外と『自由なもの』だったのですね。
すごくスッキリしました、ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
#1と2で完璧な回答が出ているので恐縮ですが、ちょっと違う言い方で説明してみます。
対旋律とは「主旋律に対する別の旋律」ですが、「対位法」では厳密にそのルールが定められています。
2声の場合と多声の場合とありますし、それぞれの中でも非常に細かく分かれていてうんざりします。
それを少々乱暴ですが、もの凄く簡単に噛み砕くとこういう事になります。
これはポップスの際便利です。
ここでいう主旋律とは概してボーカルの事です。
●対旋律だけを聴いても成立していて美しいこと。
●主旋律が動くときに動かない、または伸ばしたままにする。
●主旋律が止まった、または伸ばしているときに動く。
●主旋律と同時に動くときは同じ動きをしない。(主旋律が大きく動くときは細かく、主旋律が細かい動きをするときは大まかなメロディーで)
●主旋律に重なる場合インターバルは6.3度が中心になる様に,しかしそれを連続させず時に5度.4度も入れる。
●主旋律に対し旋律の動く方向を逆(上下逆転)にする。
●同じ様な動きを3回以上続けない。(ドレミ、レミファ、ミファソ、ファソラなど)
つまり更に要約すると
「美しいメロディーを唄の合間に間の手を入れるように、重なるときはインターバルを考慮しつつ、かつ飽きさせない配慮を」
ということです。
唄もののギターオブリで参考になるバンドはイーグルス、クイーンなどです。
厳密なものに興味があったら比較的簡単な「2声対位法」(池内友次郎)を読むと良いです。
なるほど、
傾向というか動きとして対照的な旋律なのですね。
この質問をした知り合いにもそちらの本を紹介したいと思います。
ありがとうございます1
No.2
- 回答日時:
追伸・・・。
厳格に「対旋律」「対位法」や「カノン・フーガ」。「インベンション(2声対位法)」などのきまり。作法は、とても、ひとことでは、説明しきれません。
そもそも、「和声学(法)」を、ある程度、習得した人がお勉強するものなので・・・。
なので、簡単に、大雑把な説明ですが、もう、一言・・・(^^;
--------------------------------------------------------------
・「合唱」「合奏」などでは、「★ハーモニー」というものがあります。
言葉は、知ってますよね。
この、「★ハーモニー」と「◆対旋律」の違いなんですが。
簡単にいうと、
・「★ハーモニー」は、例えば、
「主旋律」が、「ミ・ファ・ソ」だとすると、
「副旋律」は、「ド・レ・ミ」といった感じに、3度下を模倣する感じ。
「▲同じ」方向に進行するような場合のことです。
それに対し
・「◆対旋律」は、
「主旋律」が、「ミ・ファ・ソ」だとすると、
「副旋律」は、「ミ・レ・ド」といった感じに、
「▼反対」方向に進行するような場合が主です。
また、「対位法」の場合は、
「順次進行」といって、「2度進行」が中心です。そして、ときどき
「飛躍」(3度進行以上)します。
「インベンション」なら、主答関係は、「オクターブ関係」。
また、半小節。1小節。1小節半。くらい、「かえるの合唱」のように、
輪唱のような感じにします。爆 (^^;
まあ、とにかく、簡単には説明しきれないので、
ポップスなら、簡単でいいですよ。
「★ハーモニー」以外の合奏・・・みたいな程度で。
ちなみに私も「おけいこ」でバイオリンが弾ける程度なんですが・・・(^^ゞ
--------------
また、「楽器」の違いはあまりないと思いますが、
「バイオリン」だと「対旋律」の感覚は、よくなるような気もしますよ。
自分も、
・「自分」が「バイオリン」
・「伴奏者」が「Piano」
が多いと思いますが、
そんなとき、「頭の中」で、よく、「対旋律」が同時に浮かびます・・・。
余談でしたが・・・。 (^^;
詳しい解説ありがとうございます。
確かにバイオリンとピアノの伴奏は
単に重なってハモるだけではありませんものね。
しかしそんな音階が同時に浮かぶとは!
私もそんなレベルまでたどり着きたいものです;
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