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前回磁化曲線について下記のとおり質問したのですが、
http://personal.okwave.jp/qa2982642.html
磁気回路の説明において、鉄心に生じる磁束をコイルの巻数Nと電流Iの積であわらし、それを起磁力といわれており、また、磁化曲線の説明においては、磁化される強さを磁化力(磁界の強さ)・・・H(A/m)といい、電流に比例すると記載されています。
これらの関係はどのように理解すればよいのでしょうか。
それで、磁化曲線はこのHと磁束密度Bの関係で示されており、起磁力とBとの関係でありません。
この起磁力の説明→磁化力の説明→磁化曲線の説明と系統立てて説明するにはどうしたらよいでしょうか。
少し理解が混乱しており、質問の内容がわかりにくいかもしれませんがよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

先の質問で、no1(私)の回答に対して「磁化曲線をなぜ、電流と磁束(起磁力と磁束)という単純な表し方をしないのか」という疑問を書いておられましたが、これがまだ解決していないのではありませんか?


これはおそらく、電流がスタートで、磁束はゴールであるが、これが途中で段階的に説明されているが、まとめて一つにならないかと、基本的に感じておられるのでしょう。もしそういう疑問だったら答は簡単です。
(1)同じ電流でも電路の形状が変わると、磁界の強さが変わるので、直線とかコイルとか特定の形状に限ってしか式として書けない。
一般式としては、微分形式(ビオサバールの式)でしか表現出来ない。
(2)磁束についても、磁界の強さと物体の形状が決まらないと決まらない。一般式としては<磁束=磁界の強さの周積分値>という積分表現でしか書けない。
このように、電線路の形状と磁気材料の形状によるので、一般式としてまとめて表現することは出来ないのです。
質問と回答にずれがあったかも知れませんが、こういう見方も必要でしょう。
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No.1です。

既に締め切られてましたので削除覚悟で回答します。

> 鉄心に生じる磁束をコイルの巻数Nと電流Iの積であわらし、それを起磁力といわれており、
ここが既におかしいです。
「鉄心に磁束を生じさせようとする大元の力を起磁力といいコイルの巻数Nと電流Iの積(AT)で表す」
ということでしょう。

> また、磁化曲線の説明においては、磁化される強さを磁化力(磁界の強さ)・・・H(A/m)といい、
> 電流に比例すると記載されています。
> これらの関係はどのように理解すればよいのでしょうか。
ここもちょっと違うようです。
「磁化される強さを磁化力(磁界の強さ)・・・H(AT/m)といい、
電流(本当は電流×巻数)に比例する」
ですね。H=起磁力/磁路の長さ ですから単位はAT/mです。

> この起磁力の説明→磁化力の説明→磁化曲線の説明と系統立てて説明するにはどうしたらよいでしょうか。
起磁力(AT)
 ↓
磁化力=起磁力/磁路の長さ (AT/m)
 ↓
磁束密度B=総磁束数/断面積
 ↓
磁化曲線(HB曲線)

> 起磁力とBとの関係でありません。
ここもかなり苦しんでおられるようですが。
磁化力も磁束密度も単位が/mと/m^2となっていて、単位長あたり、単位面積あたりで扱う所が
とっつきにくい所でしょう。

電気と違って磁気は非線形のところが多いのでこういう形で扱うと
思い込んでください。
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございます。
起磁力と磁化力の関係は、というと
磁化力=起磁力/磁路の長さ (AT/m)このように答えられると思いますが、式ではなく、イメージで・・・起磁力とはどういうもので、磁化力とはどういうものととらえればよいでしょうか。

お礼日時:2007/05/15 11:57

No.1、No.3です。



> 磁化力=起磁力/磁路の長さ (AT/m)
> 式ではなく、イメージで・・・
> 起磁力とはどういうもので、磁化力とはどういうものととらえればよいでしょうか。

坂道を考えて見ましょう。
坂道の高低差が起磁力に当たります。
坂道の水平距離が磁路の長さです。
磁化力=起磁力/磁路の長さ=高低差/水平距離=坂道の勾配(%)
つまり磁化力=勾配が大きいほど物が早く転げ落ちます。
磁束を流そうとする力も大きいと言うことになります。
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