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カートリッジの針圧とレコードにかかる負担は比例しますか?
欲しいカートリッジの適正針圧が4mgなのですが、やはり針圧の軽いものの方がレコードにはいいのでしょうか。

A 回答 (4件)

昔オルトフォンSPU-GTEで3.5gの針圧で聴いていたレコードがほとんど劣化はなく現役です。


この程度の針圧では問題ないと思います。
LPは静電気による劣化が一番激しいので(また元に戻すのは至難のワザなので)レコードのメンテに注意することの方が大事だと思います。
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この回答へのお礼

そうですか、では大丈夫そうですね。
クリーニングを大事にします!
ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/13 17:00

専門家ではないので、数値を示しながらのお話は出来ませんが・・・


其々のカートリッジには、適正針圧が謳われていますよね!物によって多少の幅を持たせてある物やら、限定的な物など色々です。
レコードを傷めるかどうかは、カートリッジのトレース能力に因って許容範囲が違ってきます。単純に言えば軽過ぎるより多少重めの方がレコードを傷つける事は少ないと思います。レコードの溝の振幅を性格にトレースしてくれるのが、理想ですが、実際はほんの僅か針が遅れて触れると思って下さい。その時、針が軽過ぎると、レコード溝の波をトレース出来ず、空中に放り出され、落ちてきた時は、谷底は過ぎ去り次の上り坂の中腹に激突すると!・・・上り坂に激突する事になり、レコードを削るんですね。そして針先も削る。やがて針先も本来の形が変形して、旋盤のバイトの様な刃物に変わってしまう。その針を使い続けると、レコードの溝は、絶えず削り続けられる事になる。そして、デリケイトな高音から音の歪が始まります。最悪です。ひどい場合は、目視出来るほどのレコード削りカスが出ます。
逆に重過ぎると、カートリッジ本来が持っているトラッカビリティー(振幅感知能力)を下げてしまい、レコードに刻まれていた筈の音の情報に振幅が付いていけなくなります。針は山の頂上も谷底もトレースしていても、感知レバーが、カートリッジのマグネットに振動の振動の情報を伝えられなくなる。従って、鈍重な曇った歯切れの悪い音になる。と言う具合です。
トーンアームの性能に因っての、システム毎の固有の適正針圧は多少違って来ると存じます。
お持ちのレコードの中で、ダイナミックな音圧の幅が有り、高音部がお盛り沢山の盤を選び、メーカ指定の針圧で掛け、試聴してみて、適正からどの位まで、重めにしても音がクリヤーか知っておくのは良い事だと思います。ただし、歪まないからといって、その上限まで重くするのは問題が有ると思います。
しかし、軽い方向は、絶対に避けて下さい。例外が有るのかは存じませんが、基本的にレコード・針、その両方の寿命を短くしてしまいます。
軽くした方が、針にもレコードにも負担が掛からず、又、音も微細なところまで拾うと思い込んでいる方が、結構居られますが、大変危険です。百害有って一利無しと存じます。

軽い針の方がレコードにはいいのかと言う、ご質問ですが、レコードに良い悪いではなく、カトリッジの感応性能に因ってメーカがベストデータを出したものですので、レコードに良い悪いは、そんなに問題になさる事は無いと存じます。
極端とお思いになるかも知れませんが、私が持っているモノラル用カートリッジの一つにSONOVOX(MC=4LP10)と言うのがあります。これの適正針圧は7gです。ステレオカーとリジの一般的針圧が1.3~2gを思うと、とんでもない針圧に思えます。しかし、このカートリッジはモノラルにも関わらず、縦の振幅のみならず横の振幅にも対応してくれる様に出来ています(一般的モノラル用カートリッジは、縦振幅にしか対応しておらず、ステレオレコードに掛けるとレコードを傷めますので、ご紹介のSONOVOXは、例外的なモノラル用カートリッジです)ので、昔の擬似ステレオ盤等の様な時に、敢えてこれを使用する事が有ります。ステレオ盤ですが、7gでも全く痛みは有りません。つまり、重い軽いではなく、カートリッジ毎のベストで使ってやる事が大事です。トーンアームも含めてのベストを見付けましょう。
最後に、No.1の方も仰っている様に、レコード・針のメンテが何より大事です。
上手に、説明出来ていないと思います。又、長文になって御免なさい!
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
針が軽過ぎるとき、空中に放り出されるというのは、針飛びのことでしょうか?軽過ぎにはしてませんが、たまに飛ぶことがあるので…恐いですね。
私は軽い方がレコードにはいいのではないかと思っていて、針圧の重い針になかなか手を出せずにいました。なので安心して好みの針を買えそうです。
また、7gでも痛まないとは驚きです!
軽い重いに関わらず各カートリッジに適正な針圧であること、メンテナンスが大事だということがよくわかりました。

お礼日時:2007/05/13 16:57

針飛びと言えば確かに針飛びです。

が、通常の針飛びの概念は、大きな雑音と共に演奏が瞬間的に間が空く現象の様に思いました。私の申上げた現象は、聴覚で針飛びをしているとは意識出来ない微細な針飛びです。ですから演奏が途切れる事もありませんし、全体のシステムに因っては、初期の段階で、針もレコードも傷んでないため、歪にも気が付かない程度の減少です。それが積み重なる事で、いつの間にか取り返しの付かない状態の針とレコードが出来てしまうという事を意としました。
説明下手でごめんなさい!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お、恐ろしいですね。
気をつけます。

お礼日時:2007/05/14 01:21

軽い針圧のものの方が、概してトレーサビリティは良いとされていますので、軽いものの方がレコードには良いはず… のはずなのですが、現実には、軽い針圧で極端に振幅の大きなものをトレスさせると、「跳ね」という現象によってかえってレコード盤面を痛める可能性もあります。

結局、アーム+カートリッジの能力次第 ということになり、針圧だけでOK/NGと断定できるようなものではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですか、なかなか難しいんですね…。
アーム+カートリッジの能力まで考えてませんでした。

お礼日時:2007/05/14 01:36

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