プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。
よろしくお願いいたします。

今,絵仏師良秀を勉強していますが、どういう意味かわかりませんでした。私は↓で口語訳を何度も呼んだのですが結局何が言いたいのかつかむことができませんでした。http://oak.zero.ad.jp/teru/gakusyu/ujisyu/ebutu/ …

教えてくださいよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

この話は、宇治拾遺物語に原典があり、芥川龍之介も小説「地獄変」のモチーフにした著名な話です。


物語の内容は、リンク先の中に書かれているとおりです。

私見として、以下のことを表している話と考えます。参考にしてください。

「良秀は世間から仏絵師として大家として見られていた。しかしながら、心中では『これまでに描いてきた絵は本当に実に迫ったものであったののであろうか。小手先でそれなりの絵を描いてきたのではないか』との疑問が常に心の隅に残っていた。たまたま、隣家からの火災により一人で大路に逃れ、つぶさに燃える我が家や炎の中に逃げ惑う人々の恐怖の顔、迫り来る炎の姿を目の当たりにして、ここに始めて写実による地獄絵を垣間見たのである。この地獄絵に比べて、これまでに自分が仏絵師として描いた薄っぺらな絵と比べて何が不足しているかを改めて知ったのである。彼は、仏絵師としての自分に不足していた写実による地獄絵図を見られたことに喜びを得たのである。そして、その後の良秀の描く地獄絵図は誰にもまねのできぬほど、写実感に満ちた絵を残してきたのである。
一芸に秀でんとする人間には時に異常な面があり、この良秀もその一人である。現在にも、一つのことに集中できる人間には、ときには他人から異常者と見られることがある。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
大変参考になりました

お礼日時:2007/05/19 17:42

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