プロが教えるわが家の防犯対策術!

いろいろ調べましたが、よく似た事例がみつかりません。
電気室配電盤から現場の制御盤に一次電源を送る工事です。
電気室配電盤の隣に変圧器盤が連結してあり高圧が引き込まれています、安全のためLBSを開放してもら低圧MCCBの一次盤内配線の際、ブスバーに各相30V(対地電圧)くらいの電圧があり、ゴム手袋なしで作業するとピリピリきます。
線間電圧は0Vでした、前にも経験したことがありましたが30V程度なので何かの残留電圧(?)かなとおもい気にしていませんでしたが今回もありましたのでその正体が気になり、ぜひ皆様方の御意見を聞かせて欲しくて投稿しました。
電気工事2種(1年生)です、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

静電誘導というのは特定の場所からというより、その周りのすべての充電部から当該電線までの空間が空気コンデンサになって結合されているということです。

距離が近いほど影響は大きいです。

30Vの理由
理屈を分かりやすくするため、充電部は一箇所に集中している場合で説明します。充電部と当該ケーブルまでの静電容量によるインピーダンスをZ1、ケーブルと大地間の静電容量によるインピーダンスをZ2とすると、ケーブルには、Z1とZ2で分圧された電圧が表れます。
ここに抵抗値がRの電圧計をつなぐと、RはZ2に比べてかなり小さいので、ケーブルには、Z1とRで分圧された電圧となります。
RがZ2に比べてかなり小さいと予想されるので、指示される電圧値は低くなってしまいます。その結果が30Vであったということです。

もし電圧計が可動コイル型であれば、測定レンジを変えて計ってみて下さい。測定レンジを下げると入力抵抗値が小さくなるので電圧が下がるはずです。もしレンジを変えても電圧が全く変わらない場合は、別の原因を探す必要があります。
現場を確認していないので、以上の説明は一般的にそういうこともあるということです。
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この回答へのお礼

未熟な私にとても解りやすい説明ありがとうございます。
ANo.2の方に御指摘いただいた通りこの説明を導き出す過程の力をつけていかなければ実力にならないですね^^;。
Denkigishiさんくらい説明できるようにがんばります。

お礼日時:2007/05/21 23:13

はじめまして、最近このHPを見つけました。

色々と勉強させてください。
条件からみまして
・LBS開放ということですので電路から切り離しの状態であり活線状態ではないということですかね?
・ということですとB種漏れ電流もその系統には存在できないですね。
・線間電圧が0ということは線間どうし同電位の残留電荷が残り対地の30ボルトの場合カードテスタ等の高インピーダンス系の電圧計ですと対地放電されずに残留電圧が計測された可能性が高いようにも感じます。どのような設備容量か?現場がよくわかりませんのせなんともいえませんが。

この回答への補足

はじめまして、説明不足ですいません(電工2種の知識しかありません)。
キュービクル内に高圧から低圧(220Vと440V)のモールドトランスが二つ収納されています、容量は未確認ですがキュービクル全体で高さ2300×奥行き2000×幅8000くらいだったとおもいます、このキュービクル内のブスバー(各MCCBの一次線)がぴりぴり(対地30V)きます。
同電位ということはブスバーの3枚が繋がっていて帯電してることですよね、残留電荷といいますと時間が経てば放電して対地0Vになるんでしょうか?ちなみに5日くらいして測ると24Vくらいでしたが、しばらくして測るとまた30Vになってました(なぜなんだろう?)。
現在は送電中なので確認できません。残留電荷とはブスバーの対地静電容量と解釈してよろしいでしょうか?
それと余談ですが、工場の新築で現在特高変電所の受電が仮送電で、まだ切替していません、だから電圧も不安定なんでしょうか?

補足日時:2007/05/28 19:20
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変圧器2次の接地してある回路に残留電圧は可能性が低いと思います。


誘導も接地回路に30Vの電圧を発生させるのは無理だと思います。
以上考えると、B種接地に電圧発生・・・どこかで漏電している。
とりあえず各変圧器のB種の電流を計測してみてください1~2A流れているところがあると思います。
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設備の状況がわかりませんから、回答するにしても想像するしかありません



それよりも、質問者が 
設備を良く観察し 
仮説をたてて

その仮説でうまく説明できるか(仮説に矛盾するような事象はないか)を試行錯誤なさるのがよろしいでしょう

実力の向上が図れ、大きな財産になります
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この回答へのお礼

おっしゃる通りであります、当方このサイトでどうしても「甘え」がはいってしまいます。
ある程度は調べるんですがもう少しつっこんだ所に実力の向上があるんですね、ご指摘通り観察と思考が足りませんでした。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/21 23:03

ゴム手袋なしだとピリピリ感じるが、電圧計で計ると30V、という状況からみて、静電容量を介して誘起していると考えられます。


電圧計が無いときはもっと高い電圧になっている筈です。
従って工事をする時には当該幹線は接地をして行うのがいいと思います。ただし工事完了時に必ず撤去することを忘れないで下さい。

この回答への補足

ご忠告ありがとうございます。
安全第一ですね、工事をする時には接地をして行うようにします。
>静電容量を介して誘起
とありますが、どの電路からの誘起でしょうか?LBSでOFFにしてあるからLBSの一次側の高圧線からでしょうか?
あとできれば、なぜ30Vくらいなのか教えていただください、よろしくお願いします。

補足日時:2007/05/21 21:25
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