【お題】動物のキャッチフレーズ

年に数回3000m級の日本アルプスを登山する者です。登山にはカシオプロトレックの電子コンパスとシルバのオイルコンパスを所持しますが、シルバのオイルコンパスはオイルの中に気泡が出来て使い物になりません。保管も高温を避けて問題なかったと思います。買って1年もしないうちに気泡は15mm程度まで成長、名品と聞いていただけに残念ですが発売元(輸入代理店)に確認しても気泡は出来ます、仕方が無いことですの一点張り。ベテラン登山家の方、コンパスマニアの方にお聞きしたいのですがコンパスと言えばの名品を教えてください。

A 回答 (4件)

 夏の日本アルプスの登山道で本当にコンパスが必要になることはほとんどありませんから、あまり拘る必要はないと思います。



 私はコンパスマニアというほどではありませんが、常時少なくとも3個は所有しており、単独で山に入るときは必ず2個持っていきます。山行中に破損して往生したことがあったので。

 コンパスは北を指せば良い、とはいうものの、いつでもきちんと北を指すわけではないコンパスは実は多いです。
 私のコンパスコレクションにはいつでも必ずシルバのコンパスは2個はあるのですが、並べて置くと僅かにずれた方角を指すコンパスはけっこうあります。それは磁石そのもののせいではなく、オイルの粘度と指針の軸受けの精度などが絡むのでしょうが、数回軽く揺すってやると正しい北を指すものの、最初は僅かにずれた方角で止まってしまうコンパスは多いです。「正しい北」というのは"シルバと同じ方角を指す"という意味なのですがね。
 1度ずれると、1km先では20m近いズレが生じます。冬山などではけっこうシビアな数字ですね。安物の中には、静置するとヘタすると10度くらいずれた方角で平然と止まるモノもありますから油断がならないです。
 また、冬山など気温の低い時は、オイルが固くなって針がまともに動かなくなるモノもあります。

 そういう意味では、シルバはたいていの状況で安定して使用できる製品であることは間違いないです。
 ですから私はシルバは「名品」と思っています。

 とはいうものの、コンパスはいわば「消耗品」です。
 部屋に静置したままでしたら10年くらい平気で保つでしょうが、山に持っていくとザックの中で押されたり、筐体にストレスはどうしてもかかりますから。ある程度の当たり外れはどうしてもあるので、あまり高価なモデルは避けて安価なモデルをどんどん買い換えていく方が良いと思います。

 なお、コンパスをズボンのポケットに入れるのはやめた方が良いでしょう。
 ひとつは無くしてしまうリスクがあること。
 それを防止するためにヒモを付けてベルトに付けておく、という方法も場合によっては危険です。
 ジャケットのポケットに携帯電話を入れていて、そのストラップをそのポケットに付けていた人が、岩場で鎖場を通過するときにそのストラップを岩に引っかけてバランスを崩し、転落して亡くなった事故が過去にありました。身体に「ヒモ」を付けるのは極力避けた方が良いです。
 ヤブ山ならなおさらなんですがね。強烈なヤブの中では、ストラップで身体やザックに付いているものはいつ失っても不思議ではないですから。ましてヒモなんて。
 私なんて奥美濃のヤブ山で、ザックのヘッド部分をなくしたことがあります。休憩まで気づきませんでしたから。

 また、私は一度、100円ライターズボンのポケットに入れていて、雪渓で点灯したときにポケットの中のライターが割れ、その破片が大腿部に刺さって大出血、という事故を目撃したことがあります。

 なお、シルバコンパスの「コンパス以外の部分」はきちんとした使い方があります。といっても私もほとんど使いませんが。昔、高校山岳部時代は一応フルに使う方法を覚えたのですが、すっかり忘れてしまいました・・・
 ただ、シビアに現在地や進行方向を求めたい時など、地図上に直線を鉛筆で引くときは結構あるので、その時はシルバコンパスの定規部分は役に立ってます。

 まあ、日本アルプスの登山道を歩いている分には関係ない話といえばそうですがね。
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この回答へのお礼

コンパスにまつわる色々な話参考になります。消耗品という考え方は初耳でした。やはり名品シルバは不動ですね。

お礼日時:2007/06/10 18:14

コンパスを正確に使うには、地磁気の影響を受けないよう地上から離し、磁針が正確に作動するように水平にしなければなりませんね?水平にするには、私にはコンパス内の気泡が非常に役立ちますが・・・・・・・。

私にとって普通の平たいシルバコンパスは地図上での方位角を見たり、作図には、非常に使いやすいのですが現場で北0度を確実に固定して正確な方位角を見るには鏡、照準線のついているモデルか、スイスのレクタコンパスがお勧めです。特にレクタの上位モデルには、方位角をプリズムの原理で非常に正確に覗けるものがあって私は現場でこれを愛用しています。平たいシルバコンパスは上記の用途と非常用のスペアとして所持されたらどうでしょうか?
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専門家じゃないのですが・・・



私のシルバコンパスは、今のところ大丈夫みたいです。
(特別高いほうのものじゃないですけど)
時計のもしては行くこと多いですが、初期のものだし何度か測るとわずかにずれたりしますので、それほどの精度はないと思ってますので、あまり使いません。
私もあまりこだわらずにオリエンテーリングで使うような、一般用の回転盤つきの長方形のものでいいんじゃないかと思っています。

コンパスというと、地形図とセットと思ってます。
それにしても3000メートル級といっても普通は、道迷いも考えにくいので、コンパスを出して歩いてる人は少ないかもしれないです。
ただ、頂上や歩いてる途中であの山は何だ?
とか、途中の現在地確認ができると楽しいので、私は必ず持つようにしています。

使い方の要は、尾根なら尾根のピークや分岐点なら分岐点の角にまず立って、そこで目標物への方向にコンパスの左側面を合わせ、回転盤を回して回転盤の矢印を地図の北に合わせ、(地図から目標の方向と北を拾って)、後は胸の正面にコンパスを持ってきて、針が回転盤の矢印と重なるように体を動かし、すると正面のラインに目標物があれば現在地や目標物がわかるようです。
これを別の目標物でもやればなお精度が高くなるようです。

単に北を見つけるだけでは正確さは出にくいと思います。
また、地形図から記号や人工物や等高線がつかめて時々現在地確認をしてると、歩いていてその先がどういう風になっているのかがわかり、その通りの地形が出てくると現在地が完全にわかり、安心だし楽しいです。

話はそれましたけど、時計のは役には立たないですけど、一般的なコンパスでも滅多には壊れないと思いますし、さらに使い方に慣れれば楽しいと思いますよ。
これは3000メートル級でも低山でも同じ楽しみがあると思ってます。
余計な話になりましたけど、楽しい登山を・・・。
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>シルバのオイルコンパスはオイルの中に気泡が出来て使い物になりません。



不良品に当たったようですね。(^^
長年使うと気泡が出来、その内なかのオイルも無くなってしまう物もありますが、幾つか使用してきましたが通常ならば気泡は出来ても小さな物です。

>コンパスと言えばの名品を教えてください。

コンパスに名品も糞も無いでしょう。
方位(北)が正確に分かれば良いだけの物と思っています。
自分の登山スタイルに合った物を選べば良いと思います。
(但し、オイル入りの物は絶対条件ですが。)

昔、南アルプス深南部の藪山を地図とコンパス頼りで歩いていましたが、シンプルな物が私には使い易く感じました。
↓のような物に紐を付けベルトに結んで、本体はズボンのポケットに入れ歩いています。
シルバコンパスのコンパス部分のみような物です。
http://homepage2.nifty.com/opt-takigawa/mart/kou …

ホームセンターなどでも1000円以下で売られています。
シルバはメジャー部分が邪魔になり使いません。

地図とコンパスはすぐに出せる場所に入れ、持ち歩くのに邪魔にならないこと。
実際にそれが無いと歩けないような山を経験すると分かると思うのでは・・・私の参考意見です。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/opt-takigawa/mart/kou …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。気泡はコンパス円の60%なのでかなり大きいです。性能より小型で取り出しやすさを優先するのはとても納得できる意見ですね。参考にします。

お礼日時:2007/06/10 18:11

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