プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちわ。
外国人や移民・難民問題に関して、研究を行っているものです。
『外国籍住民との共生へ向けて』(現代人文社)、『在留特別許可と日本の移民政策』(明石書店)など、数多くの書籍を読み漁ったのですが、私が見つけたほとんどの本が、外国人の差別問題や、日本の難民認定数の少なさを、非難したものでした。

しかし、「全く正反対の意見が書かれた資料」にも目を通したく思い、皆様のお力をいただきたい次第です。
いわば「外国人は排除するべきだ」「国家は移民・難民を、むやみやたらに入国させてはならない」といった論調の資料です。

もちろん私が、外国人排斥主義、国粋主義といった思想を持っているわけではありません。

ですが現実的に考えてみれば、確かにむやみやたらに外国人や移民・難民を受け入れると、それに伴うデメリットというものも、生じてくるのではないかと私は思うのです。
“人道主義的”な側面から考えれば、ビザによる入国の制限や、難民申請者を無条件に収容することは、差別的で、あってはならないことでしょう。
しかし“国家の利益や発展”という側面から考えれば、貧しい移民や難民の方々をむやみやたらに受け入れると、社会的に弱い立場の人々が増大し、国家の社会福祉負担、われわれ国民の税負担も増大、そして、国家全体が衰退に向かうのではないかとも思います。

実際、フランスの内務大臣ニコラ・サルコジは、歓迎できる外国人と受け入れられない外国人を区別する『移民選別主義』を、発案しています。

もちろんデリケートな問題ですので、容易に何が正しいことなのかを判別することは、非常に難しいです。

それゆえ、様々な視点に基づいた資料から、多角的に考察していきたいと思っています。

私が探して探しても見つけられない「外国人は排除するべきだ」「国家は移民・難民を、むやみやたらに入国させてはならない」といった論調の資料をご存知でしたら、お教えいただきたい次第です。
といっても「優生学」のような、現実的な観点を踏まえていない極端な差別思想についての資料ではなく、国家が外国人・移民・難民の入国をコントロールすることによって、「いかに国家は自国の利益を追求しているか」が判明するような、そういった資料を求めています。

長くなってすいません、どなたかご存知でしたら教えてください。
よろしくお願いします<m(__)m>

A 回答 (2件)

昔、難民関係の資料を複数読んだことがありますが、あまり、批判する資料はなかったように思えます。

ただ、いくつか受け入れの問題点については書かれていました。

 ドイツの例を調べてみれば、難民の流入が国内経済に与える影響などで、反対の論調が見つかるかもしれません。
 ただ、ドイツの規制が他の先進国よりも圧倒的に緩やかであったことや、移動の関係で、難民が多数出た東欧や中東から移動しやすい先進国だったことも考慮した方が良いと思います。

 以下の資料は参考にはなるかもしれません(反対の論調とは違いますが)。

外国人受け入れ問題に対する提言(経団連)www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/029/honbun.html
『ドイツの外国人問題―教育の視点から―』木戸裕「レファレンス」平成18年11月号
www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200611_670/067003.pdf
外国人労働者問題に関する資料(厚生労働省)
www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/dl/s0510-5b.pdf
難民認定制度に関する検討結果、中間報告(入国管理局)
www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan13-04.pdf
難民認定制度に関する検討結果、最終報告
www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan13-12.pdf
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常に参考になりました!
どうもありがとうございます(^^)

お礼日時:2007/07/06 06:45

失礼。

禁止文字が含まれているのかリンク先に接続できませんでした。文書名で検索すれば見つかると思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!