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FXについてしらべています。FXは株式を現物で買うように、実際に購入した株が上がったり、下がったりするだけで、価値が変わるだけだと思うのですが、FXの場合は、10万円投資したら、マイナスになって借金することになることがあるのですか?ただ単に10万円の価値が目減りするだけなのですか?
業者のよくシステムがわかりにくかったので、分かる方よろしく御願いします。

A 回答 (1件)

FXは株式の現物とは若干異なります。


どちらかというと信用売買に似ています。

「証拠金取引」という言葉が示しているように、FX会社に納めるお金は「証拠金」であって外貨の買い付けに使用するお金ではありません。
簡単に言うと外国の通貨を買ったり、売ったりする「約束」をするだけです。

レート120円のときに1万ドル買う約束をします。
レート130円のときに1万ドル売る約束をします。

120円のときの1万ドルは12万円なので、1万ドル買うと-12万円。
130円のときの1万ドルは13万円なので、1万ドル売ると+13万円。

なので差し引き1万円儲かります。

約束をするだけなので、お金は要りません。
ただし、儲かる場合はいいのですが損する場合もあります。
損したら後からお金を払えばいいのですが、払わずにトンズラをこかれるとFXの会社は困るので、とりあえずいくらかのお金を最初に「見せ金」として用意することを要求されます。
1万ドルの取引に対して、いくらお金を用意しておけばいいかというのが「レバレッジ」です。

レバレッジ1倍の場合、1万ドルの取引に対して100万円の証拠金が必要です。
レバレッジ2倍の場合、50万円。
5倍の場合、20万円。
10倍の場合、10万円。
20倍の場合、5万円。
100倍の場合、1万円。

レバレッジはFX会社によって異なります。おおむね10倍~20倍が主流、最高で100倍までOKです。

レバレッジ100倍のところでは、1万円を見せれば1万ドルの取引ができるということです。
しかし、これはあくまで「見せ金」であって、実際の損益とは関係がありません。
たとえば1万ドル買い、10円為替が「損な」方向に動いてしまえば10万円の損失となります。
レバレッジ100倍だと1万円しか預けてないため9万円足りません。これは後から請求されます。つまり借金になります。
実際には強制ロスカット(マージンコール)という機能があるため、保証金を下回って借金ができるということはそれほど頻繁に起こることではありませんが、巨大なレバレッジで取引していると、相場の急変時にマイナスになってしまうということもありえますので、程よいレバレッジでの取引を心がけるべきでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変分かりやすいご説明で理解できました。
たすかりました。

お礼日時:2007/07/24 10:19

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