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貴族は目下の人に敬語を使う/使っていたことがあるのでしょうか?
使うことがあったとしても、それは特例で、やはり敬語は使わないのが一般的なのでしょうか。特例だとしてもその例があったかどうかだけでも知りたいです。
浅学なものでよくは知らないのですが、欧州でも丁寧な言い方はあるようなので、日本に限らず欧州も含めて教えて頂けると嬉しいです。
私は、日本の貴族と言うと何故か丁寧な言葉遣いであるイメージがあるのですが。

あと、妙な質問でごめんなさい。初めての質問なもので、色々至らぬところがあったり、カテゴリーが間違っていたらすみません……。

A 回答 (4件)

・・・・。


尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いが分かっていれば、
常識的に分かる疑問じゃないの?
特に丁寧語ってわかってます? 
ここまでは小中学レベルだけど、高校レベルまでいけば
尊敬語が天皇に対してのみ使われていたということまでは
知ってるはずですよ。義務教育+高校必修内容です。
国語と、古文を学んでないはずはないんだがな。
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この回答へのお礼

気分を害したようで申し訳ありません。敬語ではなく丁寧語と書けば良かったのでしょうか……それとももしかして昔は丁寧語も絶対目上の方にしか使わなかったのですか?もしそうならあなたに教えて頂きたいのです。常識だったらどうしよう……と不安です。
つまり質問したかったのは貴族は丁寧な言葉を使ったか、庶民に対して偉そうな言葉しか使わなかったのか、ということだったのです。重ねて申し訳ありませんでした。

お礼日時:2007/08/15 06:35

昔は貴族といわず、どんな片田舎の一般庶民や百姓でも、改まった席で丁寧語を使うことができず、また、いっぱしの口上を述べられなければ、一人前として扱ってはくれませんでした。

だから、貴族の使う言葉に皆が憧れたはずです。ということは、貴族は普段から、目上にも目下にも丁寧語を使っていたはずです。

その証拠に、今でも田舎で使われる方言のなかに、いくらでも古代の丁寧語が残っています。斬新な言い回しはいつも京の都で発明され、それが、百年2百年かけてゆっくり地方に広がって行きました。そして、例えば関東や東北にその丁寧語がたどり着いて定着した頃には、京都ではもうすっかり言葉がモダーンに変わっていて、それが、京都の昔の丁寧語だったのを誰も覚えていないようなことが、しょっちゅうありました。その結果、地方の言葉を、聞き慣れない変な言葉だと誤解した教養人もいっぱい居たと思います。

例えば、関東の田舎の「ソーダベー」とか「ソンダンベー」などは「そうであるべし」という言葉がちょっとだけ変化した立派な丁寧語です。また、「オメー」は「御前(おんまえ)」という大変丁寧な言葉だったのです。

この他に、方言の中で一見田舎じみた聞き慣れない、あるいは聞き苦しいと思えるような言葉の中に、いくらでも昔の敬語が残っています。祖父母や親戚や友人からそれらを聞き出して、どんな敬語からその言葉が変化して来たのか調べて見ると、ヲモシロイダナマエ、いや、失礼、ヲモシロイダナンタ。

ソリヂャドウゾオキバリオイデマッセ

(注)キバル=よく働く、よく勉強する
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この回答へのお礼

妙な質問に丁寧に、かつ興味深く答えて下さって本当にありがとうございます。
なるほど、推測すると目下にも丁寧語を使っていた可能性が高いのですね。方言に丁寧語が残っているなんて、すごく面白いですねー!しかし「ソーダべー」などがまさか丁寧語だったとは驚きです、方言って面白いですね。

見ると一般人のようですが、とっても参考になりました!一晩過ごしてから本当に変な質問をしたと後悔していたところだったので非常にありがたいです。こんな質問をした私を馬鹿にしないでくれて助かりました。カタカナの部分は馬鹿にしてるわけじゃないですよね?激励と受け取って、キバッテいきます!

お礼日時:2007/08/15 07:14

#2です。


勿論、励ましのつもりで書いたのですよ。

書物の中に書き残されていることは、どちらかと言うと普段起こらない珍しい印象に残ったものが多いので、古文書に書いてあることを鵜呑みにして、貴族や庶民の普段の生活を判断すると、とんでもない見当違いをすることがあります。そんなとき、まわりを見回してみるのも一考です。

貴方のように、本に書いてあることばかりでなく自分が今生活している中からふと疑問を持つことは、新しい驚きに巡り会えるかもしれませんので、大事なことだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
励まして下さっている内容で嬉しいです。ネットでこんな風に優しくされると、実生活にされたときより嬉しくなりますね。真ん中辺りのアドバイスはきちんと心に留めておこうと思います。

すぐに回答して下さったようですが、お礼の返事が遅れてすみませんでした。

お礼日時:2007/08/15 11:30

 今昔物語集、宇治拾遺物語集などの古典を読めば、高位の僧や貴族などの身分の高い人が、使用人や配下に丁寧な言葉使いをしているシーンがけっこうあります。



 この辺のセンス、現代ともあまり変わっていなくて、要するに上品な人は誰に対しても言葉使いは丁寧なのです。結論として、あなたの問いに対しては、上品な人は誰にでも敬語を使いましたし、下品な人は相手によって使い分けたでしょう、ということですね。
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この回答へのお礼

本意の捉えにくい私の質問に、的確な回答をありがとうございます。私がまさに知りたかったことが書かれていて本当に助かりました。

そういえば古典ではそんなシーンがありましたことを、今更ながらに思い出しました。それでもやはり人によりけりなのですね。なるほど、よく分かりました。
あと、あなたのお陰で調べ方も分かりました。欧州の方は自分で欧州の古典を調べてみようと思っています。がんばります!

専門家さん、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/15 11:37

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