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タイトルに書いてあったとおり
気象学者の人はどのような仕事をしているのか
教えてください
パソコンで調べて見ましたが
仕事内容が詳しく書いてある サイトは調べた限りありませんでした
どうか気象学者の仕事内容が書いてあるサイトを教えてください
よろしくお願いします

A 回答 (2件)

気象の研究には大きく分けて3つのスタイルがあります。



【観測】
ゾンデ(風船)を揚げて上空の気象を調べる(1日に何回もやると大変)、レーダーを設置・操作してデータを集める(よく故障するので対応が大変)、飛行機に乗ってサンプリングする(小型飛行機なので怖い)、山の上に測器を担ぎ上げてデータをとる(体力勝負)などなど。昔と違ってほとんどのデータがデジタル化され、設置さえすれば自動的に測れることが多いですが、その分データが膨大になり、計算機(パソコン等)を使った解析が必要になります。

【実験】
低温室での室内実験、化学分析など。実験室の環境は、時にはマイナス50℃ということもあり、何度も出入りすると体をこわす事があります。

【シミュレーション】
大気の運動や雨の降りかたを調べるコンピュータ・シミュレーション。計算用のプログラムは、場合によっては何万行もある膨大なものになり、1箇所でも誤りがあるとメチャクチャになるので、ものすごい神経を使うそうです。1つのミスを発見するのに何ヶ月もかかる場合も。

また研究をしている人たちには、いくつかの階層があります。

●大学院生
ほぼ1日中研究に没頭している。実際、日本の研究成果の大半は大学院生が担っている。ただし大抵は無給なので、極貧生活を強いられる。

●大学の教員
予算をとるための資料づくり、様々な研究会への出席、学生の授業や指導、学内の事務、研究会のコーディネートなどに忙殺され、研究時間を捻出するのが大変なのだそうです。大学院生の指導を通じ、間接的に研究する先生も(鵜飼の鵜匠のごとし)。

●研究所の職員
気象研究所、国立環境研究所などで気象の研究をしている。大学の教員ほどは雑用が多くなく、研究時間もそれなりに確保できると聞きます。ただし大学に比べると課題設定に自由度が少なく、国の政策によって決められた研究テーマを行うことになる。

●民間企業
独自の気象予測モデルの開発研究をしている会社もあるらしいです。ただし会社なので、すぐに役立つ成果が求められる。

具体的な研究者の実態は、気象学会ホームページ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/LINK/meteo-link.html

から各研究室をたどって下さい。日記のようなものを書いている研究者もいます。
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気象学者と限定する前に、理系科学者(大学教授など)の日常業務は理解されていますか?


単に研究分野が気象というだけで、他の地球物理学分野の学者(天文学者、地震学者、火山学者など)とそれほど違うわけではありません。

ただ、気象学といってもいろいろな研究内容と研究手法がありますから、
あちこち飛び回って観測やデータ収集ばかりしている人も、毎日研究室に閉じこもってコンピュータで計算ばかりしている人もいます。
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