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 ネコが水面をのぞき込み、水面下では金魚たちがそれをからかっているような感じの浮世絵が気になっています。国芳だったような気もするのですが自信がありません。
 題名と連作か何かなのか どこかの美術館で見られるものなのか どなたかご存じありませんか?

A 回答 (2件)

 下記URLの作品でしょうか。



 これでしたら確かに国芳の作品で、このURLでは「錦魚づくし百物語」になっているものの、最近通常は「金魚づくし」と呼ばれており、当の東京国立博物館でもそう表記するようになっています。
 確かにこれは何枚かのシリーズものになっていて、ぼくが観たものでは他に「玉や玉や」「さらいとんび」「いかだのり」「百物語」「にはかあめんぼう」「酒のざしき」があります。どんなものだったかはっきりとは覚えていませんけれど、どれもなかなか愛らしく且つ楽しい作品が多かったと思います。

 浮世絵の場合、極めてもろいために長期間の展示が出来ません。どこでも最長一か月程度で作品の展示替えを行っています。ですから常のこの作品を観られる、というところはないでしょう。
 そして、実に残念なことに、東京国立博物館では今年6月にこの作品を展示していました。今はもう出ていません。
 ただ、その前には2001年7月にも展示しており(それ以前6年程は展示なし、の筈)、ここの場合比較的年一回同じ時期に展示を行う作品も多いので来年の6・7月頃に登場してくる可能性はあります。このURLからたどると東京国立博物館の展示作品リストもありますので、これでチェックすれば無駄足、ということもないでしょう。

 ここ以外では個人とフィラデルフィア美術館所蔵のものしか観たことはなく、国内で所蔵しているところがあるかどうかは不明です。
 東京原宿の太田記念美術館でもここ6年間おそらく展示はしていない筈です。普通の浮世絵展示なら1,2回を除き全て観ていると思いますが。
 いわゆる「国芳展」もたまにあり、97年のサントリー美術館では何点か出てきていました。
 これも今判る範囲では予定されてはいないようです。96年に生誕200年だったため、この頃いくつかまとまって行われたせいもあるでしょう。

 取り敢えずは下記の画像でお楽しみ下さい。

参考URL:http://www.tnm.go.jp/scripts/db/flm/FD3.idc?Film …
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この回答へのお礼

 詳しくわかりやすい情報ありがとうございました。
連作なんて さらに気になります。
サントリー美術館の図録を探してみようかな。
丁度展示と展示の谷間のようで残念(やはり実物にはかないませんものね)
ではありますが、次のチャンスは逃さないように
したいと思います。
国立博物館のデータもこんな風に見られるなんて
知りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/10 22:33

歌川国芳の「金魚づくし 百物語」という作品だそうです。

おもしろい浮世絵ですね。

http://www.t3.rim.or.jp/~yoshimi-/POST-BROS/S09- …

によると、東京国立博物館蔵とのことです。
国芳の、「金魚づくし」という連作のうちに1枚のようですよ。

参考URL:http://member.nifty.ne.jp/ROM590310/sub03-1.html#●歌川国芳の金魚づくし(その1)
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この回答へのお礼

早速に回答いただきありがとうございます。
まさにコレです!
連作だったのですね。

お礼日時:2002/08/10 22:29

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