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日本人は,防災や防犯の意識が,ともすれば「お上」に頼る傾向になります。どうしても『公助』に傾きます。ところで,伝奇かもしれませんが,その原因が,太閤秀吉による刀狩りに端を発していると聞いたことがあります。近代の中央集権的な社会システムによる影響(依存)なのはわからないではないのですが,この伝承はいかがでしょうか。他に,何かそういう原因があればお教えください。

A 回答 (2件)

うーん難しい問題ですね。


しかし、日本の公助の歴史には、それなりの理由があります。
まず第一に日本は、地震・火山噴火・台風などの災害が良く起きるところであり、国土も狭いため地形が峻険で、水害も多く発生します。

どこかの大陸にある国なら、そうした災害を避けやすい場所もありますが、日本の場合、なかなかそのような場所がありません。また日本人は古来から米作で生活してきましたので、水害はさらに深刻な問題です。

そのため、日本ではかなり古い時代から水害対策が公費で行なわれてきたという歴史があります。またそれ以外の災害に対しても、どの時代でも比較的速やかに対応してきたように思います。(もちろん現代から見たらお粗末ですが)
また現代でも、例えば東京は世界の主要都市の中で、自然災害のリスクがダントツに高く、ニューヨーク・ロンドンなどに比べるとリスクが30倍になるそうです。

つまり、日本に住む以上、自然災害は避けることが出来ず、自然災害が発生するリスクを個人負担にすると結局社会が不安定になるために、そのような災害が発生する前提で昔から公共サービスというものが発達してきたのだと思います。

逆に災害に慣れている日本人のいいところも有ります。日本人は災害にあってもほとんどパニックを起しません。アメリカのカトリーナ台風を見れば分かるように、他の国では災害が発生した後は、治安が極端に悪くなり、復興が遅れたりスラム化したりするのが普通です。
しかし日本では、災害の自体が多いのに、治安が極端に悪くなることはほとんどありませんし、また復興も速やかです。
これは公助があり、市民の自助もあるからだと思います。
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近所の水田の水害に限ると、


水田は地主や領主のものです。小作は、米が取れなければ何か適当に食料を調達する(人足として土木作業や川の下流から上流に船を引いて上がる作業に従事)か、できなければ、人権を捨てて逃げ出すだけです。
地主や領主は、しぼれるだけ搾り取りますが、逃げ出さない程度に、甘くします。
だから、新田開発や災害復旧は、地主や領主が行うもの。
できなければ、小作を解雇(年貢や税金を取らないから出て行けと命じる)するだけです。
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