ショボ短歌会

「座頭市」なんかで、刀を逆手に持って戦うシーンがありますが、実際あんな風に刀を逆手に持った場合、戦えるのですか?
映画や架空の世界だけの話のように思うのですが、どうなんでしょうか。

A 回答 (4件)

映画のように乱戦の中で振り回してバッタバッタと…という事はないでしょうが、逆手の剣捌き自体は実際にもあります。



私の知る限りでは、主に居合・抜刀の技として稽古されています。逆手で刀を扱うのは、特に納刀(鞘に刀を入れる)の時には動作として自然なので、居合の各流派でも大なり小なり稽古されているはずです。抜刀の際に逆手で抜く型も、流派によっては実際にあります。
ただ、刀を抜いた状態で逆手に刀を持って構えるというのは、私は見た事がないですね。

抜刀の時に逆手で抜く場合は、下から抜きつけるように斬り上げたりそのあと刀を返して斬り下げたりしますが、実際に試し斬りしても普通に巻きわらを斬れます。また試し斬りしてみれば分かりますが、順手と比べてそれほど極端に近い間合いしか斬れないというわけでもないので、稽古さえ積んでいれば逆手でも人間を斬ることはできたでしょう。本当の斬り合いで逆手斬りを得意とした剣客がいたかどうかは、寡聞にして知りませんが。。。

個人的に思う事としては、逆手で物を普通に斬れるようになると手の内(刀の持ち方)が良くなるように感じます。逆手斬りが実戦的に有効かどうかは私には分かりませんが、逆手で自由に試し斬りが出来るようになると順手での刀扱いが一皮むけてうまくなる気がするので、少なくとも稽古の一環としては有効なのではないかと思います。
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用心棒で三船敏郎も刀を逆手に持って仲代達也を切りますが,


実際の型だってどっかで読みました.
アバンストラッシュなら良くやりました.
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日本剣術の友人から非常に特殊な場合のみ、小太刀で使う型があると見せてくれました。

室内など狭い場所で刀が抜けない場合、小太刀を左手で逆手に抜いて防御するというものです。
通常の戦いでではありえないでしょう。相手が通常にもち、こちらが逆手に持ってきりつけると刃先は自分の小指の方向にあります。相手には到達しませんが相手の剣はこちらに届いています。リーチでもスピードでも片手で持つためパワーでも利点がありません。
逆手に持つのは振りおろしが威力を発揮するナイフやダガーです。
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日本刀は基本的に「引いて切る」ものです。


料理するとき手前に引いて切りますよね。
人を斬ったことはありませんが(笑)
相当の力で押し引くような感じでないと不可能だと思います。
「座頭市」とかですと引いてないので切れ味がよければ
浅い傷をつけることはできると思いますが致命傷を与えるのは
不可能だと思います。
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