太宰治の少女一人称小説

太宰治の「待つ」という小説が気に入ったので、同じように太宰が少女一人称で書いた小説を探しています。
今のところ、「待つ」「灯籠」「女生徒」は読みました。もし他にもありましたら、教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： toko0503 回答日時： 2007/10/20 16:07

こんにちは

少女ではないのですが、24歳の女性が一人称で書いた
私が大好きな作品に「きりぎりす」というのがあります。
「おわかれ致します。………」で始まります。

参考まで

この回答へのお礼

『女生徒』とかを読んでいたので、少女というイメージが先行していました。
別に太宰の描く女性一人称ならなんでもかまいません。

『きりぎりす』ですか。冒頭、インパクトありますね。
読んでみます。回答ありがとうございました。

お礼日時：2007/10/21 08:43

No.2 回答者： tachan28goo 回答日時： 2007/10/21 17:47

　いづれも太宰の晩年の短編集ですが、『ヴィヨンの妻』（新潮文庫）から表題作の「ヴィヨンの妻」と「おさん」。

特に「ヴィヨンの妻」は「晩年の短編中での傑作である」と解説の中で記されています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83 …


　『グッド・バイ』（新潮文庫）から「饗応夫人」

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83 …

この回答へのお礼

予想よりも多く、太宰は女性一人称小説を書いているんですね。
特に「晩年の短編中での傑作」と解説される作品が女性一人称というところがスゴイ。
回答ありがとうございました。

＊＊

お礼欄ですが補足。
他に、女性一人称の『葉桜と魔笛』も先日読みました。

お礼日時：2007/10/22 21:35