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現在、機械系3DCADの研修中で、全くの未経験から始めて、1ヶ月半ちょっと経ちましたが、モデリングがコツが掴めなくて困っています。

たとえば、
ここのねじ穴は押出しの方が良いか、回転体の方が良いか。
フィレットをかけるタイミング、順番。
勾配をつけるタイミング。
など、あげればきりがないのですが。

何かコツがわかるような教材はありますでしょうか?
「この部品の形状はこうだから、こうゆう風につくったほうがよい」みたいな感じで、初心者向けの書籍はありませんでしょうか?

今使っている教材はソフトの使い方だけで、コツがわかりません。

何かご存知の方、お教え願います。

A 回答 (1件)

質問が漠然としているので、あまり明確には答えられませんが。


実は、設計という観点で、モデル作成を扱った書籍は
(私の知る限り)ありません。

なぜなら、それは設計者じゃないと書けないし、
それが書けるレベルの人なら、オペレータやインストラクタなんてやりません。

良いモデリングには、設計という観点が必要です。

どの寸法が大切か、形状にはどんな意味があるかを理解して、
設計変更がかかっても、変更が容易になるようにするべきです。

例えば角鋼管(STK400)で□100 t6 L200であれば、
どのようにモデルを造りますか?

スケッチで縦横の長さが等しい四角形を描いて、
エンティティフィレットで角Rをつけて、
エンティティオフセットで板厚をつけて、
それから押し出しなんてやっていませんか?

これだと、板厚や、鋼管の太さを変更する際、
スケッチを編集することになります。
このとき、後のフィーチャーとの間に幾何拘束があると、
収拾がつかなくなるケースが非常に多いです。

モデル作りにおいては、設計変更で、極力スケッチを変更しなくて良いモデルを心がけます。

この場合なら、
四角形を描き、2辺の長さが等しいという幾何拘束を与え、一辺の寸法を定義。
これを押し出した後、角Rはフィレット、板厚分をシェルで抜く
という工程が無難でしょう。

結果としてフィーチャーの数が膨大になっても、
1つのフィーチャーに持たせる情報は少なくすることが基本です。
フィーチャーで定義していることが増えるほど、矛盾も発生しやすく、
また、設計者はスケッチを変更することには、ものすごく抵抗があります。

個人的意見ですが、経験上、後で収集がつかなくなりやすいのは、
・回転
・スイープ
・ミラー
などがあります。
あるいは、リブなどのように、
複数のフィーチャーを組み合わせれば可能なものは
(たとえフィーチャーが増えても)組み合わせで考えましょう。

モデルを造るのは、設計が完了してからではなく、
変更があることを前提にしないと、
形は同じでも使い物にならないものになります。

参照ジオメトリや、幾何拘束の使い方を練習して、
設計変更が容易なモデル作りを心がけ、
ASSY上でモデルの作り込みを出来るよう練習しましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>どの寸法が大切か、形状にはどんな意味があるかを理解して
そうなんですよね。僕にはまず形状の意味が把握できてません。
フランジとかブラケットとか、何それって状態ですから。逐一調べて覚えているのですが。

>モデル作りにおいては、設計変更で、極力スケッチを変更しなくて良いモデルを心がけます。
>結果としてフィーチャーの数が膨大になっても、1つのフィーチャーに持たせる情報は少なくすることが基本です。
僕に教育してくださる方は、「できる限りステップ数を少なくしましょう。」って言っているのですよね。ステップ数が少ないおかげで、まさに修正が困難な状態に陥っています。
修正したらしたで、その後のステップで投影した線が無くなってエラーを起こしたりして、変更が大変です。
修正変更はしやすいほうがいいですよね。

やっぱり練習して慣れることが必要なのですね。

貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2007/10/26 21:52

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