激凹みから立ち直る方法

あまり小説には詳しくないのですが、無性に読みたい気分なので教えてください。

どん底まで落ちていきながらも、男をもがき愛し続けるような女の人が主人公で、
(主旨がずれそうですが、どん底じゃないと愛を感じられないようなマゾヒズム
的要素が入っていてもよいです)
人間の強さや弱さを感じられるような、
そんな泣けてくるような小説を教えてください。

「嫌われ松子の一生」は読んだのでそれ以外で、
あと今若い子に流行りのケータイ小説っぽいものもあまり好きではないので、
それ以外だとうれしいです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

自然主義文学の巨匠、エミール・ゾラの得意分野ですね。

大人向け長編小説で、けっこうまじめに読むのは疲れるかも。ただ、話の骨格がクリアなので、1行くらい読み飛ばしたって、状況が分からなくなることはありません。

「居酒屋」の主人公は、努力しても夫を支えても、報われないタイプ。

「ナナ」の主人公は、生まれが悪かったためにハチャメチャな性格に育ち、周囲の男を次々と地獄に巻き込んでいくタイプ。
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トマス・ハーディの「テス」は、まさにそのような小説です。


今では考えられない純潔の重さが、主人公の人生を狂わしていくストーリーです。
また、水上勉の作品には苦界に身を落としながらも純愛を貫くもの多いですよ。
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林芙美子の『浮雲』(新潮文庫)はどうでしょうか。


戦時中に仏領インドシナにタイピストとして渡った女性が妻ある男性と出会い、日本帰国後にも関係が続き・・・・
事務員だったのに落ちていく女性であります。

http://www.amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E9%9B%B2-%E6%9 …
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すごいタイトルの質問ですね!?^^;


ちょっと質問者さんの求めているものと違うかもしれませんが

私もゾラの「居酒屋」がお勧めです
ある女が、環境と生まれ持った性質とによって徐々に堕落していきついに悲惨な結末をむかえる自然主義文学の最高傑作。
これはもう文学の超最高傑作だと思います。貧困について、怠惰について、人生の報われない理不尽について、懸命さについて・・悪運について・・
レビューにも書いてありますが すべてが濃縮されてる感じです

あとは
フローベール・ボヴァリー夫人
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%83%B4%E3%82 …
チェ-ホフ・可愛い女
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81 …
とかです
映画だったらカミーユクローデルとか面白いですよhttp://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/314.html
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宮尾登美子の「陽暉楼」


土佐一の芸妓だった桃若が、一人の男を愛した為に不幸になって行く物語です。
漢字が多く、少し難解な印象ですが、戦前の土佐の花町が情緒豊かに描かれ、一読の価値はあると思います。
ちょっと品のない映画になってしまいましたが、(映画の好きな方ごめんなさい) 原作は、何度読んでも桃若の純粋さに胸を打たれます。
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シドニーシェルダンの「真夜中は別の顔」という小説


私は10年近く前に読みましたが、今でも印象に残っています。
どん底ドロドロ系をお探しなら読んでみてください。
先ほど検索してみたら、日本で2回ドラマ化されていたようなので
DVDが出ていたら見てみたいと思いました。
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