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ライトノベルのイラストについて質問致します。

私は中学生の頃よくライトノベルを読んでいたのですが高校受験の頃からは段々と読まなくなり、今では全く読みません。

ですが、職場にアルバイトに来ていた高校生とたまたまライトノベルの話になり懐かしさもあって書店のライトノベル売り場に行ってみました。

そこで、驚いた事がひとつ。私が読んでいた頃より、イラストのレベルが落ちているように感じたのです。

私はイラストに興味があり、自分では描きませんがお絵かき掲示板や他の投稿サイトを時々のぞきます。私見ですが現在のライトノベルのイラストは、それらのサイトに投稿している人たちの「中の中」から「中の上」くらいのレベルの絵と同レベルの絵が大半を占めているように思いました。

私が読んでいた頃のイラストレーターは小林智美、米田仁士、弘司、末弥純といった人たちで そういったイラストレーターの絵に魅かれて読んでいた面も多々ありました。

流行といってしまえばそうなのかもしれませんが、何か寂しい気持ちでもあります。

ここ十何年の間に一体何があったのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

あなたが読んでいた時代のライトノベルと今主流になってるライトノベルはだいぶ中身が違います。


なので求められている「画」が違うんでしょう。昔はわりと芸術的な画が多かったですが、今は真逆です。その違いじゃないですか。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

>昔はわりと芸術的な画が多かったですが、今は真逆です。

”芸術的な”の反対は”商業的な”だと思うのですが、”商業的”でもプロである以上高い技術を求められると思うのですが、、、。

お礼日時:2007/12/08 05:32

いやいやそういう意味で書いたんじゃないですよ。

言いたいことはNo1に書いたので理解していただければ。
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まず、昔のライトノベルズと今のライトノベルズが違います。


私も小林さんや末弥さんの挿絵の作品を読んでいましたが、彼らが担当している作品はもうライトノベルズというカテゴリーから外れています。
多分、もう一般書扱いに近いかと。
というのも、昔のスタイルだとライトノベルズを読む対象年齢が読めないからだと思うんですよね。
難しい単語が並ぶだけで読む気力を失う人もいる世代を対象にするなら、わかりやすい単語を交えたライトでポップなスタイルじゃないと駄目なんだと思います。
そんな作品に小林さんたちのイラストが似合うと思いますか?
それよりも模倣しやすさを含めた親しみのあるイラストの方が似合うと思いませんか?
今のライトノベルズというのはそんな状況だと思ってます。
活字離れ世代が読める作品づくりが今のライトノベルズに繋がっている気がしますね。
小説を読む、という中高生だったので気にせず普通に使う言葉や慣用句が全く通じず、思わず「どういう作品を読むの?」と尋ねたら今流行しているライトノベルズでした。
また、小説を書いている中高生のサイトにお邪魔したときもセリフ中心で行動や心理の描写に厚みがなく、今はこういうのが支持されているのか…と思いました。
中高生時代の自分でもセリフ中心の小説なんて考えられません(笑)
なので、こういう風に思っちゃうんでしょうねぇ。
今のライトノベルズは「小難しい小説が読めない人」でも読めるジャンルと思った方がいいんじゃないですか。
イラストを気にせず1度読んでみては?
もしかしたらツボにハマる作品もあるかと。
女性向けでいいなら須賀しのぶの「キル・ゾーン」シリーズをお勧めします。
女性向けとは思えない軍事小説です。
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この回答へのお礼

回答をしていただきありがとうございます。

>それよりも模倣しやすさを含めた親しみのあるイラストの方が似合うと思いませんか?

時代によって受ける画風が変わるのは理解できます。ただ、基本的な技術力の部分はプロとして変わってはいけないのでは、、、。

イラストではありませんが、たとえば”ドラえもん”は模倣しやすいキャラクターではあります。しかし、つけペンでよどみなく線を引く(特に円形)のには高い技術が必要と聞いた事があります。

お礼日時:2007/12/09 02:06

かつてのライトノベルはテレビゲームとかの影響が大きいジャンルで、読者もゲーム好きな方々とかがメインでしたから、いわゆるファンタジーものが多く挿絵もそういった路線が求められていたのです



実際ゲームのキャラデザやパッケージイラストをてかけられるイラストレータもいたわけですしね

しかしここ近年は萌え要素が重視されていて、内容もゲーム的なファンタジーからギャルゲーなどに見られるような女の子がたくさん出てくる路線が多くなってきているのです
挿絵も可愛い女の子が描ける。またはアニメ的な絵という部分が重視されてきているといえます

レベルが落ちているという意見ですが、イラストが上手い下手とかよりも、キャラクターそのものが重視されているんですよね

すごく絵の上手い方が挿絵を描かれたとしても、キャラクターが弱いと人気が得られないことは別に珍しくもない話です
これはライトノベルに限らずアニメはゲームでも同様です

もっともいまのイラストレーターの多くは必ずしも人気を得られているわけでもないですけどね
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この回答へのお礼

回答をしていただきありがとうございます。

>レベルが落ちているという意見ですが、イラストが上手い下手とかよりも、キャラクターそのものが重視されているんですよね

うーん、それだとキャラクターに魅力があれば絵の技術は下手でも良いという事になってしまうのでしょうか、、、。

"キャラクターデザインの能力”と”優れた描画表現技術”は、もう切り離されて考えられる時代になってしまったんですね。

お礼日時:2007/12/09 02:03

すでに皆さんがおっしゃられている通りだと思いますが、昔と過去では求められているモノが違うのでしょう。


私は現在も末弥純などが挿絵をしている小説もライトノベルも少し読みますが、あの絵が現在のライトノベルの表紙になったら、と思うと疑問符を浮かべてしまいます。
例えますと、中高生の女の子の淡い恋愛がメインの少女漫画に、こってこての男臭い劇画調の漫画家が絵を描くようなものではないかと……。
少女漫画も劇画もどちらもそれぞれ面白いものだと思いますが、深~い意図もないのに合わせてしまうのはいかがなものかと思うので(^-^;
いくら上手な絵でも、挿絵というのは内容(そして読者の求めているもの)にあったものでなければ意味がありません。
昔にくらべ、(小説の内容、質が落ちたと言いたいのではありませんが)ライトノベルが漫画と近くなった、ということもあるかも知れません。
ライトノベルの表紙をそのまま漫画のサイズにもっていったら、確かに漫画に見えそうですよね。

確かに現在のライトノベルのイラストレーターの中には「これでよく商業誌に……」と思ってしまう人もいますが、(末弥純などとは違う観点から)上手い人もたくさんいますよ。
芸術的でなくても、商業である以上高い技術を……ということですが、ラスコーの壁画と正確なデッサンを比べるようなものではないでしょうか(^-^; かなり極端な例えですが。
落書きのようにヘタクソに見えたとしても、自分の分からないところに実はそれなりの技術、もしかしたら芸術性も隠れているのかも知れませんよ。
今は村上隆の美少女フィギュアに何千万と言う値段がつく時代です。

一言でいえば、イラストレーターが下手になったというよりも、時代のニーズが変わった、となってしまうのでしょうね。やっぱり。

(余談ですが、私は『挿絵本の黄金期』と言われた十九世紀末から二十世紀初頭の挿絵画家たちの絵が大好きです。それから比べれば末弥純や小林智美や天野喜孝は「イラストレーターの質が落ちた」と言えるかも知れません。でも私はそうは思いませんし、彼らの絵も好きですよ)
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この回答へのお礼

回答をしていただきありがとうございます。

>上手い人もたくさんいますよ。

ただ、私はこう考えてしまいます。

プロで活躍するには少なくとも高い技術が必要である→高い技術は誰にでも手に入るわけではない→つまり人数が少ない⇒では、どうしてライトノベルのイラストと同レベルのイラストがネットにゴロゴロしているのだろう?

やはり”上手い”の基準そのものが変わってきたのかもしれませんね。

お礼日時:2007/12/09 02:00

時代の変化、ニーズの変化…と言うのもあるかも知れませんが、もう一つ。


この10年程度で、ライトノベルと言うジャンルそのものが大きく拡大している、と言う点はあると思います。

この10年間の間に、私が知っているだけでも、富士見ミステリー文庫、スーパーダッシュ文庫、HJ文庫、MF文庫J、GA文庫、ガガガ文庫、ルルル文庫、ファミ通文庫…などの新レーベルが出来ました。
勿論、市場の拡大そのものは悪いこととは言えないわけですが、そうなれば作家、イラストレーターと言うものも多く必要となります。市場規模の急拡大に対し、それを支えられるだけの実力を持った作家、イラストレーターの育成が出来ていない、と言う部分もあるのかも知れません。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。

>この10年間の間に、私が知っているだけでも、~

売り場に行った時 見慣れない文庫があるのには気が付きましたが、これほど多くの新規参入があるとは知りませんでした。

今回のことがあり、絵を描く友人にちょっと聞いてみました。友人はアナログ・デジタルとも使いこなしています。友人によると”アナログは様々な画材があり、むいている画材を見つけるのに色々試す。その過程で様々な知識や技術を自然と身につけていく事ができやすい。また比較的デッサンなどもきちんと勉強する傾向がある。ただし、長い時間がかかる。 それに引き換え最近は学校の美術の授業などは別にして、かなり早い段階からデジタルで描くという事が多いようだ。現在のラノベのイラストはほとんどCGで、CGはソフトや機具に慣れるのにある程度の時間が必要だが、慣れてしまえば大抵の人に「それなりに綺麗な絵」が描ける。また、様々な素材を利用しやすいので、アナログでの勉強を余りしない傾向があるみたいだ。しかし、「それなり」のままが多い。”

なるほどと思いました。しかしこれでは”それなりに綺麗な絵が描ける人が沢山いる”理由はわかっても、何故”それなりの絵”を出版社が採用するのか、つまりプロとして活躍できるのかの謎はわかりません。

ご指摘のように需要が多くなったので、"それなりに綺麗な絵”を採用せざるを得なくなったというのであれば納得できます。

お礼日時:2007/12/10 00:11

昔読んだ漫画で小林源文先生がこのようなことを書いておられた。


「エッ何!君がイラストレーターだって。笑わせるじゃないか。ただのマンガ。カットしか描けんでさ。イラストってのは一枚絵のことを言うんだ。マンガじゃない。絵だ! 線画とペン画は違うぞ。同じに見えるのは勉強が足りない。畠山君にもいっている。君はまだカットライターだとな。(後略~

イラストと思うから腹も立つとw

参考URL:http://www.genbun.net/making/index.html
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。

>~カットライターだとな。

なるほど。確かに"絵”なら何でもイラストと考えてしまうと、レベルが落ちたと感じてしまいますが、カットと考えれば納得しやすいですね。

お礼日時:2007/12/10 00:05

十年か…。

ライトノベルの腐りを感じ始めたのがフルメタの後位ですね。昔は山田章博先生や末弥純先生等がいましたが、素人目に見てもどうにも絵というものを学校で学んでいない人たちが書いているのだから、稚拙になって行きますね。ただ、恐らく多くの人が作品に気持ちはこめているのでどうにも言えないです。「萌え」はいらんです。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。

>稚拙になって行きますね。
>恐らく多くの人が作品に気持ちはこめているのでどうにも言えないです。

このままでは、そうなって行くのでしょうね。元ファンとしては寂しい限りです。

やはり、小説と挿絵の関係が昔とは変わってしまったのですね。

お礼日時:2007/12/10 00:04

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