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初めまして。初めて質問させて頂きます。

私は個人的に南米のフォルクローレと言う音楽が大好きなのですが、何となくそれが過小評価されている気がしてしまうのです。

Windowsのラジオステーションにもファドやフラメンコ、サルサのチャンネルはデフォルトで入っているのに、フォルクローレの専門チャンネルはデフォルトでは入っていません。たま~に「ワールドミュージック」のチャンネルで流れる程度です。

しかしフォルクローレは恐らく南米全土と言って良い位普及している音楽で、普及している広さで言ったらアメリカのロック、ジャズ、黒人音楽系に次いで普及率の高い音楽だと思うのですが、何故か評価があまり高く無いように思われるのです。

そこで質問なのですが、フォルクローレの評価が上がらないのは何故だと思われますでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。

ラテン音楽の愛好者です。

まず、ひとつの理由として考えられるのは、CDの生産率が低いことだと思います。南米の友人から聞いた話なのですが、経済的に発展途上な国々では海賊盤(違法のコピー盤)が多く出回っていて、フォルクローレが盛んなペルー、ボリビア、パラグアイなどの小国で活動するミュージシャンは新曲を発表しても全く売れず、容易にCDを作ることが出来ないそうです。市場の大きなアルゼンチン以外の国々のフォルクローレは他文化圏への進出が非常に困難で、注目度も低くなっているのが現状のようです。

その他に考えられるのは、フォルクローレの魅力のひとつであるスペイン語の歌詞にあるかも知れません。サルサのようなリズムが中心の音楽だと非スペイン語圏の人々でも楽しめますが、フォルクローレは歌詞を理解できない人々にとって浸透し辛いように思います。もし、スペイン語が今の英語のような存在だったら、決してマイナーな音楽ではなかったでしょうね…。

でも、近年はインターネットの普及によって音楽の国境が徐々になくなって来ていると思いますし、アイドル的人気のソレダッ・パストルッティ(Soledad Pastorutti、通称:La Sole)のような歌手がどんどん出てくれば、近い将来に新世代のフォルクローレ・ブームもあるかもな~と少し期待しています。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

やはり経済的な理由が大きいのですね。。。。。何だか悲しくなってしまいます。

歌詞については全く考えが及びませんでした!
私は基本「洋楽」から入った性質なので、歌詞が分からないのは「当然の事」だったのですが(笑)、確かにフォルクローレは生活と深く関係していると思われるので、歌詞は重要な要素ですね。

う~ん、でもなあ・・・・・

古いもので言うなら、例えばチリのバンド等’70年代ロック等と精神性も共通しているように思われるし、E・カブール等は「フォルクローレ界のパコ・デ・ルシア」とも言えそうな程の実力者なのに、「あくまでマイナーな音楽」としてしか扱われていないのはどうにも納得が行きませんね・・・。

大手レコードショップでも「ワールドミュージック」コーナーに僅か数枚のCDしか置いていないのを見ると(しかも大抵は古い録音の編集もの)、本当に悲しくなってしまいます。

私の欲しいCDはほとんど古いものばかりなのですが、以前手に入ったような物が現在は生産されていないと言う事も残念でなりません。まぁ、この辺は生産国等の事情もあるのでしょうが。。。。

アメリカもスペイン、ジャマイカ、ポルトガル、果てはトリニダード・トバゴの音楽まで流行らせたのだから、フォルクローレも是非流行らせて頂きたいのですけどね。

まぁネット系からのブームに期待しますかw

お礼日時:2007/12/22 23:30

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