「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

質問させていただきます。

前々から疑問に思っていたのですが、飛行機はどうして非常事態用に落下傘の様な装備を積んでいないのでしょうか?

 日航ジャンボ機墜落事故 などを見て、即墜落するような状況ではなくしばらく空で迷走している間に全員パラシュートで落下すれば全員とはいかなくても、一定の人の命を助けることはできたのではないかと思ったので、なぜ航空会社はパラシュートの標準装備をしないのかと疑問に思いました。

 搭載しないということは、飛行機からパラシュートで落下することが危険だからそうしないのでしょうか?(そもそも脱出できなければ死んでしまうのに危険もなにもないと思いますが)ご存知の方教えてください。

A 回答 (6件)

訓練も無い人がどんなにがんばって減速しても300Km/hぐらいの乗り物から飛び出してもまず死にます。


ましてやそんなにコントロールが効く状態なら、不時着できます。
巡航速度なんか800km/h以上だし、上空1万メートル以上です。
そこで飛び出してもまず死にます。

そして、航空機は軽さが命です。
ほぼ助からない脱出装置のために、重量増をすることは無いでしょうね。

なんかもっと良い画期的な脱出装置でもあれば良いのでしょうが、何百人分積むとなると、これまた現状は難しいのかもしれません。

ただ、現状無理だからと言って思考停止するのではなく、何かしらの方法は探ってもらいたい気もしますが・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

非常に分かりやすい解説をありがとうございます。そんなに簡単に飛び降りたりできないんですね!笑

私が考えた方法は飛行機の下が全部開いて乗客がバラバラいっせいに落ちていきシートの後ろから自動的にパラシュートが開くのなんてどうかなと思ったのですが・・・

お礼日時:2008/01/08 03:35

 ほとんどの航空事故は、離着陸時に集中しています。

滑走路の
位置を見誤ったとか、速度が足りないのに離陸体勢に入ったなど
高度がない状態での事故がほとんどです。

 あとは計器故障などで山に突っ込むこともありますが、この場
合は事故の瞬間までパイロットも事故の可能性に気づいていません。

 つまり、パラシュートを積んだところで、それを活用しようと
考えるような事態になることがほとんどないのです。例として日
航機の事故を挙げられていますが、あれは航空機事故としては
例外中の例外と言っていいでしょう。

 映画やマンガで「 制御不能に陥った、このままでは墜落する! 」
といったシーンが描かれますが、実際にはその手の事故はあり
えないと言っていいくらい少ないのです。たとえて言えば、自
動車に軍用機のような射出シートを導入すれば、橋からの転落
事故に役立つかもしれない、くらいの効果しかありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

飛行機にのっているとき安全とは分かっていてもなんか怖くなったりするときが大人になってもあるのでもし墜落しそうなときどうしたらいいのかって考えたらパラシュートを思いついたしだいですが、下の方々もちょっと難しいと言っていますので多分無理なのだと思います。なんとかいい方法がないかかんがえてみたいとおもいます。

お礼日時:2008/01/08 03:46

○金銭的問題


  パラシュート
  (高速の飛行機から降下訓練をしていない乗客を降ろすには、座席ごと
   カタパルト等で射出する必要があります。また飛行高度が高いため、
   数分間酸素吸入が必要となりますので、それらの設備も座席に附属す
   る必要があります)
  (高速な飛行機から射出すると、気流で射出された乗客が飛行機に激突
   する可能性があります。これを防ぐためにはソフト、ハードともに、
   技術開発を行わなければなりません。かなりの費用です)
  訓練
  (現在は乗務員のパラシュート訓練および、乗客の飛行中の避難訓練は行
   われていません。マニュアルの作成及び訓練の為の費用は危険を伴うた
   め高額になります)
○事故率
  飛行中の事故
  (そもそも、飛行機の事故率はかなり低率です<日本の交通事故死者との
   比較>。さらに航空機事故は離着陸時が多くなりますので、パラシュー
   トがあれば助かる可能性がある事故はかなり限られます)
   <航空機の事故率>
   http://allabout.co.jp/travel/airplane/closeup/CU …
   http://allabout.co.jp/travel/airticket/closeup/C …
   http://www.yozawa.com/flight/disaster/disaster.htm
   <交通事故の死者>
   http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY200 …
   http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu1/home.htm


上記をハード面、ソフト面の整備を行うと、現行の運賃の2倍~4倍ほどになる
といわれています。(金額の典拠は曖昧)
事故率が自動車事故より低い航空機の場合、運賃を倍にしてまでそれらの安全
装置を付けるべきか否か。という事になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど。やはりコスト的に難しいですね。航空券が3倍になったらほとんどの人が旅行できなくなってしまいますものね。自動車より安全ならまあ最悪の場合は運が悪いとあきらめるようにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/08 03:44

仮に積んでいたとしても、飛行速度が速すぎることや


機体から発生する気流がものすごくて飛行機からどび出すことすらできません。
訓練を積んでいないものは、飛行機から飛び出した時点で、その衝撃で
失神したり内臓破裂を起こしたりと絶命につながることになります。

スカイダイビングのかなりやり手でも通常はそんな速度では
ダイブしませんので、当然経験のないものには到底無理です。

ただし、アメリカ軍などの特殊部隊ではハイジャック・テロ対策で
ジャンボジェットからダイブする訓練はやるそうですが。

ちなみに、ジェット戦闘機に装備されているパラシュート付きの脱出できる座席がありますよね?
あの座席だけで1千万すると聞いたことがありますので、ジャンボジェット機には
装備はほぼ不可能だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

うーん、やはり座席を飛ばすのはむりですか。
確かにできたとしてもジャンボ500人ぐらい同時に屋根空けて飛ばさなくちゃならないですからもたもたしているおばあちゃんとかそのまま空にとばされちゃいそうですね!

お礼日時:2008/01/08 03:39

まず、軽飛行機にパラシュートを装備して、機体ごと降下させる装置はあります。


http://www.cirrusjapan.com/2300.html

さて、登場している乗客にパラシュートを装備しない理由として
1:亜音速手飛ぶ飛行機から、訓練もしていない人間を射出するのは不可能。
2:落下地点が安全地帯とは限らない。
3:ジャンボで500人を射出するには時間がかかる。
4:構造上、機体の構造が弱くなる。
5:墜落事故のほとんどは、離着陸時に発生している。

ジェット機からのパラシュート降下は不可能です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

へー!すごいですねその飛行機。こんなこともできるんですね。でもジャンボジェットとなるとこうもいかないんでしょうね・・・

お礼日時:2008/01/08 03:36

パラシュートは素人が扱えるような簡単なものではないです。



飛び降りて無事パラシュートが開いてもその半端ない衝撃で気絶あるいは死亡する可能性があります。

さらにその衝撃に耐えたとしても飛行機の場合、着地点は海です。

もし開いたまま海に落ちるとパラシュートが絡まり、溺死します。

そんな危険を客に押し付けるわけにはいかず、パイロットを信用するしかないとそういうわけです。

そもそも墜落は点検と警備をしっかりしておけば起こり得ないことです。

だからわざわざパラシュートのような危険とコストがかかるものは搭載しません。

緊急時にはマスクと救命胴衣というコストが少ない最低限の装備はつんでいます。


だいたい離陸前のわずかな時間でここまで教えられても覚えられませんしね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほどパラシュートは素人では簡単に扱えない代物なのですね。大変勉強になりましたありがとうございます。

お礼日時:2008/01/08 03:31

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