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よく、感動して興奮したときに、間違えて「感動で鳥肌が立ちました」と言われます。「鳥肌が立つ」というのは、本来不快感を表す言葉なので、これは間違った言葉の使い方であると、私も思いますし、このサイトで他にもこのことを指摘されている方がいらっしゃいました。そこで、「感動で○○しました」という感じで、「鳥肌が立つ」に代わる適切な言葉は何なのでしょうか。「しびれました」などは思いつくのですが、「鳥肌が立つ」くらいのすごみというか生々しさを表す言葉が何かないものか、なかなか考え付かずにおります。どなたか、適切な言葉をご存じの方、お知恵をお貸し願います。
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
感動で鳥肌が立つのは、どうやら私だけでは無いようです。
感動した時に鳥肌が立つのは、実験でも明らかになっています。恐怖に直面した時と同様に交感神経が刺激され、身体が緊張状態になるようです。感動による刺激でも、結果として交感神経へ似たような信号が入力されるのではないでしょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/katsuji/news/nihongo/01 …
再度のご回答ありがとうございます。
参考サイトも拝見しました。まさに、私が疑問に抱いたようなことに対する研究ですね。ありがとうございます。
ただ、私が問題にするのは、そういう生物学的な観点からの意味ではなく、国語文化として、「鳥肌が立つ」という言葉がどういう場合に用いられるのかということです。例えば、俳句で「さんまが秋の季語である」とか、「小春日和が冬の季語である」(でたらめに言いました)などというように、ある言葉が日本語ではどういう場合に用いられるものとされているか、であって、さんまの生態が実際はどうとかいうのとは別なものです。参考サイトでも、TBSアナウンス部では「鳥肌が立つ」を感動したときに用いる言い回しをしないように注意を促した、とあり、私と同じ立場に立つものと思います。どうぞその点をご理解ください。
ご意見と参考サイトは、大変参考になりました。ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
なんとなく、難しく考えすぎて言葉の「本質」を忘れているような気がします。
「鳥肌が立つ」は「身の毛がよだつ」とも言い換えられますが、強い衝撃を受けた時に全身が「ゾクソク」した感覚に襲われる事からこういった言葉が使われる様になったのだと思います。
「ゾクソク」するを言い換えれば「ぞっと」するになると思います。
「ぞっと」する程の男前、「ぞっと」する程の美人等の言い回しが有りますので、「感動の余りぞっとしました」で良いのではないでしょうか。
ご回答ありがとうございます。
>「ぞっと」する程の男前、「ぞっと」する程の美人等の言い回しが有りますので
それは初耳でした。私の直感では、病的な印象を受けますが。「はっとするほどの美人」なら聞いたことがありますが。「感動の余りぞっとした」ですか、ちょっと使うかどうか思案してみます。いろいろ考えてくださり、ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
大分前NHK教育の「ことばおじさんの納得日本語塾」という番組(武内陶子と梅津正樹アナウンサー)でやはり「鳥肌が立つ」は感動した時に使うのは間違いであると言っていました。
この使い方が正しいという人はほとんど若い人だろうと思います。
はっきり言って若い人達の日本語は今滅茶苦茶ですから。
そしてそれに気付いていません。
たとえばよく聞く間違い言葉に「全然大丈夫です」
全然というのは否定文に使われます。
そういわれば、鳥肌が立つに代わる言葉で生々しい表現てあまり思い浮かびませんね!
感動のあまり身が震えた、感動のあまり言葉を失った、
あまり思い浮かばないということは感動しすぎると言葉には表せないということでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
ご同感の方のご意見を得て、安心しました。
>この使い方が正しいという人はほとんど若い人だろうと思います。
その傾向はありますね。正しく言葉の意味と使い方を学んで身につけて頂きたいと思います。
>そういわれば、鳥肌が立つに代わる言葉で生々しい表現てあまり思い浮かびませんね!
そうなんですよ。これだけの回答数を得て、いまだにしっくりくるのがありません。
>あまり思い浮かばないということは感動しすぎると言葉には表せないということでしょうか?
そういう落ちにしておきましょうか(笑)。いろいろ考えてくださり、ありがとうございました。
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No.8
- 回答日時:
> 正しい言葉の使い方というものは、やはりきちんと守って使うべきだと思います。
う~ん、「守る」と言っても、一体何を守るのか‥。
これは文法ではなくあくまで表現上の問題ですから、国語の偉い先生がこうと言ったら皆が右に倣うべき性質ものでもありません。大切なことは、的確に意味が伝わることだけだと思います。言葉の表現は本来自由なものです。
「鳥肌が立つ」に代わる言葉についてですが、他の回答者の方が出されていない例では、次のようなものがあると思います。
「背筋がゾクゾクする」
「胸が踊る」
「胸が踊るワケねぇだろ!」と言われると正直困るんですが、こうして見ると「鳥肌が立つ」というのは、一種の比喩的な表現と言えるかもしれませんね(現実に鳥肌が立つ場合もありますが‥)。
祇園精舎の鐘のこゑ、 諸行無常のひびきあり
これなどは、実際には鐘が「諸行無常~♪」などと言ったりはしない訳ですが、これが世に出た当時、「間違った言葉の使い方だ!」という議論が持ち上がったかどうかは、私は知りません ( ^^;
再度のご回答誠にありがとうございます。
私の意見は、No.7さんへのお礼に書いた通りです。
>う~ん、「守る」と言っても、一体何を守るのか‥。
日本語の文化です。長い時間を掛けて築き上げられてきたものを、無視するのはいかがなものか、という思いです。「『鳥肌が立つ』というのは、元は気持ちが悪いことに対する言い方だよ」という先人の意見を、無視して正反対の使い方をするのはいけない、という思いです。
「背筋がゾクゾクする」「胸が躍る」など、意見を出していただき、ありがとうございます。これまでのところ、「鳥肌が立つ」にぴったりと代わり得るものは、(あくまでも私の主観では)見当たりませんね。それで、「感動で鳥肌が立った」という言葉がつい口をついて出るのかもしれません。
また、比喩的な表現について述べられていますが、私は別に、「諸行無常~」が間違った使い方だとは思いません。
いろいろありがとうございました。参考にさせていただきます。
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No.7
- 回答日時:
私もANo.2さんの意見と同じです。
「鳥肌が立つ」というのは身体的現象を言い表しているわけで、この言葉を表現として使うことばかりを優先することによって、事象を説明する言い方をわざわざ考えなくてはならないのはナンセンスです。
そしてどちらかといえば、寒さや嫌悪感によって「鳥肌が立つ」ことは、むしろ当たり前であり、感動という対極に位置するもので生じる「鳥肌が立つ」のほうが、表現として見た場合、説得力があるように思います。
言葉というのは道具です。ハサミを買ってきて、そのハサミに「紙切り用」とシールが貼られたことで、それ以外の用途に使えなくなるのはいかがなものでしょう?
勝手にシールを貼り付けた人の意思を引き継ぐ必要はないように思います。
まったく違う使われ方をすれば、私も「間違っている」と頷きもしますが。
ご回答ありがとうございます。
基本的な認識が違っているようですが、「感動して鳥肌が立った」を正しい使い方だとお考えでしょうか。そこが違うとお思いなら、いくら議論しても終わらないと思います。
>言葉というのは道具です。
一理ありますが、言葉にはどういう状況の中で使われるかが限定されているものもあります。取り返しの付かない失敗をして「冷や汗をかいた」と言うのは正しい言い方でしょうか。
(危うく大きな失敗に至らなかったときに使う言葉ですよね)
話を戻して、「鳥肌が立つ」というのは、元は気持ち悪いものを見たときなどに発しているはずです。それを、快い感動を得たときにも使うのは、国語文化として間違いであると言ってしかるべきではないでしょうか。中には、言葉の誤用がそのまま定着していくものもあります。しかし、現時点で、生きている人間に「違和感がある」と思われる表現は、やはりどちらかと言えば間違いと指摘することは、自然な行為だと思います。長くなりまして済みません。
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No.5
- 回答日時:
鳥肌が立つ というのは、心の状態を表しているのではなくて、
実際の身体の変化を表現しているだけなのですが、逆に実感として生々しく感じるのだと思います。
単なる比喩でない、実際の身体の変化としては、
涙が止まらない。腰が抜けた。動けない。
汗をかく。鼓動が聞こえる。
とかでしょうか。
鶏冠が生える と言う人もいます。
ご回答ありがとうございます。
いろいろ挙げていただき、ありがとうございました。それらを「感動で」につなげてみましたが、「鳥肌が立った」とは少し違う語感のように感じます。「鶏冠が生える」なんて言い方があるんですね。勉強になります。ありがとうございました。
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