dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

こんにちは。マイルに関する質問です。初心者です。今度、ルフトハンザ航空を利用してドイツへ出かけます。チケットのクラスはVです。このタイプであれば、ユナイテッド航空へのマイル換算が100%になるということだったので、ユナイテッドのマイルを貯めるつもりでいました。しかし、基本的に陸マイラーになる予定なので外資系のUAではなく、ANAのほうがマイルは貯めやすいのかと思いはじめ、ANAへのマイル換算率を調べてみました。すると、70%の換算率でした。UAorルフトハンザで一万マイルを超えていたマイルは、ANAに貯めると8000マイル弱にしかなりません…

今後のことを考えて、マイルがたまりやすいANAにするか、それともマイルが100%つくUAに貯めるか、どちらがいいのか、アドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

 今後のご旅行の計画や交換したい特典航空券の内容次第ですが、「無難な選択」ということならANAマイレージクラブへの加算をお勧めします。

理由は以下の通りです。

1. 搭乗以外でマイルを貯める場合、ANAマイレージクラブの方が貯めやすい
 ユナイテッド航空の"Mileage Plus"は、外国航空会社のマイレージプログラムとしては日本国内でも提携企業が多い方です。クレジットカードも「マイレージ・プラス《セゾン》」という、これも外国航空会社では最も好条件のカードを用意しています。それでもANAマイレージクラブ(以下AMC)には提携企業数でかないませんし、クレジットカードもANAカードの方が何かと有利です。
 今回のご旅行でMileage Plusにマイルを加算すれば確かに1万2千マイル近く貯まりますが、それだけでは特典航空券に届きませんから積み増す必要があります。その分がどれくらいあるかです。
 例えば狙っているのが日本国内往復の特典航空券(Mileage Plus, AMCとも1万5千マイル)で、あと3千マイル積み増せば済み、特典航空券に引き換えた時点でMileage Plusは清算しAMCに乗り換える、というところまで目処が立っていればMileage Plusに加算した方がよいでしょう。
 一方、狙っているのが例えば日本-北米往復の特典航空券(Mileage Plusでは6万マイル、AMCは5万マイル)で、残りの大部分を搭乗以外で稼ごうとしているならAMCに加算した方が有利です。今回のご旅行で3,600マイル(30%)ほど多く稼げた分など、必要マイル数の差で消し飛んでしまいます。

2. 特典航空券に必要なマイル数はMileage Plusの方が一般に多い
 行き先により異なりますが、特典航空券に必要なマイル数はMileage Plusの方が一般に多く設定されています。例えば成田からソウルに行く場合、AMCでは「日本-韓国」の扱いで1万5千マイルですが、Mileage Plusでは「北アジア内」の扱いで2万マイルです。加算率が100%対70%であっても必要マイル数の差で大半が相殺されてしまいます。
 上で述べた日本-北米往復の例についても同様です。今回のご旅行の加算については3,600マイル分ほど有利ですが、必要マイル数で1万マイルの違いがあります。今後もしばらくは搭乗でマイルを貯めるおつもりならMileage Plusの方が有利ですが、残りの大半を搭乗以外で貯めるならAMCに貯めるべきです。
 なお全ての区間でそこまでの差があるわけではなく、例えば日本国内線(往復)はAMCでもMileage Plusでも1万5千マイルですし、日本-中国も2万マイルで横並びです。希望される特典航空券に必要なマイル数を、AMCとMileage Plusとで比較されることをお勧めします。

3. Mileage Plusのマイルは「実質無期限有効」だが、期限の延長は意外に面倒
 Mileage PlusがAMCに対して優る点として「マイルが実質無期限有効であること」が挙げられます。Mileage Plusのマイルの有効期限は「最終の加算または減算から18か月(*1)」と定められています。18か月以内の間隔で何らかの加算を行えば実質無期限ということですが、これが意外に面倒です。Mileage Plusは国内の提携企業がそう多くなく、少しだけマイルを加算する方法で万人向きのものがなかなかないためです。提携クレジットカードを利用すればこの問題は解決しますが、そのためだけにカード年会費を払うのは得策ではないでしょう。
 ただし「AMCではマイルの有効期間の3年以内に、希望の特典航空券に足るマイルが貯まらない」という場合にはMileage Plusが再浮上します。この場合は「陸マイラー」であったとしてもAMCは断念し、Mileage Plusで貯め続ける方策になります。マイレージ・プラス《セゾン》カードを作って貯めることになるでしょう。

4. まとめ
 以上を勘案しますと基本的にはAMCに加算するのが得策と判断されます。Mileage Plusに加算した方が有利なのは、以下の(A)~(C)の条件を満たす場合に限られるでしょう。
(A) 引き換えたい特典航空券がはっきりしている
(B) Mileage Plusでその特典航空券に必要なマイル数はAMCと同じか少ない。あるいは多いにしても加算率の差で補える範囲に収まっている。(今後もしばらくは搭乗中心でマイルを稼ぐ場合も含まれる)
(C) 必要マイル数まで18か月以内で貯める見込みがある。または18か月以内の間隔で何らかのマイル加算を行う目処が立っている
 
 私自身は実は、AMCとMileage Plusを掛け持ちしてマイルを貯めています。メインとしているのはAMCで、クレジットカード利用分もこちらに貯めています。Mileage Plusはサブとして、ユナイテッド航空搭乗分と、それ以外のスターアライアンス会社の包括運賃での搭乗分のみ貯めています。ユナイテッド搭乗分はボーナスマイルが目的で、一方の包括運賃はAMCに貯めると50%にしかならないためです。

*1 延長幅は以前は36か月だったが、昨年から18か月に短縮された。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。大変助かりました。Umadaさんのアドバイスどおり、AMCに加入することにしました。

お礼日時:2008/02/07 09:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!