No.9ベストアンサー
- 回答日時:
ちょうどこちらをを読みはじめたところです。
■毒味役/ピーター エルブリング /ハヤカワ・ノヴェルズ
舞台は中世イタリア。貧しい農夫ウーゴがひょんなことから領主の毒味役を務めることになります。
領主はイヤなヤツで敵も多く、いつ食事に毒を盛られるか判らない。ウーゴはその状況を
持ち前の「頭」と「舌」で切り抜けていく・・というミステリー調エンターテインメントです。
知恵を絞りながら危機を乗り越えていくという物語り自体も面白いんですが、
領主の食卓に並ぶ贅沢な料理、当時の香辛料・食材の仔細があちこちに散りばめられていて
食いしん坊にはたまらない一冊です。
参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …
食いしん坊でなくても楽しめる本のようですね。とても面白そうです。
久しぶりに本屋へ行く意欲がわいてきました。あてもなく本を探して、それが楽しい時とうんざりして本屋を後にする時があるのです。最近はうんざりする傾向だったので本当に本屋へ行くのが楽しみです。
ご回答ありがとうございました。
No.18
- 回答日時:
はじめまして。
半年ぐらい前に出会ったのですが、恩田 陸の「常野物語」。異能の種族というか、特殊な能力をもった人々が世間とときには時の体制とのかかわりを通した優しく、悲しい短編を集めたものでそれがエンディングに向けて流れていく・・・みたいな内容だったと思います。読後はとても爽やかな心持ちになりました。あと、最近読んだので面白かったのは、石原 慎太郎の「東京の窓から日本を2」、「弟」、「亡国の徒に問う」、田口 ランディの「アンテナ」あと、久々に最新刊がでた魔夜 峰央「パタリロ 74巻」(笑)かな。(高校時代からなぜか読んでしまっているので今更やめられない、まあ結局すきなんですが・・・)とりあえず・・ですが常野物語は続編、シリーズものを心待ちにしている作品です。ご参考までに。ではでは。この回答への補足
たくさんの本をご紹介下さいましてご回答下さったみなさんありがとうございました。
秋の夜長に読書を楽しむつもりで、つい徹夜して読んでしまうほど面白い本に巡り会えたことは喜びでした。
ポイントは皆さん全員へ差し上げたい気持ちです。
今少しずつ読んでいる「毒味役」をご紹介下さったtartempionさんに20ポイントを、「どんとこい!超常現象」が、どのような内容なのか楽しく想像させて下さったeleさんに10ポイントを差し上げたいと思います。
ご回答を本当にありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。
●「常野物語」これはまだまだ続くのでしょうか。長生きをすることはつらいことなのだなあとしみじみ感じた本です。
●「石原慎太郎」の本ですか。手に取ったこともなかったですがそんなに面白かったのですか。今度読んでみよう。
●「アンテナ」これは面白かったです。次作が待ちどうしいですね。
●「パタリロ」自分で笑ってはだめですよ。というより僕は笑いませんよ。うちの奥さんも集めています。だから笑えません。ははは。(あら。思わず笑ってしまった。)男性であるマライヒが子供を生んだのでしたね。すごい発想だなあ。
初めてのご回答に選んでいただけて光栄です。
どうもありがとうございました。
No.17
- 回答日時:
eleです。
たまたま昨日の夜TVでトリックの映画のCMを見て『どんとこい!超常現象』と書いたのですが、恐ろしいことに書店に並んでいたそうです。(ウチの相方より報告あり)
すいませんが、実物があっても読む気にはなれませんので、報告は勘弁してください。
『鏡の影』は入手困難のような気がしますが、デビュー作『バルタザールの遍歴』(第三回日本ファンタジーノベル大賞受賞)、『モンティニーの狼男爵』(光文社文庫)、『1809』は文庫になってますので比較的入手しやすいと思います。
ポケミス=早川ミステリーです。携帯に便利なのですが、最近はハードカバーより高いのが難点となっています。(ハードカバーででるとさらに高くするんでしょうけど)
●『どんとこい!超常現象』本当にあるのですか。ははは。折角だから感想を聞きたかったなあ。しかし勘弁しましょう。僕もあまり読みたいと思いません。でも感想を聞きたかったなあ。(嘘?)ははは。
●『鏡の影』は入手困難なのですか。どこかで巡り会えることを祈って気長に探します。『バルタザールの遍歴』『モンティニーの狼男爵』を探してみます。
●ポケミスはやはりそうでしたか。どうして1000円以上するのでしょうね。翻訳物だからでしょうか。ハードカバーになると4000円ほどの価格設定になるのでしょうか。もしそうなったら購入しないでしょうね。他の本を買います。
新しい本の情報を、ありがとうございました。
No.16
- 回答日時:
佐藤亜紀 『鏡の影』 ビレッジセンター出版局
実際はヨーロッパ取材旅行のエッセイを読んでいる途中なのですが、小説のほうがお薦めなので。某作品が芥川賞候補になった直後に絶版にされたという(詳細は復刊された本のあとがきに書かれています)作品です。
よく読み返すのは小林信彦、ポケミスのいくつかのシリーズものです。
最近読み返して面白かったのは
柳家小三治 『ま・く・ら』『もひとつ ま・く・ら』講談社文庫
です。高座で落語をやる前のふりの話を集めたものですが、本編のはなしより面白いです。
いま読みたいのは上田次郎教授の『どんとこい!超常現象』です。(嘘)
漫画だけじゃなくお互いに普通の本も読んでますねえ。はは。
●『鏡の影』この作品は知りませんでした。いわくありげな本ですね。興味深いです。探してみよう。
●「小林信彦」は映画化された作品を観た気がします。「紳士同盟」の原作者でしたか。自信なし。「ポケミス」は、ポケットミステリーですか?エラリー・クィーンの「ドルリィ・レーンシリーズ」等の。そうだとしたら僕もたまに読み返します。結末はわかっているのですが頭休めですかねえ。箸休めのような存在かなあ。
●『ま・く・ら』『もひとつ ま・く・ら』肩のこらない本なのですね。面白そうです。探してみます。
●『どんとこい!超常現象』これは、読んだら報告して下さい。購入する目安にしたいですから。(嘘)
ははは。
色々と面白そうな本をご紹介下さってありがとうございました。
※報告も待っています。(嘘?)
No.15
- 回答日時:
Acceptさん、こんにちは。
私の質問にご投稿下さったお礼と言っては何ですが、今までに出ていない本と作家をカキコしますね!1)松浦利英子 「親指Pの修業時代」:
少しエッチな設定なのですが、登場人物の盲目の男の子のように無邪気に人とお友達になれる感覚が羨ましかったです。こうしたいという願望はありませんが・・・。
2)住井すえ(文字変換ができませんでした)「橋のない川」:
イッキに行きましたねー。全巻文庫本でも6巻くらいありましたが。
3)山崎豊子 「女系家族」:
東京出身の私には、船場という地域の独特な言葉使いや文化が珍しかったです。この人の作品は全て気に入っています。
4)有吉佐和子 「悪女について」:
お嬢さんの玉緒?さんには興味はありませんが、有吉さんの作品は殆ど読んでいます。一時期ハマりました。
5)筒井康隆「わたしのグランパ」:
こういう祖父がいたら楽しそうです。
6)水村美苗「私小説 from left to right」:
アメリカで生まれ育ったAcceptさんだからこそ、この小説をお勧めします。これを読むと、結構考えさせられると思います。これは英語と日本語が混在しているバイリンガル小説です。
7)大沢在昌「新宿鮫シリーズ」:
これもはまっている連載ものですが、心が乾いている時に読みたくなります。
8)天童荒太「永遠の仔 上下巻」:
テーマは重いのですが、幼児虐待について心理学の面でもよくリサーチしているのが伺われるので、そういったことに興味があると面白いかもしれません。
9)海老沢泰久「美味礼讃」:
フイクションなのですが、日本にフランス料理を持ち込んだと言われる辻静雄さんのお話です。元気になりたい時に読みます。
10)矢野徹「カムイの剣」:
子供の頃、夢中になって読みました。大人になってからも、読み返したい作品です。
Acceptさんのご興味を引くようなものをご紹介できているかわかりませんが、他にも思い付いたらカキコしますね!
KONEKO4さんこんにちは。わざわざありがとうございます。最近面白い本が見つからなくて困っていたのですよ。
●「親指Pの修業時代」すごい本をご紹介下さったのですねえ。はは。少しエッチな設定ですか。そうですね。うーん。少しかな?ははは。この本は面白い本ですね。
●「橋のない川」これは重い本ですね。一気に読めましたか。僕は少しずつしか読めませんでした。
●「女系家族」これは読んだことがないです。船場言葉ですか。興味がありますね。今度探して読んでみます。
●「悪女について」この作家の本は幕末に興味があった時期に「和宮様御留」という作品を読んだ記憶があります。あれ。違うかなあ。自信なし。
●「わたしのグランパ」近所にこういう方がいると面白いかも知れません。しかし、自分の祖父だったら…。
●「私小説 from left to right」ははあ。なるほどねえ。うーん。僕自身はあまり排斥されているように感じたことはなかったですが。そうだなあ。南部に1年ほど住んだことがありましたがあの時は確かにきつかったですねえ。
●「新宿鮫シリーズ」僕は舟戸与一の方が好きですがこの作品も読んでいます。心が渇いたときに読むのですか?
●「永遠の仔 上下巻」これは一気に読みました。興味深かったです。
●「美味礼讃」気楽に読める本なのですね。これも今度探して読んでみよう。
●「カムイの剣」これも読んだことがないです。夢中になって読まれたのですか。興味深いですね。探してみよう。
たくさんの本を御紹介下さいましたことを感謝いたします。
※また思い出したときに教えて下さいね。
ご回答ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
著者で選んでしまうのらくまです。
塩野七生:地中海世界の歴史もの
きっと一生かけての愛読書だと思います。
新田次郎:山岳小説
今、はまりにはまっています。
三浦綾子
去年の2月~5月にはまりました。
おかげで塩狩峠にも3月にいきました。
アガサ・クリスティ
通勤の時間つぶしに最適です。
今はそんな感じです(^^)
涼しくなってきて、読書が楽しいですね。
好きな作家の本を選んでいけばあまりはずれがないですね。
「塩野七生」の本は全て持っています。同じく一生の愛読書になるだろうと思っています。
通勤の時間つぶしの読書は他の回答者様も仰っていましたが、良いアイデアだなあと思います。電車やバスに乗ってただ時間を潰しているよりも有意義に過ごせますね。
涼しくなって読書が楽しいのですが、なかなか夢中になれる本を探せ出せなくて困っていました。
ご回答ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
C. S. ルイスの「ナルニア国物語(ライオンと魔女)」全7巻の4巻目
「銀のいす」を読み終えたところです。
言わずと知れた、今世紀最大のファンタジーです。
大学時代、英文科の友人から「すごい物語だから、絶対に読んで」と薦められてましたが、
ナルニア国=ファンタジーというイメージから子ども向けの気がして、
42歳になる今まで読んだことはありませんでした。
ところが、ハリポタ・シリーズを娘たちに読み聞かせたところ、
ファンタジーは大人向けでもあると気づき、
自分のためにもナルニア国シリーズを読もうと思って
シリーズに手を付けました。
「ライオンと魔女」を読み出したら止められなくなってます。
4巻目の「銀のいす」の「あとがき」を読んでいて、ハッとさせられました。
それは、ファンタジーは形而上学的な存在だということ。
4巻目では、魔女と子供たちが地上の王国(ナルニア国)とは何かをめぐって議論をします。
現実と頭の中の空想との違いはなにか、
現実だと思っている世界は、実は私たちの共同幻想かもしれない。。。
大学時代に政治哲学を専攻したため、
形而上学には興味をもっていたのですが、
ファンタジーがその範疇に入るかもしれないとは。。。ますますファンタジーのとりこになりそうです。
C.S.ルイスの本は心理学的にも分析され、
一種の「癒し」であると定義され、また神秘学の香りもします。
頭の片隅に覚えて、いつか紐解いていただければ幸いです。
乱文の長文書き込みを読んでいただき、ありがとう。
ファンタジーですか。仰られるとおり食わず嫌いで手に取った事はなかったです。全く知りませんでした。
形而上学や神秘学までがその範疇にあるのですか。奥深いですねえ。食わず嫌いを止めるとまた違う世界が開けるのでしょうね。
「ナルニア国物語(ライオンと魔女)」いつか読んでみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
新刊で、純文学。
舞城王太郎「熊の場所」(講談社)。短編が三つ入っていて、表題作は三島賞候補作。
ミステリ界では人気の舞城王太郎もこれでメジャーになるかなぁ・・・というかんじで、
内容とかを説明してしまうと面白くない本。
予備知識なしに楽しめる本です。
これも新刊で、エンターテイメント(ミステリ仕立て)。石田衣良「骨音 池袋ウエストゲートパーク3」(文藝春秋)
ドラマ化されていたのでご存知かと思いますが、小説のほうが断然面白い。
最凶のドラッグ、偽地域通貨、連続ホームレス襲撃・・・などがモティーフになっていてかなり過激なのですが、この人の文章はクールでいてどことなく優しいのですっきりと読めました。書き下ろしの作品が良かったです。
再読したもの。ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」。
とても完成度の高い作品。ミランクンデラの中ではこれと「冗談」が一番好きです。
これは恋愛小説なのですが、ただの恋愛小説ではないのです。
↓であらすじをご覧になってください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087603 …
人生のついて書かれている本で、線とか引きたくなってしまう一文がたくさん詰まっています。
「熊の場所」ですか。早速今日は本屋へ行くので探してみますね。新刊ならば探しやすいです。「骨音 池袋ウエストゲートパーク3」はドラマを観ていないのでなおさら面白そうですね。
「存在の耐えられない軽さ」は確かにただの恋愛物ではないですね。
ご回答ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
今読んでいるのは、司馬遼太郎の「俄」です。
たまたま家にあったので。
多分いつか読もうと買っておいたのだと思います。
これが面白い面白い。最近は軽い本ばかり読んでたので、今までなぜにこれを読まなんだ!と思いながら読んでます。多分しばらくは司馬遼太郎にはまると思います。・・もう読まれていると思いますが。
この間読んで面白かったのは「談志人生全集」(立川談志)「アジアパー伝」(西原理恵子)
いろいろあるけど、今は「俄」です。
ご推察通り「司馬遼太郎」の本は、ほぼ全部持っています。しかし少し時間を空けて読み返すと、これがまた面白いのですよね。
「司馬遼太郎」をまた読み返してみようかなあ。
ご回答ありがとうございました。
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