「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

私は現在、地方の小都市において建設中の総合運動公園の有効活用を考えるワークショップに参加しております。
完成後は毎年莫大な維持管理費を要することもあり、以下について広くご意見・ご提案を求めております。
1.費用に見合うだけの有効活用方法
2.総合公園を核とした収益性のある事業モデル
3.維持管理の一部を市民ボランティアに委託するためのノウハウ

尚、総合公園の概要は、陸上競技場(スタンドベンチ無し)・野外ステージ・ビオトープ池・緑のリサイクル施設等を含み、大規模災害時の避難所も兼ねております。
皆様からのアドバイスをお待ちしております。

A 回答 (3件)

> 1.費用に見合うだけの有効活用方法


「費用に見合う」の意味をまず探ることから始めないといけませんね。
例えば、『皆がある程度納得できる』としても、どうはかるのか...という問題がありますよね。より安く維持管理できるようにと願うのが住民の心情ですから。
一般的には、『同種の事業を民間で行った場合、それと同額程度』が「見合う」基準と考えてよさそうです。
具体的には、民間の同種の施設と同じ使い方をしながら、ボランティアの協力で(清掃等の)費用を安くあげる。または、実行委員会方式で作ったアマチュアバンドコンサートを定期的に開き、入場料をとるとかでしょうね。
↑私案です。

> 2.総合公園を核とした収益性のある事業モデル
周辺に同様な施設があるかどうかや地域的な条件が分からないので何とも言えないのですが...
(1) 陸上競技場の賃貸
(2) 野外ステージの賃貸
(3) 野外ステージでのアマチュアバンドコンサート(実行委員会を作っていくつかのアマチュアバンドにコンサートをさせる)。クリスマスコンサートとか、能の発表会とか、ダンスの発表会とか...最近は生涯学習に興味を持つ人が増えたので、以外といいかも。これは、参加者からも、観客からも料金を徴収すると、いいかも。

> 3.維持管理の一部を市民ボランティアに委託するためのノウハウ
キーワードは『責任者』『取りまとめ』。
取りまとめは、必ず信用のおける団体にする。
例えば、市町村で生涯学習の連合会があれば、それに生涯学習関係の取りまとめをお願いする。そういう団体を集めて、「総合公園」の使用を調整する委員会を作る。そうすれば、一元的に取りまとめができるので、いいと思います。委員会はワークショップが解散する時にでも発足させたらどうでしょうか。
次に、ボランティアでは公園の清掃等をお願いする時には、必ず責任者をきめること。そして、責任者を中心に10人くらいの班制をとってやれば、うまくまとまるでしょう。責任者には、IDカード風の身分証などを渡すと、やるきがでますよ。ビオトープのコーディネーターを委嘱する場合もほとんど同じように考えるといいと思います。
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この回答へのお礼

Schwarz_jacke様

貴重なアドバイスを有難うございました。
内容が具体的、現実的で大変参考になりました。
さっそく次回のワークショップで参加メンバーに諮ってみます。       soji

お礼日時:2002/11/28 09:20

ごく小規模な施設に関係したことがあります。


1.2.の内容については.建設の予算請求(補助金交付)の時点で.議論すべき物ですから.省略します。たとえば.屋外テニスコートは当初ポールだけ用意し(当然雨の日はぬかるむ).テニスを行うグループ(主に青年会の人々)が増えてから.現在の公式テニスコートに直しました。バレーボールを行う人々がいないので.バレーボールコートはテニスコートに化けてしまいました。

3.私の関係した施設は.比較的小規模であった為に.そっくりそのまま.権利を自治会に委託しました。(時間外通行止め用ロープはり.便所・水道の掃除.ゴミ収集は清掃局の車が施設内に直接入りごみ箱を改修。ごみ箱は清掃車が入れるところだけ設置。使用前後の掃除は利用者任せ。ただし隣接地までゴミが飛んでくると.敬老会の人が掃除に入る)

目的が.農業用水で子供たちが遊ぶことによる水害を防ぐことであり.用水掘で子供たちが遊ぶことなく.公園で遊んでますので.目的は十分足りたと考えています。ただ.目的とした子供たちは.夏花火を.正月に凧上げをしている程度ですけど。

建築業者からみで.高級な建設が盛んですが.私の関係したところは.当時ほとんど補助金もなく.単にブルで整地してポールと便所と水道と駐車場をつけたくらいでした。初めは利用者がまったくいなかったのですが.小学生・中学生に使い方を教えて(小中学校の設備を改善して).卒業してから公園を使用するように仕向けました(青年会主催テニス大会等)。また.近所の企業への挨拶回り(企業系娯楽サークルのゆうち.パンフレットを年1回程度郵送等)も行いました。
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この回答へのお礼

edogawaranpo様

貴重なご意見を有難うございました。
建設から運営にいたるまで、発想がフレキシブルでお見事です。
さっそく参考にさせていただきます。  soji

お礼日時:2002/11/28 09:30

 僭越ながら、私見を述べさせていただきます。


 とりあえず、この「総合運動公園」が公立の施設であり、なおかつ、ワークショップが自治体主導で催されている、という仮定で話を進めます。

 まず、「建設中」の施設に対して「有効活用を考えるためのワークショップ」を開く意義がよくわかりません。こういうワークショップは本来、「建設前」に実施すべきではないですか。そのうえで、施設の有用性を確認し、それから施工するというのが筋だとに思います。施工前に市議会などで議論はなかったのでしょうか? 
 あくまで推測にすぎませんが、ワークショップは、「有効活用を考えるため」というよりも、市民に対して、施設の認知度を高め、行政への参画意識を持ってもらうために開催されている気がします。

 ともあれ、ワークショップとしてまず取り組むべきことは、施設の概要を徹底的に洗い直すことだと思います。その作業の中から、「足りないもの」と「足りているもの」が浮かび上がってくるような気がします。

・需要予測についての調査は行われていますか? 調査しているなら、その結果をワークショップの議論の土台にすべきです。
・市の財政状況から鑑みて「贅沢」な施設ではありませんか? 今後、ワークショップなどで「収益性のある事業モデル」がつくられたとしても、それはあくまで「プラスアルファ」だと捉えるべきです。確かな収益の見通しについて、市はどんなビジョンを持っているのでしょうか?
・地域内に同様の施設はありませんか? コスト削減のためには、古い施設を手放し、新たな施設に集約させるという割り切りも必要かもしれません。
・広域行政的に見た場合、競合施設はありませんか?(例えば、市町村合併で自治体が拡張した際に施設の有用性が薄れる可能性はありませんか?) 
・ひとくちに「維持管理」といっても、年間いくらの費用が何についてかかってくるのでしょうか? ボランティアといっても人件費の代わりにしかなりません。樹木の手入れもばかになりませんし、メンテナンス費用もかかります。

 おそらく、あなたのまちのランドマークのひとつとなるのでしょう。完成をこころまちにされている市民も多いかと思います。
 まちのために一肌脱ごうとしているあなたの熱意を感じて、あえて苦言を呈させていただきました。的外れな指摘だったら、なにとぞご容赦ください。
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この回答へのお礼

whiskeyboothill様

貴重なご意見を有難うございました。
我々のワークショップにおいても当初から現在にいたるまで、いただいたご意見の内容と同様の疑問、議論が続いております。
我々市民の声が行政を動かせるように努力します。  soji

お礼日時:2002/11/28 09:38

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