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ル・モンドの記事の一節なので間違いではないと思うのですが…

Au G8, il n'y a aucune machinerie. On parle vraiment parce ce qu'on est seuls.
ここでの、parce ce qu'という形がよくわからないんです
恐らく間接疑問文をつくる場合にceを挿入だと考えていますがそうですよね?

もう一問、質問を続けます!

あいつは娘を病気にしてしまった
Il me l'a rendu malade.
l'=la filletteを指します

ここでrenduEになっていないことに注目してくさい
本では、この文は
il a fait pour moi que la fillette soit malade.という意味で
rendreは意味の上から、"la (etre) malade"(←ママ、ちょっと転載者の私も意味がわかりません)
を目的語とするので、そのためにrenduの一致が行われていないとあります

さらに同引用書で、
Il me l'a renduE malade.
ならば、maladeを同格形容詞とし、
あいつは娘を病気にして返した

と訳すように指南しています!

また、辞書でrendreを引くと
結婚は彼女を幸せにした
Le mariage l'a renduE heureuse

と言う例文があり、ここでは一致していてどうなんだろうなと考え込んでしまいます

参考までにフランス人にこのことについて質問したお返事をそのまま載せます

Par contre, je pense que c'est bien "il me l'a rendu malade" :

- si c'etait "il me l'a renduE", il y aurait un E car le complement d'objet direct (COD) serait "l'", c'est-a-dire la fillette.
Or le verbe s'accorde au participe passe avec l'auxiliaire avoir quand un complement d'objet direct est place avant le verbe.
Si on pose la question "il m'a rendu quoi?", on repond "la fillette", donc c'est bien le COD qui est place avant le verbe donc ca s'accorde --> on met "rendue"

-Ici, si on pose la question "il me l'a rendu quoi?" on repond "malade", donc ca ne s'accorde pas.

とil me l'a rendu quoi?と聞いたときにmaladeと答えるので一致しないと…
ちょっと意味がわからないです
まだまだフランス語を理解したと思うには遠いようで…

A 回答 (4件)

こんにちは。

いつもご丁寧ねお返事を有難うございます。「気さく」と言っていただいて有難うございます。私の「気取った」回答からそれを見破られるとは、なかなか「透視眼」をお持ちです(笑)。

だいたいの回答は出ていますが、わかり易く簡潔に補足します。

ご質問1:
<parce ce qu'>

1.既に回答にあるように、parce queとpar ce queを掛け合わせたものです。

2.非常に文語的な表現で、インテリジェンスを自負する「ル・モンド」的な語法ですが、使っていけないというものではありません。

3.parce queは元々par ce que「~ということ、を通して」→「~ということから」きた接続詞です。

4.これは英語のbecauseもbe+cause<by+cause+that「~という理由、によって」から来たのと同じような変遷です。cause thatのthatが省略され、一語になった時に便宜上byがbeに変化したのです。

5.横道にそれましたが、ここがわざわざparce ce queになっているのは、以下の理由があります。

(1)この文の意味は、前文を受けて
(意訳)「ここで話すのはまさに彼ら8人しかいないのだから」
といった意味になっています。

このonは=ils=huits chefs d’Etat「8人の首脳」を指しています。それはon est seulsとseulsが複数形になっていることからもわかります。

(2)ここでは、「彼ら8人しかいないということ」というce queの持つお堅いニュアンスを記者が主観的に出したいがために、わざわざce queを使っているのです。そこに、parce queを示すことで、それが理由であることを暗示する語法となっているのです。

(3)これを単なるparce que節と比較して訳すと以下のようになります。
例:
(1)On parle vraiment parce qu'on est seuls.:
(意訳)「話し合うのは、まさに彼らしかいないのだから」

(2)On parle vraiment parce ce qu'on est seuls.:
(直訳)「話し合うのはまさに彼ら内輪だけしかいない、という事情があるのだから」

6.このような重複の語法による文語的な表現は、他の回答にもあるau jour d’aujourd’huiなどにも見られます。
例:
aujourd’hui「今日」
au jour d’aujourd’hui「今日という日に」


ご質問2:
<il me l'a rendu quoi?と聞いたときにmaladeと答えるので一致しないと…
ちょっと意味がわからないです>

確かに、、、もう一歩つっこんだ説明が欲しいですね。

1.この疑問の解は、そのフランス人の方が言われたil me l'a rendu quoi?の質問そのものです。しかし、さらに「quoiとは何?」「renduの意味」の説明がほしいところです。

1.ご質問文のrenduにEがついていない理由、それは目的語が「物」ではなく、つかみどころのない抽象的な「状態」だからです。

つまり、仏人の質問にあるquoiとは「物」ではなく「状態」のことを指しているのです。

2.またrenduの意味のとり方に気をつける必要があります。以下の2文の違いが何かおわかりになりますか?

(1)Il me l'a rendu malade.「あいつは娘を病気にしてしまった」
(2)Il me l'a renduE malade.「あいつは娘を病気にして返した」

(1)のrenduは「~に・・・(の状態)を、もたらす」
(2)のrenduは「~に・・・(物)を、返す」

という意味上の違いがあります。

そして、この「~に」に当たるのは、どちらもme「私に」という間接目的語になります。

3.もう一度ご質問のIl me l'a rendu malade.「あいつは娘を病気にしてしまった」を見てみましょう。

これは、
Il m’a rendu「彼が私にした」
La(la fillette) est malade「娘が病気である」
という2つの文が混同されたものです。

「彼が私にしたのは何?」というのが、仏人のil me l'a rendu quoi?という質問です。このrenduは「返した」ではなかったのです。

「彼が私にしたのは何?」この疑問の答えはすぐおわかりになるでしょう。それは、「娘が病気である、という状態にしたこと」ということです。

4.つまり、ご質問文の直接目的語は、物ではなく「状態」という抽象的な事柄なので、性数一致をしないのです。

ここでは、「que節だから」というとらえかたより、「状態」だからと解釈されるとわかり易いと思います。

5.一方、Il me l'a renduE malade.「あいつは娘を病気にして返した」の方は、maladeは補語(属詞)として目的語la(la fillette)にかかっており、目的補語の役割をしています。

つまり、ここでの直接目的語は、rendu「返す」という動作の対象となる「病気になった娘」「病気の状態の娘」という、「物(人)」なのです。

そのためこのlaが女性名詞であることが明瞭となり、renduEと前置されたCDDに対して性の一致が起こっているのです。


ご質問3:
<まだまだフランス語を理解したと思うには遠いようで>

このような鋭い疑問を抱かれるのは、理解が深まっている証拠です。今回はご質問のタイトル通り、「上級」のご質問だったと思います。頑張って下さい。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

そ、そんな、、、
返報性というものを考えるとどうしても丁寧になります!

この返報性というものはとても重要ですね
無償の愛などといいますが、凡人にはほとんどできないのではないでしょうか?
欧米の方がこの点を認めていますね。ロックフェラーしかり、カーネギーしかり
しかしながら、日本ではノブレス・オブリージュというものが失われて久しいと思います
これも実用主義に走りすぎたからでしょう

質問に対する回答に対して、
「わかりました」という程度にしか話を展開できないので毎回、このように軽い雑談をしています!(笑)
たまにうまく展開できてる人を見受けられますが、天才ではないかと!

片意地を張らない他愛もない会話もまた楽しいものだと私は思います

さて、日本のほうは、昨日の土曜日、本日の日曜日と本格的に夏が到来し、うだるような暑さです
まだ蝉の鳴き声は聞こえてきません
PARCOなどに行くとすでに水着商戦は始まっていて、数週間前でしたがモデルのショーを立ち見し、そのスタイルの良さに脱帽しました(笑)

こちらは海に行く予定はとりあえず現段階はないです
フランスでしたら地中海に接している南仏あたりが盛り場でしょうか
改めて思いましたが、日本の県で海に接していないのは、長野県などわずかのみなので、夏のバカンスは海だというイメージが強いのかもしれません。

あ、一番大事なことですが、
回答参考になりました!!

お礼日時:2008/07/13 15:52

ikumigo-go さん よくお読み下さい



上級への道のり、それは何か!!!

ペプシを飲みながら       ask for more
アップルをタイピングしながら think different
そうして、Lux et Veritas を手に入れてゆくこと

随って、何が真実で、何が偽であるを弁別し
偽を排斥するすることが、常に必須と言える

それをなんと言うか

● Scientia vincere tenebras

此処まで書けば、既にお調べになっていることで
何が言いたいか何を伝えたいかはお判りでしょう

通常使われるparce que のもとの形は
par ce ke これが、par ce que へと変化
それから、今日のparce que ですから
リトレの時代には、parce que を引いても
掲載なし、もとのparを参照となっており
parの処に、細々とparce que の説明です
従いまして、parce ce que が如何なる
代物か、論判不要ともいえる 
コレに関して、もし文語的との言い回しが
許されるなら、parce, (l'incise),que の
書き方を現在するとすれば、でしょう

でもでも、言葉は生き物でして
Lex est quocumque notamus 紛いでして
多くの人々に選択され続けられれば
いき続けるかも、しれません。。。
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この回答へのお礼

anapaultoleさんが珍しく英語を使っておいでなので驚いています(笑)

そうですね
日本語でも誤用ですが、
情けは人のためにならないのでダメだという意味で、
情けは人のためならず
という言葉もよく使うのを思い出しました

anapaultoleさんは日本の方だと思いますので
本日の暑さなどどうでしょうか
私の友達などは、冷房するということは自然に負けたと言って嫌がるような連中です
かくいう私もエアコンを使わないで育ちました!

集中力がなくなりますが、それも仕方ないなと…

お礼日時:2008/07/13 15:59

ikumigo-go さん



このご質問は、或る意味、非常に選別的であり
また、別のことを、より明白のしてくれる良問
(いつの日にかこのことが判明するまで懐へ)

さて、本題です

問一

身近な言葉-aujourd'hui-、コレが-pleonasme admis-であり
最近は、-au jour d'aujourd'hui-等の言い回しがありまして
これは、-pleonasume fautif- 仏訳-au jour du jour de ce jour
まさに、-pleonasume fautif- なのでしょう コレと比較すると良い

問二

此方は、表現したいことの弁別が重要です

疑問に思っている l'は、紛れもなく
la filletteで直接目的語です 100%

別の例文でご説明しますと

Cette tournure, vous l'avez cru barbouille et bizarre~
Vous avez cru quoi? l'(cette tournure) etre barbuillee et bizarre)
このl'(cette tournure) etre barbuillee et bizarre) 節が
目的語(節ですから性は無く、男性形として看做されるので)
なので、cruはl’が女性名詞であっても、無変化なのです
-participe passe suivi d'un attribut d'objet-との項目で議論

お手許で参照なされている解説書の説明は
衒気がムンムン(仏語はやっぱ)分らない
などのぼやきを、そっと作ってしまうかと
憂います お知り合いの仏人の解説の方が
-claire comme des filles du Nord- 如くで
いと好ましやと-coureur de jupons-なら
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
aujourd'huiにそのような使われ方があるんですね!
parce queの場合だと慣用表現のきらいがあるのでとても奇妙に思いました

la filletteが直接目的語と聞いて安心です
別の例題をあげていただいて助かります

やはりle bon usageをいつか買わねばと思っている今日このごろです…

お礼日時:2008/07/13 15:06

ikumigo-go さん こんにちは



彼は、Sherpasさん達でさへいなかったと言ったようです
では、何語で参加者の面々が覆蔵無く語れるのでしょう

さて、本題です

ご質問の一番目は
次のようにお考え下さい

● (par ce que + parce que)÷2=parce ce que

共感覚的で、類義的派生とでも言えよう
sematiqueのような発想法が必須でしょう

二番目は

この動詞(rendre)を、話し書くときに
幾つに分類 本質は、三つです 

● (1)Donner en retour, (2)Faire devenir et (3)se rendre

一番目"il m'a rendu quoi?"なら、返却の直接目的なので、一致
二番目"il me l'a rendu quoi?" なら、補語なので、一致は不要

問いかけの力点が、何を返却したのかなのか、ドのように
してしまったかの違いが、rendu の一致の有無になると
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この回答へのお礼

anapaultoleさん、こんにちは!

Sherpasということから、原文をお読みになったのでしょうか
スペルチェック機能でこの語にエラーがでていたのでとても印象深いです

parce ce queは白水社の仏和大辞典にも記載がなかったのでどうなってるのかなと…
なんとなくわかりました
仏仏辞典にNe pas confondre avec par ce que.
とあったので!

あいつは娘を病気にしてしまった
Il me l'a rendu malade.
ここで、位置から考えると
me→間接補語
l'→直接補語
なのではないんですか?

l'が中性代名詞とも考えてみたんですが…

お礼日時:2008/07/11 22:35

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