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回路における寄生容量のうち,複数の配線が重なることで発生する寄生容量が遅延やクロストークの要因になることは参考書などを読むと理解できますが,トランジスタの寄生容量によってどのような影響があるのかわかりません.

参考書などには,ゲート電圧に依存してトランジスタの寄生容量が変化するということは書いてありますが,それが実際に回路にどういった影響を与えるのでしょうか?

また,例えばイメージセンサの場合に,画素内のフォトダイオード付近に寄生容量が発生すると感度に悪影響を及ぼすのでしょうか?

宜しくお願い致します.

A 回答 (2件)

寄生容量とは


設計時に目的とした以外の 観測される容量のことです
寄生容量を無くすことはできません
ですから 回路等の設計時に、寄生容量の影響を見込んだ設計をしておくしか対策はありません(当然 寄生容量が少なくなる様な設計・製作は必須です)

高周波回路のインピーダンスが理解できないと、質問への回答は理解できないでしょう

端的に言えば 寄生容量は 高周波での周波数特性の悪化(出力低下等)や寄生振動の発生をもたらします
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます.

寄生容量と出力の実抵抗がローパスフィルタとして機能するために
高周波では周波数特性が減衰するということでしょうか?

また低周波において寄生容量が大きい回路と小さい回路を比較した場合,どういった違いがでてくるのでしょうか?

お礼日時:2008/07/31 17:14

>複数の配線が重なることで発生する寄生容量が…


これは、配線のモデル回路(等価回路)に、線間に仮想容量を追加して、計算により確認できた(或いは推量できた)ということでしょうか。

であれば、「トランジスタの寄生容量」も同様に理解できます。
(帰還の原理や意味がわからないと無理かな?)

>ゲート電圧に依存してトランジスタの寄生容量が変化するということは書いてありますが,それが実際に回路にどういった影響を与えるのでしょうか?
同じく等価回路に寄生容量を書き込んで、その容量を変えてみれば判ると思いますが。

いずれにせよ、「容量」の特徴(特に周波数に対する一般的なところ)が理解できていないと。
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