「お昼の放送」の思い出

卒業論文で自己意識尺度と友人関係に関する尺度を使って
アンケートを行いました。
そのアンケートの統計ソフトで計算するのに
どの検定を使えば良いのかわからなく、困っています。
自己意識尺度は7件法、友人関係は6件法の合計点を計算します。
具体的には自己意識尺度で私的自己意識尺度と公的自己意識尺度の
平均を回答者全体で出し、それより低い者と高い者とに分けて統計処理をします。
友人関係に関する尺度も表面的に付き合っているか、内面的に付き合っているか
回答者全体の平均を出し、
それより低い者と高い者とに分けて、統計処理をしようと考えています。
統計処理する時には、私的自己意識の高い者と友人(内面)の高い人
公的自己意識の高い者と友人(表面)の高い人という群の間に
関連性があるかを調べたいと思っています。
t検定とかカイ2乗検定とかいろいろありますが、私の場合は
どの検定を使えば良いのでしょうか。

A 回答 (2件)

すると,一人の回答者から



1)公的自己意識得点 2)私的自己意識得点
3)内面的友人関係得点 4)表面的友人関係得点

の4種類の得点が得られるわけですね.
色々と方法はあると思います.

「公的自己意識の高い(低い)人は,表面的友人関係(得点)が高い(低い)」
を調べたいのであれば,公的自己意識得点と表面的友人関係得点の相関係数を算出して,その係数の程度,有意性を検定するという方法が考えられると思います(私的-内的も同様).ただし,念のために「私的-表面」とは関連がないかをみる必要があると思いますので(私的自己が高い人は表面的友人付き合いをするのは仮説とは異なるんですよね?),四つの得点の相関係数を求めるのが無難だと思います.

また,公的自己意識高群の方が低群に比べて表面的友人関係得点が有意に高い可動かを調べるという方法であれば,t検定が使えると思います.

あるいは参加者をそれぞれの得点の高群,低群のいずれかであるかのタイプ分類を行えば
         表面的高群 表面的低群
 公的自己高群    30    10
 公的自己低群    20    40

などのようにクロス集計を行うのであれば,χ2検定による独立性の検定ができるのではないでしょうか?
他にも考えられると思います.頑張って下さい.
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この回答へのお礼

なるほど、わかりやすく書いていただいてありがとうございます。
つまりt検定もカイ2乗検定も使えるということですね。
じぶんで考えてみて、どのように検定するかを決めたいと思います。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2002/12/13 10:20

nyan21さんが使用される調査について確認させて下さい.


自己意識尺度は下位尺度として「私的自己意識尺度」と「公的自己意識尺度」に別れるわけですよね?
すると自己意識は不勉強で詳しくないのですが,この尺度を使えば「全体(=私的+公的)自己意識得点」「私的自己意識得点」「公的自己意識尺度」
の三つの得点が一人の参加者から得られるわけでか?

また「友人関係に関する尺度」……これは全く聞いた事がないのですが,この尺度でどのようなことがわかるのでしょうか?
回答者の友人関係のタイプが判明するのでしょうか? 例えば「表面的友人関係タイプ」と「内面的友人関係タイプ」などのいずれに分類できるかを調べるのですか?
それとも「自己意識尺度」と同じように「表面的友人関係得点?」「内面的友人関係得点?」「総合的友人関係得点?」(そもそも友人関係に関する尺度で高得点である,ということがどのような意味を持つのか分かりません)の三つが一人の回答者から得られるのでしょうか?

>統計処理する時には、私的自己意識の高い者と友人(内面)の高い人
>公的自己意識の高い者と友人(表面)の高い人という群の間に関連性
>があるかを調べたいと思っています。

「私的自己意識の高い人は,友人(内面)の高い人でもあるかどうか?」
「公的自己意識の高い人は,友人(表面)の高い人でもあるかどうか?」

ということを調べたいのでしょうか?
もし,「友人(内面)得点」「友人(表面)得点」というものが算出されるのであれば,「私的自己意識得点」と「友人(内面)得点」の相関係数を,「公的自己意識得点」と「友人(表面)得点」の相関係数を算出されるのはどうでしょうか?
但しその場合,「私的(公的)自己意識の低い人は,友人(内面/表面)の低い人でもある」ということを証明するわけですが……

この回答への補足

書き足りないところがあったみたいですね。
>この尺度を使えば「全体(=私的+公的)自己意識得点」「私的自己意識得点」 「公的自己意識尺度」 の三つの得点が一人の参加者から得られるわけでか?
その通りです。ただ公的と私的は別にして考えているので、公的・私的をたした
全体の得点は出しません。

友人関係尺度はある大学の先生の論文に掲載されていたのを使用させて
いただきました。私の論文ではこの尺度の友人関係に関して内面的・表面的
に友人とつきあうかどうか調べているので、内面的(例:友人に悩みを打ち明ける)表面的(例:友人とはあたりさわりのない話しかしない)に関する質問項目を使用しています。この尺度が高ければ友人関係において
内面または表面的付き合いをしているとみなすことができます。
これも内面・表面分けて考えていますので、
2つをあわせた総合得点は算出しません。

>「私的自己意識の高い人は,友人(内面)の高い人でもあるかどうか?」
 「公的自己意識の高い人は,友人(表面)の高い人でもあるかどうか?」
 ということを調べたいのでしょうか?

そうです。それが私の卒論の仮説です。
もちろん自己意識にしろ、友人関係にしろ、数値の高い群だけでなく、
低い群についても調べます。

問題は公的自己意識の高い群と内面的関係を取っている群との関連性を調べる時
統計的処理をする時にt検定やカイ2乗検定などの多くの検定の中で
何を使用して分析したら良いかということです。

わかりにくい点があって申しわけございません。

補足日時:2002/12/13 00:39
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