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 統計学の素人ですが、次の問題を教えていただければありがたいです。 実は最近同じ質問票を使って、二回の調査を行いました。一回目は特定の4社の100人に対して調査を行って、二回目はあるゼミなーに参加する人に対して調査を行いました。二回の調査の結果を合計して分析することができますか?それとも別々に分析して、二回の調査結果の相関関係とか異なるところを分析したほうがいいですか。(調査対象になる人は同じ職務をやっている人ですが、調査内容な調査対象の情報選択についてです)

 教えていただいたら助かります。宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

>どのような手法を利用したらよろしいですか


統計学を利用する場合は、「調査の前に統計処理法を考えてから、調査をせよ」というのが、大原則です。大型バイクを買いました、どうすれば良いでしょう、という人は珍しいと思います。お金さえあれば、誰でも買えますが、免許をとるまで何年かかることか。最初に倒れたバイクを起こすことが要求されますが、体力が無いと無理です。
 
 また、調査の目的、調査の項目、回答方式、によって統計処理の方法が異なります。アンケートは簡単にできても、回答方式が不適切で統計処理ができない、なんぞは珍しくありません。また、人数が少ない、回答率が悪い、なんぞは致命傷です。回答率が悪ければ、高くなるように工夫することが必要で、調査後には工夫のしようがない。だから、調査前に、統計処理を考えて、となります。

 相関分析は、初心がするのは、間違いの元。計算はできますが、プロでも解釈が間違っている例が少なくありません、まあ、慣れるため、練習の為、には必要なステップですが。
 それに、比例尺度なら通常の相関分析ですが、順序尺度ならU検定を使う、などが必要です。調査がどんな尺度で回答されているか、ご質問からは分かりませんので、正確な回答はできません。

 一般の統計学では、検定をよくやります。「統計が難しい」というのは、検定です。この検定では「有意差がある」を明示するのが目的ですが、主張できるのはそれだけです。相関は、違います。が、この違いが分かるようになられないと、相関の解釈が懸念されます。

 二つのグループを比較するのは、意味があるのでしょうか。あるのなら、回答の形式にもよりますが、カイ2乗検定が使えるかもしれません。が、「有意差あり」と出しても・・・。というのは、別のレベルの集団です。日本人とアメリカ人を比較して、「有意差があった」なんぞは、誰も相手にしないでしょう。

 それと、記述統計学と推測統計学の相違を理解されていますか。そこが出発点です。以上、老婆心まで(ジジイですが)。
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この回答へのお礼

ご教示を賜りまして、ありがとうございました。

私の考え不足です。調査を行う前に回収率が低いと予測したので(調査会社に聞いた結果、このような調査の回収率は一般的に5%しかない)、二回にわたって調査を行うことによって、できるだけ回答を回収したいのです。一回目は特定の会社に頼んで調査を行って、サンプルがまだ少ないので、二回目の調査は実際に追加的調査でした。調査対象は一回目の調査対象と同じ規模の会社で同じような仕事をする人ですので、混ぜて分析してもいいかなと思いました。しかし、2つのグループを分けて比較したほうがいいと言われたから、どうすればいいか見当が見つかりませんでした。

統計学をこれからもっと勉強いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/27 10:46

>このような調査の回収率は一般的に5%しかない


回収率が5%では、科学的な判断は困難です。「回収率がわるいので、合計しても良いですか」が、本音のご質問かと思います。
 調査会社を使っているなら、率直に訊ねること。プロなら、それなりの回答を用意しています。その回答を聞いて、信頼できるか否かがわかります。

 ご質問の内容は、「切符を持っているが、どうしたらいい」というレベルです。何の切符かも分かっていませんので、適切な回答は困難です。が、
 これは、回収方法を工夫するしかありません。回答率は、記述式と○×式では、全然違います。いろいろ工夫して下さい。たとえば、社会学の分野では、対面調査、すなわち、面接して調査します。もちろん、協力的な人ばかりではありませんので、苦労は多いのです。汗をかかず、は無理、と教えられました。私は、新幹線に乗って、東京まで調査に行ったこともあります。現地で泊まり込みで数か月、も聞きました。現地というのが、アフリカ、なんぞの話も耳にします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2010/06/08 13:13

要するに最終的に何を明示したいのか(主張したいのか)によるということです。



1回目の調査結果と2回目の調査結果が同じであることを主張したいのなら、両データセットに対して全く同じ分析をして、その結果を比較すればよいでしょう。

単に調査の都合上、2回にわけて調査する必要あったということであれば別々に解析せず、混みにして解析した方がよいでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。

確かに、調査を行う前に回収率が低いと予測したので(調査会社に聞いた結果、このような調査の回収率は一般的に5%しかない)、できるだけ回答を回収したいので、一回目は特定の会社に頼んで調査を行って、サンプルがまだ少ないので、二回目の調査は実際に追加的調査でした。調査対象は一回目の調査対象と同じ規模の会社で同じような仕事をする人ですので、混ぜて分析してもいいかなと思いました。しかし、2つのグループを分けて比較したほうがいいと言われたから、どうすればいいか見当をつきませんでした。

補足日時:2010/05/27 10:53
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全く同じ内容の質問紙を用いたのですよね? それならば1回目と2回目の調査票を混みにして解析しても特に問題ないでしょう。

もっとも、論文ないしは報告書にその旨は記載しておく必要があるでしょうけど。

明らかに性質の違う集団であるようならば、別々に解析した結果を比較するもの価値は高いでしょう。しかしそれでも

> 二回の調査結果の相関関係とか異なるところを分析したほうがいいですか。

ということをしてみるのは十分に価値のあることだと思いますよ。
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この回答へのお礼

早速答えをいただきまして、本当にありがとうございます。

二回は全く同じ内容の質問票を使いました。

別々に解析する場合には、相関関係や相違の分析はどのような手法を利用したらよろしいですか。それを教えていただけませんか。

お礼日時:2010/05/24 23:38

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