電子書籍の厳選無料作品が豊富!

夜間に磯でエギングが多いので、ライン絡みが少ないように
インターラインの購入を考えていますが
インターラインでも腰や粘り、重さは、ガイド使用とそれほど
変わらないのでしょうか
薄くて折れやすい、なんてことも無いでしょうか
また、どこのメーカーで有りますか
宜しくお願いします

A 回答 (2件)

どうも、釣りバカです。



ロッドは奥が深いですよぉ。
ロッド、というよりブランクの大原則をお話しちゃうと、全く同じ素材を使用した場合『中空(チューブラー)は芯が抜けたような、ソリッドは1本芯がビシッと通ったような』感覚に仕上がるものなのです。そして『中空はソリッドより反発力が増す』ものなのです。これは宿命と言ってもいいでしょうね。
だから同じ40t50tカーボンという高反発なカーボン素材を使用してもダイワのブランクより細身に仕上げるシマノのほうが『ブランクが細い=内径が小さい=ソリッドに近い中空になる』という事で「なんか、シマノのほうがシャキッとしてね?」という使い心地に繋がるのです。この辺はバスやトラウトをやっている人なら「ああ、そういう事か」と理解できるのではないでしょうか。

この大原則から本題のエギロッドを考えますと…例えばシマノのセフィア・オシアの・並継アウトガイド(http://fishing.shimano.co.jp/cat/detail.asp?k=9014)・並継インナーガイド(http://fishing.shimano.co.jp/cat/detail.asp?k=9011)を比較して下さい。インナーにするためにどうしても先端は太くしないといけませんね。理由は言うまでもなくラインを通すため。ご存知の通りただアウトガイド用のブランク(棒)の中にラインを通せば良いというわけではなく、撥水のための細工を施さないといけないからどうしても先端は太くなるというわけ。
続いて元径を見ると逆にインナーガイドのほうがアウターガイドより細くなっていますね。これも撥水の細工による影響。たいていは化学繊維(ぶっちゃけプラッチックと思って下さい)の撥水用の細い筒を貼り付ける事でブランクに粘りが確保出来るため太くする必要がないというわけ。面白いものでアウターガイドがシャキッとするように作ったとしてもインナーガイドは化学繊維を通す影響からどうしても内径を大きく取らなければならないため、中空の影響がモロに現れて竹の和竿のように一本芯が通っていないようなフィーリングになってしまいます。
これを補うために最近ではより反発力の高いカーボンを取り込んでいますが、敏感な人だと「あれ?」とわかっちゃう。エギロッドでなくても磯竿とか船竿とかでも全く同じことが言えるので「ああ、そういう事か」と思い当たる人も結構多いのではないでしょうか。

というわけで1本芯の通ったようなシャキッっとした竿が好きなら内径が細いものを選ぶ、シャキッとしたものが好きだけどインナーガイドが欲しいと思ったらある程度のモッタリ感は我慢しなければならない(何故ならラインを通すために内径を太くしなければならないから)、という事。
反面インナーガイドは化学繊維で内側から補強する形になるので肉厚になってちょっとやそっとでは折れるようなヤワな竿じゃなくなる、というメリットもあります。

兎角「実際にロッドを手に取って振ってみないと分からない」と言われますが、この原則を知っているとカタログスペックだけでかなりフィーリングが掴めるのではないでしょうか。少なくともシマノとダイワにはインナーラインが販売されていますので比較して推測してみると面白いでしょう。で、実際に手に取って確認できる機会に恵まれたら「おお!合ってた合ってた♪」となる事請け合いです。


蛇足ながら私がメインで作製している6角バンブー(主にフライ用;ルアー用も開発中)は基本ソリッドで、竹という素材から誤解されがちなのですが、1本芯が通ったようなフィーリングが特徴で1回バンブーを使うと他が使えなくなるという『魔力』を持っています。実はバンブーの世界でも中空加工という技術もあるのですが、シンプルな素材だからこそ露骨に違いが現れます。本当にどうでもいいムダムダ情報ですが、フライではルアー以上にロッドから伝わるタイミングを取るのがキャスティングの命なので、私の工房では基本中空ブランクは採用していません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事ありがとう御座います
さすが、プロですね
大変勉強になりました
今までは、店頭に有るものを振って選んでましたが、使っていると
いまいちだと思うものも、有りました
愛着あるロッドにしたいので、まず幾つかカタログでの推測と実物を見てから探してみたいと思います
ありがとう御座います

お礼日時:2008/08/27 23:31

どうも、こんばんわ。



私はダイワのST-EG81TIを使ってました。
特性については#1様のを斜め読みし同感の部分が多く思え割愛します。(#1様すみません、信用しているとご理解下さい)
竿先の肉厚、竿自体の重さからはっきりいってイマイチでした。
シャクリのシャープさ、感度ともこのインナーは劣っていたと思います。
ただ、同じダイワでもエメラルダスシリーズは重さも軽く良いのかもしれません。
(友人がメーカーから一番高いのを支給されているのでフィーリングを確認出来ますが買うことは出来ません...高い!!)
あと、ノット部分がロッド内を通過する感覚がいまいちいやでした。

>薄くて折れやすい、なんてことも無いでしょうか
ですが、しゃくって折れやすいわけではないです。
ただ、私の竿は欠陥品だったらしく雨の日に使ってtopが飛んでいった...。(接続がゆるい状態のロッドだったんですね...)
私の不慮でドアに挟み穂先が折れた。という不遇が続きました。
ドアに挟んで折れた状況から通常の竿より挟まれに対する強度は弱かったと思います。
そして、折れた場合はほぼガイドの付け替えなど出来ずパーツ交換...。たかつく竿でした。

ライン絡みはシャクリ方とリール捌きで対処した方が良いように思いますが...。
店でしっかり振ってみて納得して買うことをお勧めします。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

お返事ありがとう御座います
実は、近所の店先に有るエメラルダスシリーズから選ぼうと思っていましたが、NO.1様のお答えのように、カタログスペックと実物で、何店か見て周り、大切な一本にしたいと思います
本当は、店で竿を買うときに、振るだけでなくラインを通して、ルアー
等を付けて投げせてくれれば、納得いく物が買えるんでしょうけどね
ジックリ選ぶのも面白そうなので、自分に合った物を探してみます
ありがとう御座います

お礼日時:2008/08/27 23:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!