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質問させていただきます。
昨年初めてカウレザーのジャケットを購入し、暖かくなり始めた頃、着なくなる前にKIWIのミンクオイルを塗ったのですが、
初めての手入れだったこともあり厚く塗ってしまったようで、若干のべたつきが残ってしまいました。
更に、所々軽くこすると白くなりポロポロとカスのようなものができてしまいます。
このまま着る事もなんとかできるのですが、やはり気になります。何か改善する方法はありますでしょうか?
対応法などあれば、ご教示頂けると幸いです。宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

「ベタ付きが残る」ということですが、オイルを塗った後「乾拭き」はやりましたか?


それでもベタ付いているなら、その「白いカス」も含めかなり厚く塗ってしまったようですね。

ミンクオイルは基本的にとても「油脂分の多い」オイルです。
なので、オイルを塗る革の方もなめしの際にそれなりに「オイル分を多く含んでいる物」の方がより相性がいいということになります。
ワークブーツなどに使われている「オイルドレザー」や「ブライドルレザー」辺りの手入れにミンクオイルが最適、と言われるのはこの辺の事情があります。

お持ちのジャケットのカウハイド、ステアハイド辺りの革の場合は、革のなめしも「クロムなめし」または「タンニンなめし」などが一般的なので、革自体が持っている「油脂分」に対してミンクオイルの油脂分が「強すぎてしまう」ということになります。
つまり「革に染み込みすぎてしまう」ということです。
塗る量が多すぎたり、少量でも繰り返し塗ってしまうことで乾拭きをしても「いつも革がベタ付いている」といったような状態になってしまうワケです。

今回のような場合は、まず「古いオイルを落とす」ということをしなくてはいけません。
皮革用の「クリーナー」を使うか、もしくは「サドルソープ」という革用の洗剤で1度ジャケットを洗ってみてください。
もし洗った場合は乾かす際は必ず「陰干し」で。
乾いたら新たにオイルを入れるわけですが、普段使うオイルは個人的には「デリケートクリーム」辺りで充分ではないか、という感じがします。
このクリームは「保湿専用」の物なのでどんなに塗っても表面に「ツヤを出す」ということは出来ませんから塗りすぎないよう要注意です。
通販などで買える「ラナパー」とか「マスタングペースト」などでも特別問題はありません。
要は着ない間でも革が乾燥することなく「最低限の保湿が出来ていればいい」ということです。
なので、表面が「常にテカテカである」必要性も無いわけです。
ツヤが欲しいなら、上から「ポリッシュ(ワックス)」などを塗ればいいだけのことですから。
ただ、保湿、ツヤ出し、その辺を「1つの物でやろう」とは思わないでください。
中には1つの物で2つも3つも同時に出来る、なんて言うように宣伝して売られている物もありますが、実際は言っているほど「多機能」ではありません。
その辺を「面倒だ」と思わずに手入れをすれば、それが「長持ち」という形であなたに返ってきます。

後は、革ですから保管の際に出来るだけ「外気に当てる」ということが大事です。
クローゼットなどに仕舞いっ放しにすると「通気が無い」ということで結果「カビの原因」になるのでご注意ください。
着ない時でも時々は外に出してあげれば革の寿命もかなり変わってきます。

マメな手入れと定期的な「乾拭き」、この辺をちゃんとしていれば物によっては10年、それ以上持たせることも充分可能ですから大事にしてください。

※私が普段使っているレザー用のケア用品が載っているサイトのURLを載せますので参考程度にご覧ください。
スエード、エナメル以外の革なら牛革から爬虫類まで何でも使えますからかなり便利です。
私は現在、これ以外の物は使っていません。

参考URL:http://www.blue-jean.jp/product/577
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この回答へのお礼

wwc57263様 ありがとうございます!
やはり塗りすぎてしまったんですね…早速オイルを落としてみます。
その後、マスタングペースト等を塗るということでよいのでしょうか?
よく調べてみます。ご丁寧に回答頂き本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/08/29 20:30

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