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友人が、勤めている会社で
「その考えには同意である」
というような表現の文書を書いたら、
「『同意である』という表現は日本語として正しくない」
と上司から指摘されたらしいのですが、

「同意である」は日本語として誤っているのでしょうか?

私は、確かに「同意する」の方がすっきりしていてよいとは思うのですが、「同意である」も日本語として間違いではないと思うのです。

なぜなら、もし「同意である」が誤りだとすれば「同意だ」「賛成だ」「賛成です」といった表現も誤りになってしまうのではないかと感じるからです。

文法的に説明していただけるとうれしいです。

A 回答 (5件)

言葉には「正しい」「正しくない」の絶対的な規範はないのです。

境界線上の言葉はたくさんあります。ふだん着のときは構いませんが、あらたまった場合には、境界線上の言葉を避けるほうが賢明です。

私個人としては、「同意である」は「使いたくない」ほうの引き出しに入っています。

「A君は不同意だがB君は同意だった」のように「独立した名詞」なら構いませんが「その考えには同意です」はヘンです。「賛成です」「反対です」も元々ヘンなのですが、いつのまにかチャッカリと「擬似・形容動詞」の地位を占めたものでしょう。だからといって「同意です」が自動的に仲間入りする権利がある、というものでもありません。「ボクはウナギだ」程度の軽さで使うのは問題ありません。
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誤りではありません。


「同意」を辞書的に説明すると
「・・・すること」となることからわかるように、
(他人に対する態度に関する)動作をあらわす名詞です。

それにbe動詞「である」を付けると
状態をあらわす名詞に役割が変わります。
意味はこの場合「同意する状態にある」となる。
ところが、実際にはこの形は普通は使いませんから
違和感を生じます。

他人に対する態度に関する動作をあらわす別の名詞「賛成」も
同じ説明になります。しかしこれは「である」の形にしても
違和感が生じません。それは使用頻度の差から来る慣れの問題です。
「同意である」を多くの人が使うように成れば違和感は消えます。

「日本語として正しくない」と指摘した上役は
まだこの表現に慣れていない状態にあります。
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こんばんは。



全くあなたのおっしゃるとおりで、
日本語として正しく、文法的にも何ら問題はありません。

ただし、
私は社会人になってから、結構長いですけれども、
「~には同意である/同意だ/同意です」という表現は、あまり見聞きしたことがありません。
(全く見聞きしたことがないということではなく、明らかに少数派だということです。)
そして、私自身は全く使いません。
ですから、個人的に強い違和感があります。

私だったら、下記のいずれかにします。

「その意見には賛成だ/賛成である/賛成です。」
  (断定の助動詞の類の前には、「同意」ではなく「賛成」を置く。)

「その意見に同意する/同意します/同意いたします。」
  (基本的に、「同意する」というサ行変格活用の動詞として用いる。)

「その意見に同意。」
「同意。」
  (「する」「します」の省略。)


その上司の方の「日本語として正しくない」という主張は、
ご自身の経験と感覚から来ているものなのでしょう。
その点では、私と同じだと思います。
(「正しくない」とまでは言いませんけれどもね。)


以上、ご参考になりましたら。
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文法的な説明ではありませんが。


「には」というなら「同意」「同意です」「同意する」とくるし、「同意である」と言いたいなら「に」にしますね、私なら。
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それで正しいと思いますよ。


うちでもときどきプレポの中なんかで使う人がいます。
理由はおっしゃっている通りだと思います。
言葉って好みがあって、自分の言い方を人に押し付け
ようとする人っていますよね。特に上司なんかだと、
余計かと思います。
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