単二電池

タイトルのとおりですが、ルイ・アルチュセールについて質問です。ちなみに私は哲学はやったことがない門外漢です。政治学でマルクスを少しやっていて、この人物にふれました。

この人はマルクス主義哲学者なことは間違いないようですが、レーニンにも言及しています。レーニンについて、は絶版で未読です。

ルイ・アルチュセールは「マルクス・レーニン主義者ではない」と言われました。では「マルクス主義者なのか?」との問いには、言葉を濁らされました。なんでも、この人のプロレタリア独裁の考えは特殊だから、が「マルクス主義者である」と簡単に答えられない理由だ、と言います。

スッキリしないので調べたのですが、一介の政治学部学生には回答が見つかりませんでした。

このあたたについて、貘とした質問ではありますがお教えいただければ幸いです。

A 回答 (1件)

本を何冊か確かめてみましたが、アルチュセールに関しては「フランスのマルクス主義者」あるいは「構造主義的マルクス主義者」と書かれていました。

ですから、とりあえずは「マルクス主義者」と呼んで差し支えないと思います。

マルクス・レーニン主義というのは不適切でしょう。
というのは、アルチュセールは「疎外」とか「物象化」といった概念を「イデオロギー」として批判的にとらえていますし、反歴史主義者として、「階級主体」という考え方もしません。

アルチュセールを特徴づけるのは、マルクスをラカンの精神分析を導入して「徴候的読解」として読み直し、独自のイデオロギー理論へと結実させていったことにあると言えるでしょう。

以上簡単ですが参考になれば幸いです。
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