アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ドイツの友人が、Wudang Paiにはまっているそうです。
それまでは、剣道に一生懸命だったのですが、Wudang Paiに出会って、持病がよくなり、精神の安寧を得たと、剣道を止めて、のめりこんでいます。
Wudang Paiとは、どんな格闘技なのでしょうか?日本語(漢字)が良く分からず、検索が上手く出来ません。
http://www.wudang-deutschland.com

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

武当派をはじめとして、中国の伝統武術の流派の幾つかは、


肉体の外部的な鍛錬と同時に、気功も学ぶ様です。
私自身はまだ気功を習ったことは無いのですが、
気功は呼吸法により、精神安定や自己治癒力を促進したりするので、
ご友人の方と同じ様に、病気がきっかけで気功と武術を初めて、
体調が良くなったと言う方が周りにもたくさん居ます。
現地の武当派の道士の方のブログなどがあるのですが、
武術のみならず、道教的思想、東洋医学に関する事、ヒーリングなど、
修行の上で多角的に色々学んでいるあとが見えます。

日本では、残念ながら武当派は普及して居ない様で、
調べても、きちんと技術を習える場所は見つかりませんでした。
日本人で習得している人も恐らく稀かと思います。
私も近頃、武当派についてネットで色々調べているのですが、
ドイツやアメリカの方がyoutubeにアップしている映像をよく見かけ、
その方々の動きを見ると、とても良い教室があるようです。
習うのであれば、現地か欧米州等でないと無理だと思います。

日本と言う場所は、外国人講師が武道的なものを伝播するには、
少々難しい環境で、日本独自の武道などを除くと、
習い事=お金を払っている=お客さんと言う構図になりやすく、
師の立場が絶対的に確立されない部分があります。
武術家の待遇も、日本より欧米州の方が遥かに良いそうです。
欧米州は、侍と同じ様に中国武術家をカンフーマスターとして
神秘的に尊敬し崇めるので、現地と同じ様な師弟関係が築きやすく、
本来の技術を教えやすいというのがあるかもしれません。

ご友人は現地に行ってみたいと言っておられるそうですが、
現地の武当山は世界遺産にも認定されており、
雑多な日常から隔離されて時が止まった様な、
とても雰囲気のある美しい所です。
心の拠り所になりえる場所だと思います。
欧米人の方で、長く山で修行している方も何人か見かけました。

長くなって申し訳ありません。
↓現地の団体の英語のHPです。参考にどうぞ。
http://en.wudang.org/

この回答への補足

本当に、ご丁寧にありがとう御座います。
かなり具体的にイメージが持てるようになりました。
彼女は、「日本では修行は無理」と言っていましたが、やはりそのようですね。残念です。
私が以前お世話になった鍼灸師の先生は、イギリス人でしたが、公園で気功も教えていました。生徒さんは在日欧米人ばかりでしたが。

補足日時:2008/11/19 23:55
    • good
    • 0

現在、中国で武術を学んでいるものです。


私も実は以前、剣道を習っていたことがありましたが、
今は中国武術にのめりこんでいます。
そして正に、近頃特に武当派に夢中になっています。
欧州の方が武当派(中国語読みでウーダンパイ)に魅せられるのは、
道教の思想にロマンを感じるからだと思います。

剣道も素晴らしい鍛錬で、私は大好きでありますが、
それは肉体と精神の鍛錬であり、癒しには繋がる部分がありません。
(精神的な充実という癒しは得られますが…)
武当派の武術は、気功の習得も重要である様です。
その辺りが、特に持病のある方などを惹きつける要因かと思います。

また私は、実際中国で武術を学んでいる上で、
日本人であることが障害になった事は今までありませんでした。
日本でも数多くの中国人武術家が、武術を教えています。
地域によっては日本に対する認識が相変わらずな場所も、
あるかとは思いますが、意外と日本に好意的な方が多いです。
伝統的な武術を学ぶ人々は、文化大革命の際に弾圧され、
少林寺では貴重な歴史ある書物が焼き払われたり、
武当山にも当時の傷跡が今も残っています。
故に、逆に伝統武術に関わる方は、逆に自国のあり方に対し
疑問視を抱いている方も少なくなかったりします。
差別待遇と言うよりは、日本では映画「少林寺」の影響で、
圧倒的に少林武術が大人気になりましたが、
武当派は知られる機会が殆ど無く、学ぼうという人間も
多く現れなかったという背景があるのではないでしょうか。
・少林武術=仏教    
・武当武術=道教 
なのですが、日本では道教自体マイナーですしね…。

もし良かったら、ブログに武当派関連の事を
沢山書いているので、ご参考下さい。 
http://boran.jugem.jp/

参考URL:http://en.wudang.org/

この回答への補足

ご回答ありがとう御座います。
実際に中国で武術の修行をされている方からの大変興味深い、参考になるお話でした。
彼女は、バセドー氏病で、なかなか苦労していたのですが、この武道に出会って、精神的にも、身体的にも非常に調子がいいと言っています。
以前は、剣道で、「臆せずに立ち向かうことが出来るようになった」と喜んでいましたが、最近では、剣道そっちのけで、武当派にのめりこんでいるようです。
どんなにすばらしい武道かと色々と検索してみたのですが、なにぶん素人でして、なかなか理解が出来ませんでしたが、イメージがつかめました。
ブログの方もぜひ訪問させていただきます。
ところで、武当派の良い師匠というのは日本にも居られるのでしょうか?やはり、ヨーロッパか、本場中国でないと無理でしょうか?

補足日時:2008/11/17 23:47
    • good
    • 0

No.2の物です。


中国武術の多くは文化革命のときに弾圧されて
台湾、アジア、ヨーロッパと多くの伝承者が
流出しています。
しかも、日本は太平洋戦争の時に攻め込んでますから
流派によっては日本人には教えるなという決まりが
あるみたいなんです。
だから、中国武術は日本よりもむしろ東南アジア
やヨーロッパのほうで本格的なものを学べる事が多いんです。

あと、お友達は武当派の武術的な面より思想的な面が
気に入ってるようですね。
元々道家(仙人を目指す人々)が作ったとされる武術
ですから、世界と一体化するみたいなことが目的の
一部だったりするんです。

しかし、YOUTUBEの動画を見ると動き自体はヨーローッパ風に
アレンジされてる感がありますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
大変参考になりました。
日本・日本人がこんなところでも未だに差別待遇を受けているとは知りませんでした。たしかドイツも他のヨーロッパ諸国も、中国を侵略してたはずですが・・・。程度の差や教育で、随分対応が違うのですね。
別のドイツ人の友人が鍼灸を中国で学んでいたときも、日本に住むのは止めた方がいいと言われていたそうです。(住所が東京だったので)
件の人は確かに精神的な面を重視しています。
心が自由になって、持病が信じられないくらい回復していると言っていました。
それまでの剣道を捨てて、中国武術・思想に走ったのはちょっと悔しいですね・・個人的には。

お礼日時:2008/10/27 18:36

武当派といっても武侠小説に出て来る武当派ではなくて


武式太極拳じゃないでしょうか。
太極拳、八卦掌、形意拳等の内家拳と呼ばれる流派の
技を取り入れた武術だったと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
武術について素人なので、ちょっと混乱気味です。
件の人は、以下のように書いていました。
「Wudang Pai means the study of Wudang Taijiquan, Bajiquan, Xingiquan, Baguaquan, Wudang Sword and other weapons, Meditation, Qi Gong, Taoism and Tradition Chinese Medicine. 」
日本でこのような武術を教えている方、道場などあるのでしょうか?
その人は、「日本で学ぶのが難しい」と言っていましたが、ドイツで学べて、日本で出来ないと言うのは、非常に不可解に思ったので・・・。

お礼日時:2008/10/25 00:05

武当派の拳法みたいですね。



太極拳の伝説上の開祖である張三豊が、武当山で修業したことを由来としている拳法です。私も実際に見たことはありませんが、太極拳以外にもいくつかの有名どころの拳法を合わせて練習するようなので、拳法の種類というよりは団体名に近い気もします。とりあえずは実戦的な太極拳と考えていいと思います。

武侠小説という中国の小説の一ジャンル(簡単にいうと三国志+ドラゴンボール的なジャンル)では、少林山にある少林派と武当山にある武当派を武術界の二大勢力として扱うことが多いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
武当派と表記するのですね。
当該ドイツ人は、数週間、現地でトレーニングコースにも参加すると意気込んでいます。大きな意味では、太極拳に属するのですか・・
もう少し自分で調べてみたいと思います。

お礼日時:2008/10/22 21:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!