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上野千鶴子さんと小倉千加子さんの対談本、「ザ・フェミニズム」という本を読んで疑問に思ったことがあります。

対談中に椎名林檎さんの名前がちらっと出たのですが、彼女はフェミニストなのでしょうか?

本人(椎名林檎)が自身をそう言っているのを聞いたことはないので、上野さんと小倉さんの言うところの“他称フェミニスト”かもしれませんが…。

椎名林檎さんの歌詞などを見て、彼女の考え方がフェミニストであるかどうか分かる方、いらっしゃるでしょうか。
私は自分はフェミニストではないと思っていたのですが、椎名林檎さんが歌う歌詞の中の女性像の有り方がフェミニズムっぽい感じであるなら、椎名さんの歌詞にはとても共感できる部分が多いので、もしかしたら私ってフェミニスト?今までフェミニストの意味を取り違えていただけかな?と思いました。

意見がある方、宜しくお願いします。
(上手く私が疑問に感じる部分を言えたかどうか若干の不安がありますが…)

A 回答 (1件)

なんだか、“フェミニスト”に対する、ある種、偏見?を持っておられるのでしょうか。

まあ、フェミニストと称する方々は、多少、乱暴な面もありますから、そういう人たちと一緒にされたくないという思いをお持ちなのかもしれませんが。

フェミニストと称する方々は、多少なりとも「社会において、女であるだけで貶められている」という発言をする女性のことを、総じて「この人はフェミニストだ」と自分たちの仲間に入れたがる傾向があります。ある意味乱暴なくくりをされるので、ご質問の上野氏の対談の中身も、そのくらいの意味合いではないかと推察します。

私も椎名林檎氏ご自身が「私はフェミニストだ」という発言を聞いたことはないのですが(といって、さほど林檎氏の発言をまめにチェックしているわけではありませんが)、でも、どこかでちらりと、「女だからというだけで、世間からなめられている」というような意味の発言を見た記憶があります。
あるいは逆に、「女であることを逆手にとって、兄よりも先にデビューできた」みたいな発言もあったような気がします。

なので、林檎氏も、自分が女であることを意識している、女であるということはどういうことかについて考える人であることは確かでしょう。それを広い意味でのフェミニストと解釈することは可能だと思います。
女が女として生きている限り、一度は「女であること」によって嫌な思いをしたことがあると思います。痴漢に遭うとか、女なんだからその程度だとか、馬鹿にされることがあると思います。
そういうことに対する怒りを持っている限り、広い意味で誰でもフェミニストだということもできると思います。
けれども、それは活動家としてのフェミニスト(上野千鶴子氏らのような)とは違うと思います。

実際、林檎氏の歌詞の中にフェミニズム的意味合いのものがあるのかどうか、私は林檎氏の楽曲は好きなのですが、あまり歌詞の内容にまで踏み込んでいないので存じませんが、歌詞の中にそれほどメッセージ性の強いフェミニズム思想は表われていないと思います。
もしそういう色合いが強ければ、私は歌詞の内容に違和感を覚えると思うからです。
林檎氏のフェミニズム的思考は、女性なら誰も持っている思考だと私は感じています。

私もあまり上手くまとめられず、何か誤解を招く表現があるかもしれません。また補足でもいただければ、回答いたします。
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この回答へのお礼

そういえば、そういう発言をしていましたね……!
林檎さんの歌詞の中では「女だからって馬鹿にしないで」というようなメッセージはあまりないように思えます。
むしろ、女であることを最大限に生かそう、というような意気込みを時々感じます。
それが、「女であることを逆手にとって、兄よりも先にデビューできた」という発言に繋がり、広い意味での“フェミニスト”と言えるのでしょうか。

何かに定義付けるのは難しいですね。
でも、とても参考になりました。
丁寧に答えてくださり、ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/03 20:09

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