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SHM-CDが話題ですが、個人的にかなり疑問を抱いています。
「なぜSHM-CDで音質が向上するのか?」ということについて、メーカ側の言い分としては

CDはデジタルだが、実は規格上ある程度のデータ誤差が許容されており
再生する際に正常に読み取れなかった箇所については補完が行われる。そのため音質が落ちる。

というようなことであると理解しています。

しかし何十倍速もの読み取りが出来るCD-ROMドライブが安価に手に入るこの時代に、
たかが等倍読み込みにおいてそれほどエラーが出るとは思えません。
というよりも、ほとんど出るとは思えません。

本当に等倍読み込みにおいてもエラーは出るのでしょうか?
出るとすれば、それは何故なのでしょうか(何十倍速で読み込めるドライブもあるというのに)?

A 回答 (4件)

>ほとんど出るとは思えません。


そのとおりです。読み取りエラーは絶えず発生していますが、ほとんどは訂正されます。
訂正できなかった場合は前後から類推して補間されますが、補間にまで至るケースはほとんどありません。
あってもほんの一瞬ですから、全体の音質に影響するとは考えられません。

CD-DAのエラー訂正がCD-ROMより弱いことを、音質が変化する根拠にする方がいまでもいらっしゃるのですが、
このせいにするのは誤りだと思います。

これは確認できます。

1、実際に読み取りエラーを測定する方法。
2、読み取って取り込んだ音声ファイルを比較する方法。

1、について

・CDプレーヤーで行なう
(この方法はある程度のスキルが必要です。私にはできません 笑)
http://zerokoubou.fam.cx/0601_CDERR.htm
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/measure/cdp/errjit …
http://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/craft/audio/er_co …

・パソコンで行なう
(CDをパソコンの光学ドライブで読み取り、その際のエラーを測定します。比較的簡単です。)
詳しい方法は、http://dvd-r.jpn.org/tips.html「これから計測をはじめる方へ 編」
(DVDの例ですが、CDでもだいたい同じです)
ドライブが異なればエラー検出方法が異なるので、パソコンドライブとCDプレーヤーとは当然異なるでしょ
うが、大雑把には有用だと思います。
私は、Nero DiscSpeed(CD-DVD Speedの後継)とPxScanを併用しています。

音楽CDの測定結果はあまりなさそうですが、CD-Rはかなりあります。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=CD+%E3%82 …

2、について
パソコンのドライブからHDDに曲をWAVEファイルとして取り込んで、これを他のドライブから取り込んだWAVE
ファイルと比較します。比較にはefuさんのWaveCompareを使うのが一般的です。頭位置を合わせるためZEROを
スキップします。http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/

比較してもほとんどの場合同じですが、補間があれば各ドライブ(正確には使用されているチップ)で補間方
法が異なるので、異なる箇所があります。

CDプレーヤーとも比較したい場合、CDプレーヤーのデジタル出力をパソコンのデジタル入力に接続して同様に
WAVEファイルにします。ただし、44.1kHzで動作するデバイスが必要です。あまり知られていませんが、安価な
サウンドデバイスの大半は48kHzでしか動作しないので、44.1->48 や 48->44.1の変換が入ってしまい、異な
るものになってしまうからです。

前置き?が長くなりましたが、音質が変わらないと言ってるわけではありません。
実はまだ聴いたことがないのですが、CD-Rでメディアが変われば音質が変わることは経験しているので、
たぶん変わるだろうと思います。謳い文句から、CD-RではかつてTDKから発売されていたTHEORYみたいな音
を想像します。THEORYは基盤の光学特性が非常に優れたメディアで、透明感のある音でしたから。

ただ、SACDやDVD-audioのような高次元フォーマットより良いような錯覚を起こさせる販売方法は私もどうか
と思います。CDはCDにすぎないのですから。

>いっそのこと、CDは全部SHMにしてくれたらどうでしょう?
>液晶用ポリカも安くなっているでしょうから。
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#3です。

連続で失礼します。

基盤材料であるポリカーボネートの質だけではなく、製造方法全体で捉える必要があると思います。
実際に行なっているかどうかは不明ですが、「量産効率より高音質を優先」と言っているのですから。
http://shm-cd.co-site.jp/about/index.html

それと
>メーカ側の言い分としては・・・(中略)・・・というようなことであると理解しています。
それはどこに書いてありましたか?
質問者さんの考えと混同されているのではありませんか?
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音楽CDは、金属のスタンパー(原盤)をプラスチック基盤に転写してから反射膜を烝着して製造されていますが、この工程で若干の(たしか盤あたり200ビットちょっと程度だったと記憶しています。

)エラーの発生を許容しています。(CD-Rで音楽CDを焼く時、エラーがでましたと表示されてもCDプレイヤーで聴くとちゃんと聴こえたりします。)
データーCDですとエラーは許されませんので、エラーを補正するビットを追加して読み取り~チェック~再読み取りを(読めなければ何回も)行って100%正確に読み込みますが、音楽CDの場合には再読み取りしますと音が途切れてしまいますので、前後のデーターから自動的に中間を類推するという補正を行っています。(音楽CDではエラー補正用のデーターを追加すると録音可能な時間が減ってしまうとういう事情もあったようです。)
SHM-CDでは高級な材質のプラスチック基盤を使ってエラーを減少させているそうですが、どれほど違いがでているのかは聴き較べてもよくわかりません。(SHM-CDといえどもエラーが皆無だとは思えません。盤やピックアップの汚れなどにより、よみとれなかった箇所の補完も併用されている筈です。)

何十倍速の読み書きのドライブでデーターファイルを読んでエラーがでないのは、裏側でエラー補正が行われているため表に現れないだけで、等倍速で読み込み、途切れずに再生しなければいけない宿命の音楽CDとは比較にならないのではないでしょうか。
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あなたはSHM-CDをお買いになって、実際に聴いてみましたか?


実は私もまだ買って聴いていません。
聴いてもいないのに、お答えするのは変ですが
同じCDが高い値段で売っているから、今は買わないのであって
聴いてみたい気はします。

CDが20数年前に出た時、デジタルだから音は変わらない!
といわれました。デジタルはあるか、なしだからです。
読み取れなかったら、ノイズが出るか、音が出ないかです。
SHMは音質(これが抽象的ですが)が向上するでしょうか?

私も持っているSACDなら、データー上は、音質向上が顕著です。
SHMは、それとは異なります。CD材質の違いが音に現れるか
ということですが、実は現れるのです。

以前、アートンという素材を使ったCDが出たことがあります。
これも透過率が良いというアクリルだったのですが
音はイマイチでした(私も持っている)。
もし透過率だけでしたら、SHMと同じようになるはずですが
アクリルの硬度が災いして、それこそ音が硬く詰まった
感じになってしまったのです。(材質が音に影響することはある)

今回のSMHは同じポリカーボネイトなので大丈夫、ということです。
でも考えてみるとアートンだってSHMと同じ理屈で
音質が向上するはずではなかったのでしょうか?
読み取り精度が上がる、という理由で...

オーディオはデジタルというども、どこかを換えると
音が変わります。向上する時もあれば、低下する時もあり、
感じない時もあります。SACDだって、どこが音質向上したの?
と思うこともあります。
ただ、もうLPからCDに変わった時のような、激変はありません。
それを、全く違うがごとき謳い文句で同じソフトを高い値段で
売ろうとする、レコード会社の思惑が見え隠れしてなりません。

まだ1枚もSHM-CDを買っていない人間がいうのも何ですが、
安っぽいジャケット、殆どが今まで何度も出した古いソフトを
もっと音が良いといって、販売するのはやめてもらいたいと思います。
ますますCDが売れなくなるでしょう。(リマスタリングのほうが
音が激変する)
いっそのこと、CDは全部SHMにしてくれたらどうでしょう?
液晶用ポリカも安くなっているでしょうから。

結論ですが、音の違いを解る装置で聴かなければ
その差はないと思います。
(今日にでも、買いにいきますかね?)
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