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国内旅行をしているとあっちこっちに
弘法大師が温泉につかったとか
弘法大師が立ち寄った滝だとかの
言い伝えがあるのに気づかされました。

つまり弘法大師さんは、今で言うところの
旅好きの風天の寅さんのような人だったのでしょうか?

A 回答 (4件)

No 2 です。


宗教を広めるためには伝導と資金が必要なので
山師的な面もあったと思いますが
一言で「山師」と決めつけるのはいかがなものかと思います。
(以前本で読んだと思うのだが、うろ覚えでどこまで本当かわかりません)
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真言の僧籍の者です。



弘法大師によって開かれた温泉とか、掘り当てた清水、建立した寺院など全国各地に伝承がありますが、これは史実ではありません。

日本には「マレビト(客人)」といい、村落を巡る神への信仰があります。この神は丁寧に歓待し祭ると幸福を授け、粗略にすると厄難を与えるという性格です。
よく昔ばなしで、乞食や旅人などを歓待した者が幸福になった、粗末にした者が不幸になったというパターンがありますが、これもマレビト信仰に基づくものです。
この名も無きマレビトに「弘法大師」という神格が与えられます。これは全国各地を巡り、高野山への信仰を布教した高野聖(こうやひじり)という集団が、弘法大師の利益を説き、またそれを受け入れる側も、それまでの名も無きマレビトを弘法大師として祭るようになる。これが、全国各地の弘法大師伝説の一因となります。
ですから弘法大師在世当時にはこのような信仰はなく、中世から近世にかけて生み出されたものです(現代でもそれは生きています)。
よって地域や時代によってはこのマレビトが、役行者や行基菩薩、慈覚大師、恵心僧都、親鸞聖人などになる場合もあります。

また江戸時代は新たに寺院を建立することが難しかったので、「かつてこの土地には○○が祭った仏像があり、寺があったのが荒廃してしまったので、それを再興する」という名目で寺院が建立されることもありました。
その場合○○の部分が、弘法大師信仰の強い土地では「弘法大師」、修験道では役行者などとなります。

全国各地の弘法大師伝説には上記以外にもさまざまな要因がありますが、いずれにしろ大半は史実ではないにしても、そのような信仰を守ってきた伝承は大切にしたいものです。
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人気のない山奥を探索


= (金、銀、水銀等の)鉱脈を探し歩いたという説もあるようです。
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この回答へのお礼

山師だったのでしょうか?

お礼日時:2008/11/16 21:00

弘法大師の場合は密教の伝導という使命も


あったのではないでしょうか。

まあ、寅さんも行商人なので、商売という意味では
同じと言えないわけではないのでしょう。

http://bany.bz/qukai/
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