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雑誌投稿用の小説を書いています。

主に恋愛を主体とした小説なのですが、物語を書くにあてって、視点の切り替えについてお聞きしたいと思ってます。

以前はあまり小説というものを読まなかったので、最近の小説での話しか分かりませんが、小説の中で【視点を切り替える】という場面がありますよね?

例えば……
主人公Aとその相手Bの恋物語で、書き方は三人称です。
最初は主人公Aの視点で書き、中途で相手Bの視点を入れる。
(読んだ小説の場合では、段落というか行を空けて場面を切り替えるという手法を取り、主人公Aの視点から、相手Bの視点に切り替えていました)


私はこれまでずっと、物語は主人公の視点を通して書いていました。
それは、相手の気持ちが分かってしまうと、山場(告白の場面)などの盛り上がりに欠けてしまうと思っていたからです。


今読んでいる小説(小説雑誌)が、そういった形の物が多いので、もしかしたら私の書き方(主人公のみの視点で物語を進める)では、読み手には面白くないのでは?と悩んでいます。

私は前出の通り、これまで小説をあまり読んで来ませんでした。
なので、たくさん恋愛小説を読んでいる方や、プロの作家様などはどう考えているのか、全く分かりません。

これからもどんどん小説を書いて投稿して行きたいと思っているので、どうか詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。


追伸:
恐らく小説の書き方は決まっていない、と言われる方がいらっしゃると思います。
勿論その考えは分かっておりますが、やはり読み手の事を考えた小説を書きたいと思っているので、参考意見という形でも構いませんから意見等を下さると嬉しいです。


よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

小説を書くのって楽しいですよね。


私は基本的に三人称で書くことが多いですが、一人称(主人公目線)もたまに使います。

三人称って全体が見渡せてる感じはしますけど、「相手の考えてることが分からない」ように書くことは全然可能ですよ。
三人称かつ主人公中心のような書き方です。
一人称にも三人称にもいいところ悪いところはあります。
物語の内容、自分に合うかどうかでどちらにするか判断するのがよいと思いますよ。
分かりにくかったらまた聞き返してください;
主人公目線の恋愛小説、三人称の恋愛小説など参考にいくつか読んでみてはいかがですか?
小説の書き方などの本もありますから参考にしてみるのもいいかもしれません。
良いお話が出来るといいですね。

この回答への補足

benitubaki 様

回答ありがとうございます。
benitubaki様の回答は凄く役に立ちました。

しかし私の説明が悪かったのか、ちょっとだけ私の求めている答えと違っていたので、もう少しだけ詳しく書きますね。
(三人称書きの癖に、説明が苦手……という点はこの際、スルーしていただけると嬉しいです)


私の書き方【三人称】で【主人公視点】というのは、物語を通して全て主人公の行動で話が進む、という事なのです。

しかし私の読んだ本では、三人称で物語が進んでいるのに、場面転換した途端相手側の行動(視点)が書いてあったのです。


小説投稿で気を付ける点として良く言われるのが、「読み手の事を考える」なのですが、そうやって三人称でも主人公では無い相手側の行動(視点)を作中に織り交ぜた方が、読み手には良いのかな?と悩んでしまって執筆が止まっております。


最近小説を読み始めた為、本当に最近の書き方しか分かりません。
以前の小説がどうだったのか、またどんな作品を読めば参考になるのか全く分からず、どこから手を付ければ良いのかも悩んでおります。

benitubaki 様のお薦めなどがあったら、また教えて頂けると嬉しいです。

補足日時:2008/12/15 03:35
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丁寧にありがとうございます。


とんちんかんな回答ですみません;

読み手のことを考えるのは重要ですよね。
ですが主人公以外の視点が必要な場合とそうでない場合ってありますよね。
必要ないならたとえその書き方が流行っていても、蛇足になってしまいます。
逆に必要ならしっかり書かないと読み進めていくうちに矛盾が出てきたり、展開についていけなくなります。

まわりにそのようなかたちの小説が多くても、それに倣うような書き方では平凡な、周りと同じような作風になってしまいます。
投稿して選ばれるのは、独自性とか自分の書き方が確立されているとか今までにない新しい形とか、そういった「審査員の目を引く」作品だと思います。だから自分の書き方に自信を持ってLove-Kabi様らしい作風を確立させて言ってはどうかなと思います。

書いているのはどんなジャンルですか?
何の雑誌に投稿されるのですか?
もし私が読んでいるジャンルならおすすめを紹介します。
頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

benitubaki様

返事ありがとうございます!
凄く不安だったのですが、benitubaki様のお言葉で目が覚めました。
自分の書き方を貫いてみます。
視点の切り替えが必要か不必要か、もっと勉強して見極める目を持ちたいと思います。


書いているジャンルは二種類。

一つは普通のファンタジーな小説(+恋愛)。
もう一つは、お恥ずかしながらBL小説でございます。

ファンタジーは、外国が舞台……では無く、日本人がメインが多いですね。(舞台は日本以外もありますが)恋愛を絡める事が好きです。
BLは……そうですね、どちらかと言えば読者年齢層高め(20代~)をターゲットにして書いてます。

お礼日時:2008/12/16 22:58

一番いえるのはとにかくたくさん読んでくださいよということです。



ここで「こういう書き方があるよ」「切り替え方があるよ」
っていくら言ったところで実際読んでないと
実際に具体的にどう書いていく? どう面白い?ってのを理解して
さらに自分で書くなんてレベルまで行くのはとても大変です。

確かに、主人公だけを追っているほうが周囲の行動が読めなくて盛り上がる部分もありますね。

でも他者に視点を切り替えても「全てを明らかにする必要はない」んです。
ほどほどに隠しておいて、あるシーンでは主人公視点であっと驚く展開が起こる…これでもいいと思います。
行を空けるのでなく章を分けるという手もあります。

山本文緒さんの「あなたにも帰る家がある」 「ブルーもしくはブルー」
数人の行動、視点を切り替えながら進みますが
全ての気持ちや行動が明らかなわけではありません。
切り替えられている間の気持ちの変化や行動なんかもありますから。

東野圭吾「変身」
主人公視点の一人称ですが「メモ」や「記録」「日記」などの
他者による手記がさしはさまれることで第三者の気持ち、第三者から見た主人公が描かれる。

少し参考になるかと思って。

主人公以外の人物もカメラで追う恋愛小説の読者から見た面白さとしては
「どちらの気持ちもわかっている」分
些細な行き違いや、スレチガイでこじれてしまう様が切なくてもどかしい、とかです
また、一方の気持ちまでは明らかにされていなくて行動だけを追いながら
あれこれ気持ちを予測したり
「ああ~そんなことしたら、こっちはこんなことしてるのに」みたいなハラハラ感があったりもしますよね。

小説だけじゃなくて映画やドラマなんかも参考になると思うから
たくさん見てくださいね。

たくさん読んで、たくさん書いて。
最初は真似でもいろんなパターンを書いてみて。
それで、「ああ自分はこういう書き方が一番書きやすい」
「自分はこういう書き方が一番おもしろく書ける」
というものがだんだん解ってくると思います

漫画で「日出処の天子」というのがありますが読んだことありますか?
BLも好きという事なので読みやすいかなと思いまして。
こちらも、複数の人物を追いながらも
お互いの気持ちや言葉の行き違いなんかが描かれていて読者としては楽しいですよね。

持ち駒を増やすためにも、自分がまず読者として何が楽しいか知るためにも
今はいろいろ読んだほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

anzuppa様

お答え下さってありがとうございます。
本を沢山読む。
基本がいかに大切か、思い知らされました。

全ては私の知識不足です。
読んだ本の数が少ないが為に、その知識の分でしか判断出来ないんだと思いました。

単独視点のみでも、複数視点があっても、書き方を工夫すれば良いのですね。基本的な事に気付きませんでした。

為になるお答えを下さった上に、オススメの本まで教えて頂いて、とても嬉しいです。
教えて下さった本は、どれも読んだ事がありませんので、是非書店で探してみたいと思います。


本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/17 22:44

ある程度答えは出ているようですが一応……。

(^^;)
基本的に小説は1点視点で書かれるものです。章ごとで切り替えて書かれていたりするものもありますが、その章の中では『A』という人の視点からのみ書かれていると思います。
『A』という人の視点の章の中で『B』の人の視点が混在している小説というのももちろん見かけたことはありますが、正直書き手の腕を疑ってしまいます。『A』の視点からでも『B』が考えていることを読者には分かるように、『A』の視点を通して提示する。それが書き手の腕の見せ所だと言えると思います。

>もしかしたら私の書き方(主人公のみの視点で物語を進める)では、読み手には面白くないのでは?

重複しますが、どんな書き方でも読者に面白と思わせるのがあなたの腕の見せ所だと思いますよ。


それから最近になって(?)小説を多く読むようにしているようですが、質問者様が書いている傾向のものばかりですか?他の方も回答されてますが、一杯読むことが小説を書く上では最短の勉強です。それも同じ傾向のものばかりではなくて雑多に色々と読んでください。

それから質問者様が書いている小説の傾向の中で文章や、人物の作り方などで『この人好きだな』と思える作家さんを何人か見つけた方がいいでしょう。それと書いている傾向とはまったく違った作家さんでも好きな作家さん、参考になりそうな作家さんを見つけた方がいいと思います。その作家さん特有の文章のクセや伏線の張り方など、読んでて『次はこうなるな』と分かってしまうぐらいその作家さんを好きになればいいものが書けると思いますよ。マネをすることも大事です。ただ、そのままパクってはいけませんがね(^^;)

小説を読むといっても読者の目では読まないで下さい。作家の目で『次はどうなるのか』『自分ならばどうもっていくか』そういった気持ちで読んで結末を先読みしてください。その結末が作者と同じであれば質問者様には充分に腕があると思いますよ。
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この回答へのお礼

beru2007様

とても為になるご意見ありがとうございます。
視点を変えた方が良いのか、と悩んでいるという事は即ち私の知識不足なのだと、しみじみ思いました。

作家の本を作家の目で読む。
凄く良い発想だと思いました。
私はこれまでただただ「読者の目」で読んでいましたから。
これからはそういった事を意識して、本を読んで行きたいと思います。


本当にありがとうございました。
とても参考になりました!

お礼日時:2008/12/17 22:37

 質問者さんのおっしゃっている >「私はこれまでずっと、物語は主人公の視点を通して書いていました。

それは、相手の気持ちが分かってしまうと、山場(告白の場面)などの盛り上がりに欠けてしまうと思っていたからです。」 とうのは決して間違っていなくて 「三人称の単元描写」は小説(特に初心者の作品)のセオリーと言うべきものだと思います。よほどの実力、構成力がないと、いわゆる神(作家)の視点でA,B両者の視点(復元描写)で何でも描いていってしまうと作品自体が平板で奥行きのないものなってしまう恐れがあります。主人公Aの目に見えるものだけを書くことによって、書かれなかったBの内面がより立体的に読者に迫ることもあると思います(『小説の秘密をめぐる十二章』河野多恵子著、『天気の好い日は小説を書こう』三田誠広著参照)。

 と・・ここまでは、やはりセオリー(基本)で、プロの作家にはセオリーを超えた素晴らしい作品がたくさんあります。
 最近では姫野カオルコの『ツ、イ、ラ、ク』を読んでびっくりしました。セオリーなんて全く無視、最初から登場人物全ての視点でどんどん物語が進んでいきます(復元描写)。最初はとってもゴツゴツして違和感があって読みにくいのですが(こういう小説に慣れていなかったせいもあります)読み進めるうちに小説の世界に引き込まれ最後は全く違和感なく読めてしまいました。
 姫野カオルコは別の短編集『桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク』で一人称、三人称の単元描写のすごくいい短編をいくつか書いています。やはり基礎というかかなり実力のある作家であってこその仕事だったのでしょうか。

 村上龍の『五分後の世界』は主人公の視点(三人称・単元描写)がまるで戦場カメラマンのように固定され、リアルに非日常の現実・戦場を描いています。これも実力ある作家のなせる技ですがとっても参考になる作品だと思います。

 長くなりましたが、『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ)の二重構造の視点や『パレード』吉田修一著)のような連作形式で視点を変える方法で成功している作品もけっこうあると思います。
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この回答へのお礼

tachan28goo様

そうですね、私は全くの初心者と言って良い書き手なので、今は基本を貫きつつ、成長したら別の書き方に挑戦してみようと、皆様のお答えを見てて思いました。

復元描写というのは、やはりプロの作家の構成力があってこそ実現する書き方なのですね。それを初心者がやろうと思っては身の程知らずも良い所だと思います。

こういった事に気付かせていただいて、本当にありがとうございました。推薦された本については、チェックして本屋さんで探します。


どの本を読めば良いのか、という点で悩んでいたので、とても助かりました。心より、感謝申し上げます。

お礼日時:2008/12/20 02:01

しつこくすみません。


ライトノベル系といった解釈でよろしいのでしょうか?
もしそうなら専門ジャンルなのですが笑

ルルル文庫、コバルト文庫は恋愛を取り扱っている点では素晴らしい作品が多いですし電撃文庫も作品によっては参考になると思います。
コバルト文庫の雑誌やルルル文庫のホームページには詳しい応募要項や受賞した作品のあらすじ、審査員の考えなども載っていますので、もし興味がおありでしたら覗いてみてください。

では、なんどもすみません。
いつかLove-Kabi様の書かれた作品が読めることを待ち望んでおります。
頑張ってください!
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この回答へのお礼

benitubaki 様

私の質問にずっと付き合って下さってありがとうございます。
すごく嬉しいです。
benitubaki様の優しい心に感動しております。

ライトノベル……そうですね。ジャンルとしてはそちらの方面になります。コバルトや後は角川ビーンズとかそういった物を読みます。
ただ私の読んだ作品は殆ど、一人称の作品だったので、分からなかったんです。
でも、今度から本屋さんでちらっと中を見て、三人称の物を探して買ってみようと思います。

沢山の本を読むことが、一番の勉強という事が、今回すごく身にしみました。
あとは勉強&努力で頑張ります!


benitubaki 様には本当に優しくして貰って嬉しいです!
応援のお言葉、心に深く刻んでおきます!

ありがとうございました。
がんばりますね!

お礼日時:2008/12/20 02:08

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