推しミネラルウォーターはありますか?

展覧会や絵画作品の中でも抽象画に興味があり、自然と目が留まってしまいます。今までに絵を特別に勉強したことは、ありませんが、自分の思いや経験・目に見えない音などをを色や形で表現したいと思っています。
絵画教室やアトリエでは、初心者は、デッサンからという所が多いようですが、その様な具象画の基礎がないと抽象画を描くことは、出来ないのでしょうか?
また、抽象画を学べるおススメのスクールは、ありますか?色々な画材を試したいので、どこかできちんと学びたいのですが…。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

まず質問者さんは”抽象美術”というものにどのようなイメージをお持ちでしょうか?


美術を長年やっている私が誤解を恐れずにお答えするとですね、大きく
分けて3つの抽象が存在するのではないかという考えを持っています。
それは、(1)空間を三次元透視図と陰影法を用いずにある要素のみである規律を
持たせて表現する方法の抽象と、(2)内観ともうしましょうか心に浮か
んだ物やイイねっ!と思ったなにかを率直に表現する抽象と、(3)訴える
べき何かを伝える方法を探る抽象とがあるという考えです。
すべて”要素”のみで成り立っているために”抽象”とされていますが
その性格は全て違います。
絵画教室でデッサンをまず教えてもらって大いに参考になるのは(1)の
作品のみです。(2)や(3)の場合絵が上手かろうと作者自身が経験した
生活がつまらなければ作品そのものがつまらない作品になる可能性が
大きいということです。(2)と(3)の作品を作るのを念頭に置いているので
あれば、わたしは旅行に行けとかメッタにない体験をしろとか
詩を読んだり書いたりしろとか音楽を聴いたり楽器を習えとか自分の
身の回りを観察しろとか、まあそういう良くわからないアドバイスを
しますね。
(2)(3)の表現方法をどこかで習うということはその習ったお師匠さんの
世界を踏襲するということになりますからアナタだけの抽象世界として
成立するのは難しくなります。画材についての知識だけを得たいので
あれば教室に通うのはいいことですが、その際は具象絵画を練習する
べきで抽象とはわけて考えたほうがよいと思います。ですから抽象のみ
の(2)(3)の作品を描きたいのであれば教室に通う理由はあまりありません。

画材の性質を知りたいのであれば美大生の知り合いに聞くとか画材屋さん
に聞くという方法もあります。画材屋さんでもバイトに毛がはえた
程度ではダメでしょうけど。
よっぽど変わった画材を使うとか画材そのものの扱いが難しいもの
(たとえば漆喰や金箔や漆)などを試したいのであればその道の
専門家に教えてもらう必要はありますけど。
それよりも抽象画を描くには大きいスペースの部屋が欲しくなる場合が
多いのでその条件を満たすだけのために教室に通うのもありではないでしょうか。
また、絵画教室に通うより、絵本作家養成コースなどを覗くいてみた
ほうが抽象画には参考になるかもしれませんね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

絵画の知識が皆無に等しい私にも、分かりやすい的確な回答をありがとうございます。私の興味は、回答者さんの言う(2)と(3)にこそあります。
絵を描くことより、自己表現をすることに興味があったのだと気が付きました。自己表現は、人から学んだり、真似をするものでないと頭では、分かっていましたが、技術・知識の無さに気を取られ、見失っていました。
また、絵本の勉強というご提案にもハッとしました。
学生の頃、詩や作文を書くことが好きで、児童文学を専攻し、子供向けの架空の物語を書いていました。その時に駆使した様な想像力や表現力を使って“絵”として表せるのが絵本なのでしょうね。
ご意見いただいたことを踏まえつつ、自分の内面を表現できる技術を焦らず身につけたいと思います。

お礼日時:2009/01/21 15:11

どのような抽象画を描きたいのかいまいちわからないのですが興味を持っている作品から(精神的に)学ぶのが良いと思います。



画材そのものも探求の対象だと思うので画材とは認知されていない物も含めて自分で実験してみるのがまず第一歩ではないでしょうか。
画材の立派なカタログがメーカーから出されていますし。この本などお薦めです。
http://www.holbein-works.co.jp/announce/publishi …
テンペラだとか日本画だとかの一般向け講座もあると思います。

全く絵画の経験がないなら普通の教室に行って経験するのも悪くないと思いますが具象画をうまくなってから抽象画へというようなコースを前提にすべきかと言われたらそれははっきりと否です。美術教育に引っ張られすぎた思想ではないでしょうか。

ですがもし面白い先生に出会えたら私塾のようなところをのぞいてみるのも良いかもしれません。
一般の教室に行ったとしても自分に役に立ちそうなものだけを吸収する場と考えればいいのかもしれません。
勝手な事を言わせてもらえればどうせなら教育を受けていない人が独力で作ったらどうなるかという方に興味が湧きます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご親切に資料をつけてアドバイスして頂き、ありがとうございます。
絵画を描くことに興味は、ずっと以前からあったのですが、うまく描けた試しがありません。2次元の画用紙に3次元の世界をどうしてもうまく表現できないのです。そのことが絵を描くことに対しての高い敷居になっていました。ただ、色に関して、染めや織りを通して学んだことがあり、ぞれぞれの色の持つ表情・温度などを自分の気持ちや言葉に置き換えてみたいと思ったことから、抽象画に興味を覚えました。
作家の作品も言葉が見えてくるまで鑑賞してしまいます。
具象画より簡単そうという訳でなく、自分を表現するならこれがいい、と言った感じです。
画材によって、絵の表情は、ずいぶんと違ったものになると思うので、どういった手順で何を使うか位の最低レベルの知識が得られれば、と思います。回答者さんの言うように、実験的にでも試してみたいと思います。

お礼日時:2009/01/21 17:11

No.2です


染めや織の経験は立派な経験になっていると思いますので自信を持ってやってみたらいかがでしょうか。染めや織そのものでの作品や技術を応用した作品もできると思います。
あとは発表とコミュニケーションの場所や仲間づくりの問題だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
織りや染めは、色彩と素材感(風合い)の追求・表現が軸です。このことは、No.2さんの言うように、他の芸術にも通じるところがあるのだと思います。
ただ、紡ぎ染めた糸を織る作業は、ひたすら平面(2次元)なのです。どんなに複雑な織り方をしようと、面でしか表せません。
絵を描く方々が、どの様なものの見方・捉え方をするか、その興味も手伝って、先ずは自分の出来ることから始めたいと思います。

お礼日時:2009/01/22 21:53

こんにちは


デッサンの基礎は必要ありませんよ。
手軽に24色くらいの水彩絵具を準備されてはいかがでしょうか?水彩絵具は少々高めのものを購入されることをお勧めします。
日本製のホルベインが手ごろでお勧めです。
紙は画材屋で水彩用のスケッチブック(数百円)のもので良いでしょう。
スクールに通うのであれば、幅広く抽象画を理解されている講師の方が居る所で無いと楽しく続けられないと思いますので、なかなか難しいかと思います。具象で技法や対象が限定されたスクールがほとんどですしね。
最初は小さめの画面に、水気を多くしてにじませたりかすらせたり、自由に楽しんで描いてはいかがでしょう。
描いた絵をスキャナーで読み込んで、何枚もブログにアップしていくと楽しいでしょう。
音楽を表現した作家に、カンディンスキー。においを表現したポロックなどがいます。いろんな作家の作品を見て霊感を養いながら、楽しく続けていけると良いですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体的な指示をしていただき、ありがとうございます。
近辺の絵画教室へ見学に行ったり、美術用品を見に行ったりしてはいるものの、それらを決めるには、感覚に頼った判断は使いものにならず、“さて、やってみるか…”と思ったまま、時間だけが流れていました。

『大人の塗り絵』なるものを時間のある時、ひたすら無心で塗っています。

水彩画なら学校の美術で習ってきたことですし、色も簡単に重ねられ、グラデーションも出し易いのかも知れませんね。
難しいことにチャレンジする気負いよりも、自分に出来ることの気安さを入り口にしてみようと思います。
プログの件は、これも1からの勉強となります。こうやって、ここに文章を書く事位が、私のPCスキルmaxなもので…。
作品を発表する場があるということは、自己満足で終わらせない目的が出来ることなのかも知れませんね。
このことも考えに入れて、先ずは、1歩、ですね。

お礼日時:2009/01/27 15:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報