たとえば作家としては橋本治も好きなんですが、彼の源氏訳はアレンジが入っていると聞きます。
若干のアレンジは仕方がないのかもしれませんが、なるべく原文に忠実な内容の現代訳で読みやすい源氏物語は誰の手によるものになるのでしょうか?

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A 回答 (3件)

なるべく原文に忠実なと云うとお勧めは、


講談社学術文庫の今泉忠義訳でしょう。底本は首書本です。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b …
所謂古文の参考書にある訳文に近い処がありますが、著者が他に桜楓社から出した原文編及び語法編とセットになったもので訳も元は桜楓社からでていたもの。(URLはその第一冊です。この本改版になって冊数がかわっています。旧版全20冊、新装版全7冊。古本で求める場合には注意が必要です)
あとは角川ソフィア文庫の玉上琢弥訳でしょう。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pc …
これは各冊とも前半が原文、後半が訳文となっているもので、訳者は訳文だけでも独立してよめる事を念頭においています。

もう少し小説的なものは、与謝野晶子訳です。これも今は角川ソフィア文庫です。底本は湖月抄本。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pc …
欠点は和歌がそのまま掲げられているだけなのが欠点です。最近改版になり5冊になりました。少し古いものは3冊ですが、別に「与謝野晶子の源氏物語」と云うものが出ておりこれも3冊なので古本で買う時は注意が必要です。

あと、有名なものは谷崎潤一郎訳(中央公論社、文庫版もあり)、円地文子訳(新潮文庫)、窪田空穂訳(改造社、絶版)、瀬戸内寂聴訳などと色々ありますが煩雑になるので省きます。

なお、まんがの「あさきゆめみし」(講談社・三六判本13冊-版元品切-、文庫版7冊、愛蔵版あり)は最初の部分と雲隠の部分と最後の部分に多少のアレンジがあるものの原作に比較的忠実でしかも最後迄収めています。いきなり読むと現代語訳でも誰が誰だかわからなくなると云う人が多いですが、まんがで粗筋梗概をあたまに入れてから読むのも良いでしょう。

ちなみに記者は与謝野訳を中心に旧今泉訳で和歌など補って読みました。「あさきゆめみし」はそのあとで入手したのですが、お勧めです。
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http://yoshinashigoto.com/koten/koten2.htm#zenya …
個人さんのサイトですが、比較がありました。
冒頭文なども掲載してあるので、訳し方、読みやすさの比較ができると思います。

個人的には、全文ではありませんので質問とは逸れるかもしれませんが
ビギナーズ・クラシックスの
源氏物語がよかったです。
あらすじ→ちょっとした背景や時代の注釈→訳文→原文

の順に掲載されています。

理解してから原文を読むので、原文に近いというより
「原文に自分から近づいていける」感じでした。
http://yoshinashigoto.com/koten/koten2.htm#zenya …
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円地文子訳『源氏物語』新潮社です。

(『円地文子の源氏物語』集英社はダイジェスト)
円地文子訳は理解しやすいように言葉を足していますが、原文のイメージに忠実です。
現代語訳でも難しければ、漫画の大和和紀『あさきゆめみし』を先に読んで下さい。
こちらも原作のイメージに忠実です。と思っていたら、実は大和和紀さんは、円地訳と
原文を読んで『あさきゆめみし』を描いた、と最近新聞で読みました。
なので、『あさきゆめみし』を読んで円地訳を読むのがお勧めです。
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Q源氏物語の現代語訳は誰がオススメ?

源氏物語の現代語訳を読もうと思っています。
原意に忠実なものは誰の現代語訳でしょうか?
潤一郎や与謝野晶子のはむずかしいですか?
教養文庫のものは読みました。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

与謝野晶子のものは、角川文庫にはいっています。これの欠点は訳者が歌人だったため和歌がそのままになっている事です。それ以外は比較的歯切れのよいしかし女性らしい良い訳書だと思います。湖月抄本の訳書です。---注意。角川文庫では与謝野晶子の源氏物語を二種類出版していますが、片方は抄訳です。「全訳」の方を求めて下さい。又最近迄3冊本だったものを改版して5冊にしています。古本などを利用する際には気をつけて下さい。
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E8%A8%B3-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E4%B8%80-%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB/dp/4043889011/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1259657297&sr=8-4

谷崎潤一郎訳は中央公論社です。文庫に入っています。国文学者の校閲を経ているので、内容は問題ないと思いますが、最近の文章を読みなれた向きには重いかもしれません。これも湖月抄本の訳書。
http://www.amazon.co.jp/%E6%BD%A4%E4%B8%80%E9%83%8E%E8%A8%B3%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E5%B7%BB1-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8/dp/4122018250/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=books&qid=1259657297&sr=8-5

原意に忠実と云うと講談社学術文庫の今泉忠義訳を外す事はできません。国文の参考書の訳のような感じもしますが、解りやすい訳です。和歌も口語訳がついています。元は20冊だったのですが、最近改版して7冊になっています。首書(かしらがき)本の訳。
http://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=sr_adv_b/?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&unfiltered=1&search-alias=stripbooks&node=&field-title=%8C%B9%8E%81%95%A8%8C%EA&field-author=%8D%A1%90%F2&field-keywords=&field-isbn=&field-publisher=&x-genre=&field-binding_browse-bin=&x-age=&field-dateyear=2010&field-datemod=0&field-dateop=before&field-price=&field-pct-off=&emi=&sort=relevancerank&Adv-Srch-Books-Submit.x=38&Adv-Srch-Books-Submit.y=9

それ以外の、窪田空穂訳(改造社・入手困難)、円地文子訳(新潮文庫)、田辺聖子訳(仝上)、橋本治訳(中公文庫)は、窪田訳を除いて作者の創意がはいっていますし、窪田訳は入手困難と云う事で省きます。

玉上琢弥訳。これは角川文庫の各冊前半が原文、後半が訳文と云うかたちではいっているもの。独立して読める事を念頭においている。台本が定家直筆本のあるものはそれを用い、存在しないものは明融臨模本、それも存在しなければ飛鳥井雅康本(大島本)と複雑である。記者はこれをきちんと読んだ事はないので詳細は記述できない。
http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E2%80%95%E4%BB%98%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3-%E7%AC%AC1%E5%B7%BB-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%B4%AB%E5%BC%8F%E9%83%A8/dp/4044024014/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1259657960&sr=1-3

瀬戸内寂聴訳。講談社文庫。これは読んだ事がないので解りません。

大塚ひかり訳。ちくま文庫。刊行中で未完。書店で見た程度だが、注釈などを利用して解りやすい訳書をつくろうとしている。小学館本の訳書。
http://www.amazon.co.jp/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%88%E7%AC%AC1%E5%B7%BB%E3%80%89%E6%A1%90%E5%A3%BA~%E8%B3%A2%E6%9C%A8-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A4%A7%E5%A1%9A-%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A/dp/4480424814/ref=sr_1_14?
ie=UTF8&s=books&qid=1259660207&sr=1-14

記者でわかる範囲はこんなところです。お気に召したものをご利用になればと考えます。

与謝野晶子のものは、角川文庫にはいっています。これの欠点は訳者が歌人だったため和歌がそのままになっている事です。それ以外は比較的歯切れのよいしかし女性らしい良い訳書だと思います。湖月抄本の訳書です。---注意。角川文庫では与謝野晶子の源氏物語を二種類出版していますが、片方は抄訳です。「全訳」の方を求めて下さい。又最近迄3冊本だったものを改版して5冊にしています。古本などを利用する際には気をつけて下さい。
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E8%A8%B3-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%...続きを読む

Q源氏物語が現代語訳されている本について

源氏物語が、現代語訳されている本っていっぱいありますよね?
どれが1番分かりやすくて読みやすいですか?

ちなみに私は今度高1になる中3です。
国語は苦手です。読解力は他人と比べて少々欠けていると思われます。

Aベストアンサー

読み易いが、作者の思いや考えが或る程度入っているものを選ぶか、多少、参考書の口語訳的なところがあっても忠実のものを選ぶかによって違います。
前者では、田辺聖子訳(新潮文庫)、瀬戸内寂聴訳(講談社文庫)、円地文子訳(新潮文庫)あたりでしょう。
国語が苦手では一番良い与謝野晶子訳(角川文庫)と谷崎潤一郎訳(中公文庫)は勧められないですから。
忠実と云う事ならば、
講談社学術文庫-今泉忠義訳。(現代語訳のみ、新装版は7冊)
角川文庫-玉上 琢弥訳。(各冊前半は原文。後半は口語訳。訳だけでも独立して読めるようにしてある。10冊)

中学校卒業程度ですと、源氏物語を読む前提知識や有職故事(ゆうそくこじ)の知識も期待できないと思います。筋書き梗概をしるには漫画で読むのも方法です。大和和紀「あさきゆめみし」講談社(文庫版7冊)が良いでしょう。一部若い人に読み易く補作をしたり改変をしていますが全体としては最後迄作を追っています。

Q源氏物語はどっちがいいのでしょうか?

源氏物語の現代語訳を読もうと思い、円地文子さんの現代語訳を読んでみようと思い読んでるのですが、先日瀬戸内寂聴さんの現代語訳を本屋さんで見たところ、こちらが話がわかりやすいなと思いました。

原文に近いのは円地文子さんの方だと聞いたのですが、源氏物語のおもしろさをつかむには、どちらがいいんでしょうか?

知人が原文を読んだというので、話をできるようになりたくて読み始めたのですが、でも、物語がわからないままっていうのも無駄な気もしますし・・・。

話がまとまってなくてごめんなさい。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

世界に誇る日本の古典文学の最高峰、「源氏物語」に挑戦される方々が増えていますね。四人の口語訳にはそれぞれ特徴があり、選択に迷いますよね。
私の感想を申しますと、谷崎口語訳は原文に忠実で文章の流れが美しいと思います。与謝野晶子は偉大な歌人だけあって源氏物語の重要な構成を成す和歌に精通していて、私も参考にしました。円地文子は二人に比べると現代的感覚の訳文ではないかと思います。

瀬戸内寂聴さんは、男女の恋愛を中心にとらえていて、文体も難易度が低く一番読みやすいと思います。

しかし、
◆源氏物語のおもしろさをつかむには、どちらがいいんでしょうか?

という質問でしたら、少々時間はかかっても少々の難易度がある方が何倍もおもしろいと思います。物語は男女の恋愛だけではなく(もちろん物語の軸にはなっていますが)平安貴族の雅な世界が満ち溢れたなかに主人公・光源氏を通して、野望と権力、死生観などなど、式部の鋭い観察力、深い洞察力、幅広い審美眼に圧倒されます。
ストーリーを追うだけではなく想像力を全開して読む楽しさと満足感を得たいと思られましたら、先の三方をお薦めします。全巻読破することよりも、巻ごとに楽しんではいかがでしょうか。

世界に誇る日本の古典文学の最高峰、「源氏物語」に挑戦される方々が増えていますね。四人の口語訳にはそれぞれ特徴があり、選択に迷いますよね。
私の感想を申しますと、谷崎口語訳は原文に忠実で文章の流れが美しいと思います。与謝野晶子は偉大な歌人だけあって源氏物語の重要な構成を成す和歌に精通していて、私も参考にしました。円地文子は二人に比べると現代的感覚の訳文ではないかと思います。

瀬戸内寂聴さんは、男女の恋愛を中心にとらえていて、文体も難易度が低く一番読みやすいと思います。

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Q源氏物語訳本 オススメは

30歳代の者です。源氏物語の現代語訳でオススメの物を探しています。

源氏物語の内容はひととおり知っています。
・気軽に小説的に、しかしできるだけ話の省略なしに読めるもの
・図書館で普通に見つかりそうなもの
を希望しています。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

ご希望のような本でしたら、わたしは田辺聖子の「新源氏物語」で決まりだろうと思っています。とは言っても、別に各種現代語訳を読み比べたわけではなく、それそのものの感想としてでしかありませんが……

あまり捻らず、素直に書いているところが気に入っています。読みやすいです。わたしは古典関連は田辺さんによるところが大なので、かなりの贔屓が入っていますけれども。
ちなみに先の方を(勝手に)補足させていただきますが、「源氏がたり」の方は、おそらく講演かカルチャーセンターの講義?を文に起こしたもので、基本は談話です。面白いですが、物語・小説ではありません。気軽な解説です。
それから瀬戸内寂聴は「わたしの源氏物語」ですね。これも解説……というより、源氏関連のエッセイです。
「女人源氏物語」の方は、様々な女たちの一人称(脇役含む)で語られるのが特徴的な話です。田辺版より捻った形式ではあります。瀬戸内寂聴は現代語訳として源氏物語を出してますので、王道という意味ではそちらかも。(王道にこだわらないのであれば、「女人」も読みやすくて良いと思います)

わたしが最初に源氏と出会ったのは与謝野訳なので、そちらもちらっとお薦めしておきたいのですが……しかし前二者と比較して読みやすいかどうかは(^_^;)。人の呼び方でかなり混乱した記憶が。わたしはそれを読んでハマったので、それなりに魅力ある訳だとは思うんですけど。でも一般的ではないかなあ。

いずれにしても、わたしの一押しは田辺訳ですね。この人は源氏関連の本を沢山出しているので、そちらの方もどうぞ。

ご希望のような本でしたら、わたしは田辺聖子の「新源氏物語」で決まりだろうと思っています。とは言っても、別に各種現代語訳を読み比べたわけではなく、それそのものの感想としてでしかありませんが……

あまり捻らず、素直に書いているところが気に入っています。読みやすいです。わたしは古典関連は田辺さんによるところが大なので、かなりの贔屓が入っていますけれども。
ちなみに先の方を(勝手に)補足させていただきますが、「源氏がたり」の方は、おそらく講演かカルチャーセンターの講義?を文に起こ...続きを読む

Q源氏物語の原作に近い漫画

題のとおりなのですが
源氏物語を読まなければいけない状況下に置かれているのですが
正直な話、今現在古典文学にあまり関心がないため
できれば活字よりも漫画から始めたいのです。
原作に忠実に描かれている漫画をご存知の方、教えていただけるとうれしいです。

Aベストアンサー

源氏物語の漫画と言えば

「あさきゆめみし」大和 和紀  文庫版全7巻
下記参考URLに貼っておきました。

少々絵が古臭い印象を受けられるかもしれませんが、原作に忠実で取っ掛かりやすいかと思います。
始めは、ちょっと古めの平安恋愛物語と思っていただければいいです。
妹が、この作品を読んで源氏物語に興味を持ちましたので・・・。
(私は古典から入りましたが。)


「源氏物語」江川 達也
個人的に解釈は面白いと思いますが表現が直訳すぎかと思います・・・
エロチックを通り過ぎて、露骨すぎな性表現が。



小説だと瀬戸内寂聴さんのものが読みやすいと思います。
古典への取っ掛かりになれば、幸いです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063600505/qid=1149524388/sr=1-8/ref=sr_1_10_8/249-7956643-3140334

Q枕草子のおすすめの出版社、また訳者は?

枕草子の古典のままの文章と、簡潔でわかりやすい現代語訳付きの本を探しています。
古典のままの文章もそのままついていてほしいです。
絵はあまりいりません。(画家の描いた有名な絵が少しあるくらいで)
または絵はなくてもいいです。

おすすめのあるかたはお答え下さい。

Aベストアンサー

あなたがどのような理由で『枕草子』を必要としているかによって回答が変わりますね。もし趣味で読んでみたいというのであれば、すでに回答されているような角川文庫の「ビギナーズクラッシクス」版や、清川妙氏『美しきもの 枕草子』(小学館)といった抄録本がいいです。しかし、何らかの学習に使うのであれば原文を読まなくては始まりません。この場合、現代語訳がついているからといって安易に小学館の古典文学全集本を使ってしまうと・・・これは底本が「能因本」というあまり現在ではメジャーでないものなので、本文が「みんなが知っている」三巻本系統とは異なっていますから注意。
新編古典文学全集は三巻本系統本文ですから、こちらのほうがいいでしょう。また、全訳はありませんが、かなりの部分に現代語の注がついている新潮日本古典集成の『枕草子』上下は、萩谷朴氏の自信作ですし、橋本治氏や酒井順子氏(『枕草子 REMIX』の底本となっています。
なお、田辺聖子氏の『春はあけぼの 枕草子』は小説ですので、原文そのままではありませんし、田辺氏の想像をかなり含んでいますので、あくまで小説として楽しむべきものでしょう。

あなたがどのような理由で『枕草子』を必要としているかによって回答が変わりますね。もし趣味で読んでみたいというのであれば、すでに回答されているような角川文庫の「ビギナーズクラッシクス」版や、清川妙氏『美しきもの 枕草子』(小学館)といった抄録本がいいです。しかし、何らかの学習に使うのであれば原文を読まなくては始まりません。この場合、現代語訳がついているからといって安易に小学館の古典文学全集本を使ってしまうと・・・これは底本が「能因本」というあまり現在ではメジャーでないものな...続きを読む

Q源氏物語の持つ意味ってなんでしょう?

こんにちは。
先日(といっても年始)、「千年の恋 ひかる源氏物語」を見に行った話を友人にしたら、彼は「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」と言われました。確かにそういわれると身も蓋もないのですが...
私は「女性が書いたはじめてのかな文学の長編小説である」という歴史的意味があると解釈している(この認識自体が間違ってたらどうしよう...)のですが、あの物語の凄さについて、友人を納得させられるよい回答がありましたら教えて下さい。

Aベストアンサー

たしかに、平安時代には、格調高い文学作品としてというより「長大な恋愛もの」、今でいえばハーレクインロマンスのような読まれ方をしていた面があると思います。古典なので勉強して読まねば!という人はいなくて、「源氏と朧月夜はどうなるの!?どきどき」とか「薫大好き!」みたいな読み方が多かったのでは、と私は想像しております。

そんな長大な物語が、現代まで(つまり千年も)読み継がれていることに価値があるし、それだけの魅力ある作品であることは間違いないでしょう。
もちろん、女性が書いた初めての長編小説であることも歴史的意義があります。

純粋に物語としての魅力をあげると、
・膨大な登場人物一人ひとりの書き分けが出来ていて、魅力ある様々な
 人物を創造している。
 なんせ、源氏占い(クイズに答えると、「登場人物の誰か」という
 診断ができる)というのがあるほどですから。
 (最近となえられ始めた説ですが、それぞれの人物に合わせて
  和歌のうまい、へたのレベルも書き分けられてるらしいです)

・光源氏という人物(ヒーロー)の創造。
 (在原業平につぐアイドル?を女性の手でつくった)
 どんなに評判が悪くっても、日本人みんな「光の君」というと
 知ってる、というのはすごいこと。好き嫌いは別として。

・長い年代にわたる一大ロマン小説の構成
 桐壺から宇治十帖まで、親子3代にわたる長編ロマンというのが
 千年前に描かれていたことはすごい!
 付録の家系図なんか読むとくらくらしますね。人物多くて。

古典としての価値は
・当時の風俗・習慣・考え方(仏教の思想など)を垣間見る
 ことができる。
・膨大な数の和歌(登場人物が作ったとされている)が載っている。
・古文の味わい。
・当時の都(京都)の様子をしのぶことができる。
 (今でも嵯峨野・宇治に行き、源氏ツアーが楽しめます)

結局、ひとつの小説作品として考えると、好き・嫌いは分かれるでしょうし、
光源氏を良いと思うか否か、でも評価は分かれるでしょうね。

でも、女の子の面白がる理由の一つはやはり、光が好きか、または、やはり時代は違っても人の恋愛話は面白い、ということではないでしょうか・・・。

たしかに、平安時代には、格調高い文学作品としてというより「長大な恋愛もの」、今でいえばハーレクインロマンスのような読まれ方をしていた面があると思います。古典なので勉強して読まねば!という人はいなくて、「源氏と朧月夜はどうなるの!?どきどき」とか「薫大好き!」みたいな読み方が多かったのでは、と私は想像しております。

そんな長大な物語が、現代まで(つまり千年も)読み継がれていることに価値があるし、それだけの魅力ある作品であることは間違いないでしょう。
もちろん、女性が書いた...続きを読む

Q源氏物語を読みたい

秋の夜長、じっくりと読める本を探しています。
最近「源氏物語」を読んでみたいと思ったのですが、初心者が分かりやすく読めるのはどなたの書かれたものがいいでしょうか。
お薦めあれば、教えてください。
(高校生の頃、漫画の「あさきゆめみし」読んだことしかないのです)

Aベストアンサー

私も高校の時から「あさきゆめみし」を繰り返し読んでいます。
現代語訳でお読みになるのでしたら、円地文子さんの訳が引き込まれやすいと思います。
私は最初に谷崎源氏を呼んだのですが、その後円地源氏を読み直し、谷崎では理解できなかった部分がわかった事があります。
源氏物語は訳文にせよ原文にせよ、何回も読み直すと年齢を重ねるごとに違った感慨を得られる物語だと思います。
高校生の頃にはわからなかった紫の上のやるせなさや藤壺の宮の懊悩、明石の君の達観など…。
これからも年を重ねるごとに感じ方も違ってくるのではないかと思い、一生を通じて読んで行くつもりでいます。
違った視点から見た橋本治の窯変源氏物語もありますが、何作か読んだ後にお読みになった方が良いような気がします。

Q「裸の王様」という比喩

 飲み会の席などで、よく「あそこのボスは、裸の王様だよね~」という例えを聞くことがあります。

 が、その意味合いは、人や場合によってまちまちの様な気がするのです。具体的には、

(1)自分は「それは違うのではないか?」という疑問を持ってはいるが、周囲が自分と相反する意見を主張すると、リーダーのくせに何も発言することなく「そういうものか。それでは自分が間違えているのだろう」とあっさり引き下がる人

(2)自分では何も見聞していないのに人の言うことを全て鵜呑みにする、判断力に欠けたリーダー

(3)自分にとって都合の良いことを言ってくれる連中だけを周りにおき、都合の悪い話には聞く耳を持たない人

(4)本当は威厳も権威も既に失墜しているのではあるが、他人にそのことを指摘されてもなお、威厳や権威があることを見せつけようとする人

 といったところです。

 「裸の王様」のストーリーからすれば、確かにどれも正しいような気がするのですが、本来はどのような意味合いで使用すべき比喩なのでしょうか? ご存じの方、ご教示下さい。
 なお、辞書は一応調べてみたのですが、掲載されていないようでした。

 飲み会の席などで、よく「あそこのボスは、裸の王様だよね~」という例えを聞くことがあります。

 が、その意味合いは、人や場合によってまちまちの様な気がするのです。具体的には、

(1)自分は「それは違うのではないか?」という疑問を持ってはいるが、周囲が自分と相反する意見を主張すると、リーダーのくせに何も発言することなく「そういうものか。それでは自分が間違えているのだろう」とあっさり引き下がる人

(2)自分では何も見聞していないのに人の言うことを全て鵜呑みにする、判断力...続きを読む

Aベストアンサー

No1です。
辞書をいくつかひっくり返してみました。
で、三省堂の新明解国語辞典(第5版)で、裸の王様の語句説明を発見しましたので、紹介しておきます。

[目に見えない服を着せられているのに気づかず、子供から「裸の王様」と言われてはじめて自分のほんとうの姿に気づくという、アンデルセンの童話から]いいことだけを知らされていて本当のことを知らないでいる人のたとえ。「有権者は裸の王様であってはならない」

という説明がありました。
ご報告いたします。

Q源氏物語に描かれている世界が嫌で、なじめない人いますか。

文学も国語も大好きで、友人からは「暇さえあれば本を読んでいたね」と言われるくらいなのですが、いまだに源氏物語だけは、その描かれている世界が嫌で、なじめないでいます。
テストのためにしか近づく気になれないままにきてしまい、源氏ブームなどもあって「ちょっとまずいかも」と、ちらっと思うのですが、内容のすべてが受け入れられません。
大雑把なあらすじ程度しか知りませんから、このようなことを言うのもどうかとは思うのですが、同じように感じている人っていませんでしょうか。
偉大すぎる作品のことですので、いまさら身近な人にも聞けず、気になっています。

Aベストアンサー

 徳川時代は儒教道徳の観点から、「不倫の書」として卑しまれていたそうです。どの程度一般的な見方かは知りませんが、武士の道徳からは許せないでしょう。天皇崇拝者にも我慢ならない内容でしょうねぇ。

 内容は、金妻ですね。個人的にはイヤですね。道徳的にというより、色々めんどくさそうですし、悩みの種も増えて結局苦労してそうなので、あこがれはしません。でも、たくさん恋愛してることに、たくさんの愛を経験したとか言いつつ美を感じる人には、ドロドロした駆け引きもまた優雅に思えるかもしれません。私自身には、狂気の沙汰です・・。

 でも服装とか綺麗だし、お姫様や王子様、公卿たちが華麗に登場するし、とにかく美しいというのは引きつけられるんでしょう。同じ内容を、社員と団地妻がやっても綺麗でも華麗でもありませんね。衣擦れの音や香で人を偲ぶのは、王朝貴族の雅を思わせます。

 ブームに載っている多くの人は、話自体というより、そういう風景の美しさが引きつけるのだと思います。十二単の好きな女性は多いはず。言ってる内容は同じでも、女子高生が「できちゃった」とか言われると笑えない現実が突きつけられますが、平安時代の貴族なので、現実味もなくなんとなく美しく感じます。
衣擦れの音は、庶民には出せません・・・。

 所詮は作り物として楽しむということですね。それは平安時代も同じかもしれません。帝への不敬罪を適用せずに、楽しんでしまっていますね。源氏物語の世界を地でいった和泉式部などは、「不倫女(浮かれ女)」と藤原道長に嫌われております。現在の私たちがトレンディドラマを見るのと同じで、フィクションとして見ていると思います。それと、現代人が王朝の美を感じるように、あちこちに和歌なども書いてありますし、そういう和漢の教養や文学的才能を、物語を通して見せる場でもあったのでしょう。
半面、武家の時代とは違って、こういう物語を、作り物として楽しむ文化的な余裕もあったということは言えるかもしれませんね。

 服装や貴族趣味からではなくて、もちろん、源氏以前の歌物語程度の書き物を、いきなりあそこまでの長編小説に持っていたその能力や人物描写の力や、文化的な意味を評価している人もたくさんいるでしょうけどね。 

 徳川時代は儒教道徳の観点から、「不倫の書」として卑しまれていたそうです。どの程度一般的な見方かは知りませんが、武士の道徳からは許せないでしょう。天皇崇拝者にも我慢ならない内容でしょうねぇ。

 内容は、金妻ですね。個人的にはイヤですね。道徳的にというより、色々めんどくさそうですし、悩みの種も増えて結局苦労してそうなので、あこがれはしません。でも、たくさん恋愛してることに、たくさんの愛を経験したとか言いつつ美を感じる人には、ドロドロした駆け引きもまた優雅に思えるかもしれま...続きを読む


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