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プラモデルを作っていて不思議に思ったのですが、なぜ同型艦なのに艦橋の形が違う艦(金剛型・高雄型など)や主砲の形が違う艦(金剛型・古鷹型など)があるのでしょうか。教えていただくと有り難いです。

A 回答 (4件)

実際の艦船製造に関することは前述の方がおっしゃる通りなので、プラモ屋の立場から。


プラモを製造する上で一番費用のかかるのが、プラスチックを成型する為につくる金型です。 原価の9割以上を占めています。 如何にして安く多種のプラモを出すかは、この金型代を如何に抑えるかにかかってきます。
なので同型艦はオイシイのです。 下半分は同じ金型で共用して、艦橋だけを別金型を起こせば、費用は半分以下で済みます。
戦車や飛行機でも同様のことが言えます。 要は金型を起こすときに、どれだけバリエーションを考えてパーツ(袋に入る単位)を分けるかがポイントになるわけです。
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この回答へのお礼

駆逐艦なんて作った日にゃウハウハですね。

お礼日時:2009/01/26 18:17

完成時期の差異については先に回答が出ておりますが、それ以外にも


軍艦は完成後に数度に分けて改装することがあります。古くなった為
の近代化改装や、設計当初と実戦とでの運用の差異を補完する為の改装
(対空装備強化など)など。
それが一律に出来るわけでもなく、なかなか改装できずに竣工当時の
姿のままの艦も居ますし、作戦で破損した箇所を修理するついでに一気
に改装してしまう場合もあります。それが同型艦でありながら形状の
差異ができる理由となります。

で、ちなみに折角模型関連のカテゴリなので模型についても。
ウォーターラインとかで同型艦がある場合、それぞれの艦で、バリエ
ーションを揃えられるように再現している時期を変えている場合が
あります。
たとえば最上級の巡洋艦は、竣工当時は15.5cm砲搭載の二等巡洋艦
(軽巡洋艦)でしたが、その後20.3cm砲塔に換装して一等巡洋艦(重
巡洋艦)に、その後最上は後部の砲塔を廃して飛行甲板を設けた航空
巡洋艦に改装されますが、タミヤの1/700ウォーターラインの最上級
(旧キット)は、最上が航空巡洋艦として、同型艦の三隈と鈴谷が
一等巡洋艦当時の姿、熊野が二等巡洋艦当時の姿でキット化されて
います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
摩耶の変貌ぶりは特に凄いですよね。

お礼日時:2009/01/26 18:31

いろいろな事情が複雑に入り組んでいるんですが、単純に言ってしまえば・・・


「船体の進化と装備の進化のスピードの違い」
といったところでしょうか?

戦車や戦闘機なら年間で数百以上のスケールで生産できますが、お船はそうはいきません。数千トン以上の船は建造に数年の期間を要しますから、建造開始から進水を経て実戦配備されるまでの間にも装備の進化が考えられます。

1番艦が配備されてから最終艦の配備完了までに数年以上かかるのが普通ですから、その間に船の能力に関与する構造や砲などの戦闘力に関与する装備などに進化があれば、それに(出来る範囲で)対応することは”必然”と言っていいでしょう。

現在でも、ミサイル発射機を旋回型から垂直発射型にしたり、レーダー・ソナーを新型/改良型に切り替えるとか、ヘリコプター格納庫を設置するなどで、外観形状が変わったり排水量が増えたりするのは珍しくありません(その場合、「改○級」と呼んだり、「○級△型」とか「○級フライト△」とか表現したりします・・・非公式に新級の呼称が使われることもありますね)。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
艦は航空機と違い大量生産できないために少しでも良いものを作っていたのですね。

お礼日時:2009/01/26 18:14

建造時は、同じ設計図でも、戦訓により、改装したりして、また同型艦全部同時に改装できなかったりして、違ったものになります。




金剛型戦艦は、いずれも、改装重ねましたが、特に比叡は、一時、軍縮のため、最前線から退き、練習戦艦・天皇の、お召し艦になったので、砲塔を減らし、後、大和型戦艦に搭載する九八式方位盤照準装置と九八式射撃盤など新機軸を試験的に装備したので、大和に似た艦橋に改装されました。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
戦訓を元に改装していたのですか
金剛型の各艦とも艦橋の形が違うのはそのためだったのですね。

お礼日時:2009/01/26 18:40

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