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プラモデルで、どうせ塗装するのに、整形色が若干色分けされているのはなぜですか?例えばフルハルモデルの艦船模型では艦底のパーツが赤で船体がグレーだったり、戦車でも、オリーブドラブで塗るやつは元々成形色が緑で、ジャーマングレイで塗るやつは元々グレイだったり。全部同じ色で統一すればコストも抑えられるような気がするのですがどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

昭和の時代でプラモデルが「子供向けの商品」では無く「大人の趣味」だった頃は、確かに整形色が一色のみで塗装する事が前提である商品でしたね。



プラモデルを楽しむ年齢層が広がるにつれ、ずっと「昔と同じ」では売れませんから各プラモデルメーカーは色々と試行錯誤しながら商品価値を付けていく訳ですよ。

ランナー状態から着色が行われた「彩色済プラモデル」とか
ありとあらゆるシールを貼る事で塗装をしなくても大丈夫・・・と思わせるとか
それぞれのランナー毎に整形色を分けておいて組み立てたときに完成に近い状態になる様にパーツの配置を行うとか
接着剤を使わなくても組み立てられるスナップフィットキットとか
精密にパーツ構成と色分けを同時に行って1つのランナーで複数の色の整形色を同時に配置するインジェクションシステムとか
ランナーの状態なのに一部のパーツが可動出来る様に組みあがっている状態のアドバンスドジョイントとか

昭和から平成・令和と時代が進むにつれ世の中の「当たり前」が変化する様に技術も劇的に様変わりしていって「商品としてのプラモデル」が売られているのです。

コストダウンを目的とするならば、原料の樹脂ペレットに配合される着色料を替える事よりもパッケージや説明書の方を簡略化する方が手っ取り早いと思いますしね。
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塗装をしなくても一応見られるようにしている、隠蔽力の弱い塗料で塗装しても目立たないためでしょう。



原料のプラスチックペレットに入れる着色剤の配合を変えるだけですから全て無色にしない限りコストダウンにはならないしなってもほんの僅かな額でしょう。
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塗装しないでそのまま素組みする、年少者や初心者・ライト層向けの仕様です。


そうやって間口を広げておいて、成型色では満足できなくなり着色に手を出す本格的なモデラーの道へと誘っていく訳です。
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