プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。
以前,「ショパン,リスト,ラフマニノフのピアノ曲オススメ」でお世話になったものです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4617173.html

前回いろいろなオススメをいただきまして,ピアノ曲にも多少なじみが出てきたところで,そろそろ次のオススメも訊いてみようかと思い立った次第です。
さて,次は誰のことを訊こうかな~,と,いろいろ考えてみたのですが,今回はちょっと渋めに,

 『シューベルト,シューマン,ブラームス』

でいこうかと思います。
#なぜまた三名様セット? といわれると,大した意味はないのですが(爆),なんとなくリズムがいいので(笑)

前回と同じで,私からのお願い事項は,
 ・三名様のうち一名様のオススメでもOK
 ・曲の長短,有名/無名,親しみやすい曲かどうかは不問
 ・世評の高い曲のご紹介でもみなさまの嗜好によるオススメでOK
 ・曲でのオススメ,アルバムでのオススメ,ピアニストでのオススメ,どれでもOK
 ・前回ご回答いただいた方も,今回が初の方も大歓迎♪
 ・私のお願いを守らなくてもOK
  (でも,せめて作曲家と楽器は守ってください,笑)
です。

ついでに今回は,
 ・ピアノつき室内楽曲のオススメ
 ・ピアノ協奏曲のオススメ演奏(ブラームス&シューマン)
も,もしもあればお願いいたします。

A 回答 (18件中1~10件)

またお邪魔します☆


お次はシューマンでいきます。
リストアップしますね♪
☆アレグロOp.8
この曲はかなりマニアックです。ピアノの先生から教えて頂いて初めて知りました。 アレグロの流麗なメロディーとその中にあるシューマンらしい可愛らしさや煌びやかさが特徴的です。何度でも繰返して聴きたくなる1曲です(^_^) これを聴かなきゃマニアじゃないというくらい重要な曲だと勝手に思ってます!
オススメCDはイェルク・デームスピアノのシューマンピアノ全集です。HMVでお手頃価格で販売してます。

☆交響的練習曲Op.13 終曲 アレグロ・ブリランテ
とても活気があり躍動感とエネルギーが漲る輝かしい曲です。
この曲を知ったのはyoutubeで若かりし頃のアシュケナージがこれを弾いていたのを見たからです。 1回聴いただけで惚れました♪
オススメCDはアシュケナージが奏するシューマンピアノ曲集です。

☆ピアノ・ソナタ第2番
のだめで出てきた曲ですね☆彡
とにかく速い曲です!指がもつれそうです。けれどシューマンは初演するクララにこの曲を余り激しく弾かないようにと注意したそうです。 個人的には速い曲は大好きですしシューマンの素晴らしいヴィルトゥオーソ性が見られる作品なので愛聴してます。
CDは上に同じです。

☆森の情景 第8曲 狩りの歌
上で紹介した交響的練習曲と同じような曲なのです。元気良く勇ましい狩人が森で今日も狩をしているよ。というような茶目っ気ある楽しい曲です。CDは又もや上に同じです。

☆子供の情景 謝肉祭 幻想小曲集
この3曲はシューマンの中では絶対に外せない曲です。全て素晴らしく誰もが親しみやすいシューマンシューマンシューマンな作品です\(^o^)/ とにかく聴いてみんしゃいと言いたいです。

☆ピアノソナタ第3番
こちらは結構大人なシューマンが楽しめる曲ですね_φ(・_・ そしてマニアック。
聴きどころは何か不安に迫られていたかのような激しく怪しげで憂鬱な旋律が一気に駆け抜けて行きます。この作品を作曲中の彼は愛妻のクララとのことでクララの両親ともめていた時期だったようですね。
その時の様子がよく反映されています。是非聴いて頂きたい作品です。
オススメCDは上原彩子 ピアノのチャイコフスキー・コンクールライヴ

☆ピアノ協奏曲
良い曲ですよね♪中学生の頃ハマってたなぁ。
今もたまに聴いてはテンションあがってノリノリになります(笑)
愛聴盤は(p)アシュケナージ (Con)ウリ・セガル (S.O.)ロンドン交響楽団

私のオススメcdはほとんどがアシュケナージになってしまいます(^_^;)
本当に尊敬していて彼のピアノが好きだからこそ彼の演奏を選びます。あ語ってしまってすみません。

シューマンは実に愉快で想像力豊かな作曲家です。
これからシューマンを深めてみたいです☆
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この回答へのお礼

こんにちは。
お久しぶりです。お待たせしましたー!

森の情景と交響的練習曲は#8さまがご紹介のサイトで聴くことができました。元気が出ますね(^^
特に交響的練習曲がツボにハマりました♪終曲だけではなくて,そこにいたるまでの過程もいいです。・・・っていう感想を持つのは,まだベートーヴェンやブラームスを聴く耳でシューマンを聴いちゃってるんでしょうかね~。でも,こうやって自分の今の感性に合う部分を見つけつつ,シューマン本来の良さもこれから発見していけたらいいな,と思います。

ソナタについては,まだまだ「のだめ」以下の状態で,「なんで「なんでこうなる?」って思うの?」というレベルなのですけれども(汗),理想の姿を頭では分かっていてそう振舞おうとするけど,心の中では実は自分はそんな人間じゃないと苦しんでいる,そんな人間像を思い浮かべるようになってきました(全くトンチンカンな感想かもしれませんが)。
理想を高く掲げて突き進むって,かっこよさそうだけど,しんどいことなんでしょうね。ベートーヴェンってやっぱり凄い人だったんだな~,と。

・・・とと,なんか脱線してきましたね(汗)


さて,小難しい話はさておき,「子供の情景」「謝肉祭」「幻想小曲集」。
こちらでみなさんにオススメいただいてひと通りCDを揃えました♪

子供の情景はすでに他の方へのお礼で申し上げましたがホロヴィッツの晩年のもの,謝肉祭はミケランジェリ(他の方の言いつけをやぶってEMIのを買ってしまいましたが^^;),幻想小曲集はアルゲリッチです。
今のところは躍動的なアルゲリッチの幻想小曲集がインパクトがあって印象に残っていますが,他の作品/演奏もこれからじわじわ好きになってくる予感がします♪


最後に,pimik様はじめみなさまのご回答を拝読して思うのですが,「私はこの曲/このピアニストが好き!」って自信を持って言えるのは,とてもステキなことですよね。ピアノ曲ではまだまだおどおどしていてはっきりモノが言えない私ですが(^^; 早くみなさまのように自然に(しかし熱く)楽しみ語れるようになりたいものです。

・・・って,まだいっぱい回答いただいてるのに締めくくってる場合じゃなーい!(爆)


ご回答,ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/27 19:55

♯6です。



すみません。ブラームスのp協 オススメ演奏忘れてました(^^;
どっちにしてもツィメルマンなんですが…
今はラトル&ベルリンフィルにはまってます。
私は指揮者音痴?なので 指揮者の良し悪しはわからないのですが 以前『RHYTHM IS IT』というベルリンフィルとラトルのドキュメンタリー?を見てから ラトルが好きになったという 音楽性とは全然関係ない話なんですが(爆)

ピアノソロは好きなピアニストが特に決まっている訳でもなく いろんな人を漠然と聴いていますが 女性ピアニストだけは どうもブラームスの演奏としてピンと来ないです。アルゲリッチのラプソディーも情熱的ではあるのですが 音が全然軽いし、しかも速すぎる気がしてブラームスじゃないなぁ…なんて生意気に思ったりして。
♯3さまがお勧めしていた アファナシエフ。なんとなく良さげな匂い?がしたので ブラームス後期ピアノ作品集を購入しました。(まだ正式には聴いていません)
試聴をしてみたのですが 後期の作品に合いそうな感じを受けました。以上取り急ぎ♯6~7の追加でした。

この回答への補足

みなさまこんにちは。

まずは,貴重なご回答をいただいたのにお礼が大幅に遅れてしまったことにつき,お詫び申し上げます。
さらに,誤字・脱字や人名間違い・呼び間違いなど,情けない限りでございます。
私事でいろいろとバタバタ・・・というのは,みなさまには関係のない話で,いかなる事情があろうと質問を立てた以上はきちんと対応せねば,と思う次第です。


・・・と,反省はこのくらいにしまして♪(ぉぃ)


前回の「ショパン,リスト,ラフマニノフ」編に続き,多くのみなさまから多くの(一部は一人でたくさん,爆)のオススメをいただき,大変に嬉しく思っております。
途中のお礼でも書きましたが,渋めの地味系を選んだつもりだったので「ショパン~」編ほどは盛り上がらないかもな~,と心配していたのですが,みなさま思いのほか深く熱い思い入れがある様子で,少々驚きました。
みなさんロマンチストでいらっしゃるのですね(笑) もちろん私もですが(^^

独墺音楽あるいはロマン派の音楽というのは,クラシック音楽全体から見れば実は一部分にすぎませんし,音楽全体から見ればもっともっと小さな部分ではありますが,人の心を揺さぶる普遍的なものを持っているからこそ,こうして今でも多くの人々に愛されているのかもしれないな,と,質問の趣旨からはちょっと外れますが考えたりもするのでした。


さて,ご回答の中で次回の質問ネタのヒントもいくつかいただけたことですし(えっ,懲りてない?^^;),今回はこれにてお開きにさせていただこうかと思います。

みなさま,改めまして,ご回答ありがとうございました!



I'LL BE BACK!?!?

補足日時:2009/03/18 21:10
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この回答へのお礼

こんにちは。

おお,そのCDは,リリースされたときすごく注目したやつですよ。
買ってないのですが(爆)

ツィメルマン/ラトル/ベルリンフィルだと,重箱の隅もフタも裏側も徹底的につっつきまくってピカピカになった演奏なのかな~,なんていい加減な妄想をしまして,私の勝手なp協1番のイメージと合わなかったのが買わなかった理由なのですが,そういうものを聴いてこそ新しい発見が期待できるのかも?

女流ピアニストさんって,あまり聴いた事がないような気がします。
アルゲリッチと,ラローチャと,あと誰かいましたっけ?という程度(汗)
性別による違いってそういえばあまり気にしたことがなかったのですが,傾向としては何かしらあるような気もしないこともありませんね。

それから,アファナシエフ。何人かの方が名前を挙げていらっしゃいますが,結局まだ聴いていません・・・。
名前は私の頭の中に刷り込まれたので,今後いろいろ物色するときの候補になると思います。


本当に長い間お礼をお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
ご回答,ありがとうございました!

お礼日時:2009/03/18 16:48

知識が狭い故、重複してますがリンクの紹介ということで…


シューベルトの楽興の時(Moment Musical)、ホロヴィッツがいい味出してます。

シューマンのピアノコンツェルトには私もリパッティに1票。

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この回答へのお礼

こんにちは。

どこかのライブのアンコールなのでしょうか,これは。
かなり晩年のようにお見受けします。

始める前のちょっとお茶目な雰囲気が意外というかなんというか。
私の中でのニックネームを大魔王あらため亀仙人にしましょうかね~(ぉぃ)

私が最近買ったソナタもそうですが,晩年のホロヴィッツは独特の味があるような気もなんとなくします。
なんとなく,なのでうまく説明できませんけれども(汗)

興味深い映像のご紹介,ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/17 03:53

これだけ回答が付いているのに、今さらという気がしますが、三枚だけ推薦しておきます。

 

シューマン ミケランジェリ(p) 謝肉祭、ウィーンの謝肉祭の道化

http://www.hmv.co.jp/product/detail/54054

間違っても、EMIの70年代の録音を買ってはいけません。DGです。 ピアニスティックの極致、だれがこれほど弾けるでしょうか?!


シューベルト リヒテル(p) ピアノソナタ 第13番、第14番

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A001727/ …

本当に素晴らしい演奏。マイナーな曲ではあるが、シューベルトのピアノ曲を愛する人には是非聴いてほしい。

ブラームス ギレリス(p) ヨッフム(指揮) ベルリンフィル  ピアノ協奏曲 第1番 第2番

http://www.hmv.co.jp/product/detail/712863

ギレリスもいいけど、何と言ってもヨッフムとベルリンフィルが素晴らしい。 特に第1番のオケは最高!!! この時代のベルリンフィルはこんな音が出せたんだなぁ。 しかし、カラヤンではこうはいかなかっただろう。ヨッフムでよかったと心底思った演奏。

あと付け加えるなら、DGに残されたアルゲリッチのシューマン演奏には、ほぼ外れが無い。 シューベルトの狂気の世界が聴きたいのなら、アファナシェフ(p)のソナタ集をどうぞ。これは、ハッキリ好みが分かれるでしょうね。

この回答への補足

> アルゲリッチのショパン・・・・「躁」のショパン・・・


すいません,なんで「ショパン」になってしまったんでしょうね。トホホ。
謹んで「シューマン」に変更させていただきます。
申し訳ありませんでした。

補足日時:2009/03/13 01:46
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この回答へのお礼

こんにちは。
前回の質問に引き続きお世話になります。
リアルの生活の方がいろいろとバタバタしておりまして,参上が遅れ,申し訳ない限りです・・・。

ミケランジェリの謝肉祭は,たまたま入っていた,というだけなのですが,結果としてはご言いつけを破ってしまいましたね(笑)
「ピアニスティック」という言葉,私にとっては今のところ「いかにもピアノっぽい」という程度の理解なので,極致とはどういうものか,EMIのこの録音はどの辺がダメなのか,正直,私にはまだよく分かりませんけれども・・・(汗)
ミケランジェリについてのいろいろな言説を耳にするにつけ,かなりの個性派という印象はありますが,前の方へのお礼でも申し上げたとおり,演奏の上での個性は残念ながら私には分かっておりません。ミケランジェリの他の演奏を聴いてみたり,謝肉祭の他の演奏を聴いてみたりと,ピアノを聴く耳についても幅・厚みを増やしていけたらいいな,と思っております。ご推薦のアルバムも頭に入れておきますね。

お,シューベルトのソナタのオススメがまた増えましたね♪
少しずつですがいろんなピアニストを聴くようになって,ますますリヒテル好きになってきた気がする私ですので,機会があればぜひ聴いてみたいものです。

ギレリス/ヨッフム/ベルリンフィルは,名前を聞いただけでもいかにも骨太な感じでそそりますね~。

アルゲリッチのショパン,私が買った「幻想小曲集」はDGではなくて,どこぞのライブ録音(詳細不明,ラヴェルとのカップリング)のようでしたが,とてもよかったですよ。「躁」のショパンかな,と,なんとなく。

アファナシエフは実際に聴いた事もないのに私の中で妖怪っぽいイメージ(ぉぃ)が勝手にできてしまって,ご本人には申し訳ない限りですが,彼のソナタはいかにも瘴気?が漂ってきそうで興味あります。


ご回答,ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/13 01:37

あっという間にすごい回答数で,行列ができるラーメン屋さん( or ケーキ屋さん)みたいですね。


既にたくさん出ていて新たなお勧めはありませんが,雑談(独り言)で来ました。

まず,これしか知らないシューベルトから。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/245055
古典調律という話を聞き,ピアノって平均律だと思っていたので驚いたのが内田光子さんでした。
ピアノの古典調律はもっと古くからあったようですが,それまで知りませんでした。
これしか知らなくて,比較対象がないので,演奏については分かりません。曲はいい曲です。

次にブラームス。
ご存知の曲?だったと思いますが,晩年のop.116~op.119の静かな曲は大好きです。
特に Intermezzi op.117 No.1 は特別に大好きです。

最後にシューマン。
実はシューマンでお邪魔をしにきました。
ブラームスと並んで,私にはドイツ的と感じる人です。ブラームスほど内面的に熱いものを
秘めた人という印象はありませんが,クララのような積極的な女性と出会ったことで,
ブラームスほど想いを内に秘めなくてよかったのではないかと思っています。
シューマンの曲を聴いていてふと感じることですが,窓の外は明るく賑やかで楽しそう…。
でも,外を眺めている部屋の中は薄暗く孤独…。窓の外だけが明るい…。
なぜか,そんな光景をイメージしてしまいます。
その部屋の中から外を眺めているのはシューマンの後姿です。
No.10さんから出ていますが,[No.10さん,久し振りですね。]
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2636187
特に個性的ではなく地味な?(クセがない)演奏かと思います。
とにかくいろいろ聴いてみるなら安いです。

実はシューマン
実はの実ははシューマンの謝肉祭。
演奏にこだわって聴き比べているのは「謝肉祭」です。
この曲が好きになったきっかけは確か(確かではないですが)ラーンキだったような…?
LPを片付けてしまって確認できません。
刺激的だったのがミケランジェリ。「定番!」という評価もあって買いました。鋭さを感じました。
ラジオで聴いてパッと好きになってしまったのがラローチャ。すぐにレコード店へ。
ところが,「廃盤です…」でがっかり。
しかし,数年後にCDで出て買うことができました。
リストで名を出しましたが,ボレット。
当時,まだ聞き慣れなかったデジタル録音という言葉。
デジタル録音!というだけで珍しかったので何も考えずに適当に買いました。
「何,この変な演奏!」これが第一印象です。
しかし,不思議なことに,どんどんとボレットの魔術にかかってしまいます。
アラウは好きで,映像で観たかったのでDVDにしました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1796 …
指の動きを見ながら聴けるのでCDとは違った楽しみ方ができました。
(今はYouTubeでも見られますが)
ずっと以前に中村弦子さんのコーヒーのCMで使われていましたが,
謝肉祭をもしご存じないなら是非ともお聴きください。
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この回答へのお礼

こんにちは。

シューマンの「謝肉祭」にこだわりがあるご様子。
私が持っているミケランジェリのもの(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1902206)は,もともとはバッハ/ブゾーニ編のシャコンヌが聴きたいがために買ったものでした。シャコンヌを聴いて,続いて入っているブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」(私は好きな曲ですが,どなたからもオススメがないですね・・・^^;)を聴いて,実は謝肉祭まで集中力が持たないことが多いんですよね・・・。

そこで先日(といってもずいぶん前,謝肉祭シーズンのころ),改めて謝肉祭に絞って聴いてみました。

なんで謝肉祭ではバカ騒ぎするのか,とか,ドイツの謝肉祭はどんな感じなのか,とか,そういう部分をなんとなく実感できたのはわりと最近のことなのですが,いわゆる「カーニバル!」とはちょっとイメージ違うな,と思いました。(サンバのリズムがない,とかそういうことではなく,笑)
ミケランジェリというピアニストの個性もまだよく分かっていないので,そういう作品なのか,演奏の特質なのか,そのあたりもまだはっきりしないのですが。

アルゲリッチあたりが演奏するとまた違うのかもしれないな,とも思うのですが,カーニバルらしい「浮いた」感じがあまりしないんですよね。例えば私のイメージでは,謝肉祭というと,「ローマの謝肉祭(ベルリオーズ)」とか「謝肉祭序曲(ドヴォルザーク)」なのですが(あとは「ヴェニスの謝肉祭」とか),そういうのとはちょっと違う雰囲気に感じます。

もちろん,それがおかしいとか悪いとかそういうことではなくて,

> 外を眺めている部屋の中は薄暗く孤独…。窓の外だけが明るい…。

というコメントも気にしつつ,非常に興味深く聴いています。

ラローチャはアルベニス「イベリア」を持っていて好きな曲/演奏ですし,ボレットは前回の質問でみなさまから名前を聞いて好きになったピアニストですから,聴き比べも面白そうですね。(ラーンキはまだ謎の美青年のままですが,笑)
また,謝肉祭に限らず,いろいろなピアニストでシューマンに触れてみると,またいろいろと見えてくるものがあるような気もします。


シューベルトとブラームスのオススメもありがとうございました。
参考にさせていただきます♪

お礼日時:2009/03/10 02:38

ホントたびたびお邪魔です(^^; これは前2つと合わせて1つなんですけど 文字数足りないから…(ごにょごにょ言い訳(汗))



☆まだご紹介がないようなので『ダヴィッド同盟舞曲集』作品6 の第10曲第14曲。これがシューマンの2つの異なった内面性が感じ取りやすいかなと。1つは非常に激しい情熱 1つはとても夢見る少年?みたいな。
クライスレリアーナ第2曲でも 全く同じメロディがFis Dur 直後にGes Durで書かれ 多分前者は夢 後者は現実なんじゃないかな…なんて感じます。

☆ダヴィット同盟は有名な話ですかね。説明するまでもないかもしれませんが…シューマンが考えた架空の団体。保守的な考えにしがみついた(ギクッ!)古い芸術に対して、新しいものを創作するために戦っていく人たちで 作品9の謝肉祭にも登場。ここでは2人の主役がいて 明るく積極的な『動』一方は冷静で思索的な『静』を持つ人物で この2人はシューマン自身の2面性を表すと言われてます…なんて事は 質問者さまには初歩的なお話でしたかね(汗) この2面性が演奏者にとっては難解に繋がり ひいては『狂気』と感じる要因の一つかなと考えてます。シューベルトとシューマン ブラームス…関係の深い作曲家のピアノ曲を聴く時に ピアニストの聴き比べと共に 作曲家の聴き比べにちょこっとでもお役立て頂ければ…う~ん。やっぱり釈迦に説法でしたね(^^;)ブラームスは質問者さまの方がお詳しいので。
ちなみに。ピアニストの腕云々ではなく 容姿がちらほら話題になっているようですが 以前リストの時に『ラーンキ』を挙げましたが 彼の若い時はそれはもう素敵でしたよ~。アップになるとうっとり…ブレンデルがアップになると(爆)
もういっちょ。ルプーは初恋のピアニストです(関係ないでした。スミマセン^^;)

この回答への補足

うぎゃっ。(のだめ風にお読みください)



> 質問者がおっしゃる「狂気」

質問者⇒回答者『サマ』,と謹んでお詫びとともに訂正させていただきます。大変な失礼,まことに申し訳ありません。

以上,私の質問でほぼ必ず登場する補足でございました
(とことん回答者体質です,汗)



m(_ _)m

補足日時:2009/03/08 18:15
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この回答へのお礼

こんにちは。

「シューマンの狂気」で思い出した話ですが,シノーポリ(精神医学を学んだ経歴を持つ指揮者)が自ら指揮したシューマンの交響曲についてそういうウンチクをいろいろ語って,某音楽評論家(隠しているわけではなく本当に忘れた^^;)に「ウンチクじゃなくて音楽で語れ」とかなんとかバッサリと斬り捨てられていたような。

上記の顛末自体もうろ覚えで正しく事実認識しているか自信がないですし,実際にこの演奏は聴いたこともないので,シノーポリがやりたかったことや某評論家が言いたかったことの本当のところは分かりませんが,ある人が語った言葉を他人が自分の言語処理脳(?)で勝手に解釈してしまうことの危うさってあるような気がします。
特に私は自分の言語能力/文章力に極めて自信がないので,私の言葉の貧しさで音楽のイメージを縛るようなことはしたくないな,なんて思ったりも。(この辺,ここでの活動との折り合いのつけ方が難しいところ^^;)

ただ,私がシューマンの音楽に感じている何か(今のところうまい言葉がないですが,例えば今までのここでのお礼の中で申し上げたようなこと)と質問者がおっしゃる「狂気」とは,かなりの部分がリンクしているんだろうな,とは思っています。言葉が通じなくても音楽なら分かり合える,なんてのは青臭い幻想かもしれませんが,一音楽愛好家としては,そうあって欲しいものだな,と。

「子供の情景」「謝肉祭」「幻想小曲集」に続いて,「クライスレリアーナ」「ピアノソナタ2番/3番」なども,CDを買ってじっくり聴いてみますね(いつ,とはいえないですが,笑)。


ご回答,ありがとうございました。


#なお,私が演奏家の容姿について書いているときは,「ああ,他に書くことないんだな♪」と生温かく見守ってやってください(爆)

お礼日時:2009/03/07 12:30

再びお邪魔です。


これって不便ですね。チマチマ分割…

シューベルトは本当に聴くには美しいです。ピアノ曲の魅力はやはり リートの美しさをそのままピアノに移行した感じで 情緒的な美しいメロディを支える伴奏部にも深い音楽表現があり 締め付けのない解放的な流れは聴くものに緊張を与えないと言いますよね。
私のシューベルトの印象は独創的なハーモニー。遠隔調への巧みで自然な流れ…です。が、演奏は難しい!シューベルト!って感じる演奏って難しいんですよ。私は未だにシューベルトのピアノ曲の『音』のイメージが耳にないです。モーツァルトと対照的です。モーツァルトは絶対的な『音』があるのに。もちろん私にとってですけど。もし質問者さまが『シューベルトの音みっけ~』の時は是非教えて下さい?

☆シューマン
質問者さまに『狂気』がわからない…と呟かれたからには 力づくで分かって頂きましょう!というのは嘘ですが シューマンの内面性というか2面性が分かりやすいかな?と思う曲紹介を(ゲッ!またか…ですか(笑)
☆情熱的で気まぐれ(気まぐれって曲ありますよね)時には狂気を感じるほど目まぐるしく 幻想的。かと思うと非常に詩的で情緒的で優しいメロディ。これが演奏する時に持つシューマンの印象。この人のポリフォニー的なメロディは難解。ブラームスのポリフォニーとは性質が全然違って どこがメロディか解らない(なんでこうなる?シューマン…ってのだめのセリフに思わず拍手)事もしばしば。とにかく複雑さがシューマンの難しさです。シューベルトが現実からちょっとだけ上の世界?を表現したのに対して シューマンは自分の複雑な内面性・2面性を表現してるな…と感じます。
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この回答へのお礼

こんにちは。

『シューベルトの音』,難しいお題ですね~。
たとえば#2さまがおっしゃっているようなこと,なんとなくは感じられるかも? とは思うのですが,私もまだまだ経験値が絶対的に足りないので・・・。
ストーリーはなんてことはない雑談だけど,声や口調の美しさ,あるいは不意に飛び出す深い発言(実はただの天然?ぉぃ)に惹きこまれていつまでも聞いていたくなるというか。
終わらない瞬間の美しさ。
「それはさっきも聞いたよ」とか「あれ,前は違うこと言ってたよね?」とか「いきなり話が飛びましたよ」とか,そういうことを言うのは野暮なんでしょうね,きっと(笑)

シューマン編は次号に。

お礼日時:2009/03/03 09:56

こんにちは。


早速訂正です(^^;
シューベルトの所で書き方ぐちゃぐちゃでしたね(汗)アルペジオーネ・ソナタを室内楽の『ます』と並べて書かなきゃいけませんでした。後で見たら何故か間にさすらい人がうろついてて?さすらい人の作品番号も忘れてましたね。 Op.15です。重ね重ねすみません…とお詫びだけではなんなんで(って 実はこっちがメインなのはバレバレ^^;)
作曲家 作品について 多分質問者さまにはそれこそ 釈迦に説教…もとい、釈迦に説法ですけど(笑)
☆アルペジオーネ・ソナタを作曲した当時 シューベルトは病気による抑鬱症状の発作を度々おこすなど 不安定ではありましたが 楽曲は暗い影と共に美しさもきっちりと感じさせてくれる佳作です。ご存知とは思いますがアルペジオーネのための作品で現存している唯一の曲です(マニアック狙いか?)

☆さすらい人幻想曲は第2楽章が歌曲『さすらい人』D489に基づいています。

☆良く考えたら ピアノにとって重要なソナタを1曲もオススメしていなかったので シューマンつながりで シューマンが絶賛したという第18番ト長調D894 Op.78を追加します(これ以上追加すな~!とお怒りごもっとも。聴いたふりでもして下さい?)
ついでに?シューベルトのワルツって 意外と耳にする機会が少ない気がしますが、シューベルトの別の魅力が感じられるので どこかで出会ったら?聴いてみて下さいませ
☆シューベルト=未完成のイメージは(ピアノソナタもいくつか)病弱だったせいか 多作だったせいか…なんて どうでも良い事を考えてしまいました(^^;

☆はっきり言ってシューベルトは美しい。よくシューベルトのDurに悲しみを感じるって言いますよね。そういう美しさでは突出してるかな。ん?文字数(汗)
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この回答へのお礼

まいどです。(いきなり馴れ馴れしい)

アルペジオーネ・ソナタってアルペジオがたくさん出てくるソナタだっていう勘違い(爆)のお年頃はもうずいぶん前に終わりましたが,実際のところ,どんな楽器かはきちんと知らず,たった今インターネット検索で確認いたしました(汗)。
ヴィオラ・ダ・ガンバとか,あっち方面(?)の音色の楽器なんでしょうかね~。
これを書いている時点でまだ曲は聴いていませんが,楽器の様子と回答者さまのコメントを見て,ムラムラと興味がわいてきました。チェロではなくてアルペジオーネで聴いてみたいものです。

19~21番に18番も追加ですか。シューベルトのソナタは後期をオススメする方が多いですね。
今のところまだつかみどころがないけど何となく好きになってきたホロヴィッツの21番を聴きつつ,次のステップも考えてみることにします。シューベルトってガツガツと求めて聴くのはなんかもったいない気がするんですよね。
#えっ,聴かない言い訳だろうって?(汗)

(続く)

お礼日時:2009/02/28 01:21

#2さん、


(#5です。このスレを借りてちょっと失礼・・・)

専門家の方?・・・
文章に説得力があります。多分、ご自身の貴重な音楽実体験からきているかと・・・確かに、音楽を分かっていらっしゃいますね・・・
それもかなり正確な審美眼ならぬ審美耳?をお持ちのご様子。合わせて感性のみずみずしさを感じます・・・

さて、シューベルト。
最後に書かれておられた「♪♪」・・・まさにそのとおりだと思います。
実は彼はモーツァルトよりも若くして亡くなっているのですよね。
モーツァルトは勿論素晴らしいけれど、(師のハイドンは生涯を通じてあえて自信が確立した形式的で純粋な音楽に徹して作曲してきました。その点、彼はその音楽にかなり屈折したところも見受けられます。うーん、ちょっとひねくれた?感じとも。小悪魔的などというのは俗っぽいので止めますが、そう、常に華やかで、計算高くて?受けを狙ったようなところなども否めませんしね・・・?あ、でも最高の音楽には違いありません!)

それに比べシューベルトは時としてはるかに彼よりも天上的かと思えたり・・・
確かに長いし、フレーズを明確にアピールしたり浮かび上がらせることが得意でない。しかし、不思議なんですね。一度、ツボを得て?本腰を入れて聴きはじめるともう虜(とりこ)になってしまう。
ピアノも、リートも、室内楽も、どれも本当に美しい。味があるんです。そして心のひだの奥底に触れます。

何か、久しぶりに(共感を覚えるような)いい言葉に出会えたような気がしました。
ありがとうございました。

PS:各作品に付記されておられるピアニストも的を得ています。
私は特にツイメルマン(ジメルマン)が好きです。彼の音楽には持って生まれた誰にも真似の出来ないセンスの良さがあり、そしてヨーロッパの華があります。その風貌も含め全て素敵です!
ムーアもリート伴奏では群を抜いて素晴らしいですね。(「冬の旅」ディースカウと共演)
あと、大家や鬼才も概ねベストチョイスかと。
でも、ブレンデルだけはいただけません。ごめんなさい、私だけの偏見かも知れませんが。音楽も、その風貌も、全てが嫌いです・・・(失礼)

この回答への補足

#5&11さま,補足欄拝借いたします。


【これまでご回答いただいている皆様へ】


思いのほかの盛り上がりに嬉しい悲鳴をあげております♪
前回の「ショパン,リスト,ラフマニノフ」より回答数の立ち上がりが早いのはちょっと意外?
実はみなさんけっこう渋好み(?)なのか,はたまたココに回答するみなさんにそういう層(??)が集まっているのか?
しっかりご回答を拝読して,聴けるものは聴いたうえでお礼したいと思っておりますので,遅れがちになるかもしれませんが,どうかご了承ください。

補足日時:2009/02/13 00:01
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こんにちは。


うわあっ!!・・・これは泣く泣く色々な作品を切らなくっちゃいけませんね(シクシク)。

というわけで「大きいものがお好き」らしい質問者さまを考えてその方向で選んでみました。

★ブラームス
もうすでにお聞きかとは思いますが、
ピアノ・ソナタ3番 ヘ短調 作品5
は、演奏者によって大きく曲の印象が変わります(特に最終楽章)。
気品があるクリフォード・カーゾン、夢想的なラドゥ・ルプー、オーケストラルなブルーノ・ゲルバー(EMI盤の方が好き。デンオン盤はゲルバー度300%になっています)・・・みなオススメです。曲をよくご存じの方にはミス・タッチの量がハンパじゃないアニー・フィッシャーのライブ録音も熱い熱い演奏で聴いた後は暖房要らずです(リヒテルも絶賛)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/488139

★シューベルト
「大きい」といえば最後の三つのソナタD958、D959、D960(19番、20番、21番)でしょうか。
D959はかつてのルプーの十八番で録音も素晴らしいと思います。D958も私の中ではルプーがベスト。
ルプーのD960は若干「考え抜かれた」感ありすぎかもしれません。のろさの極限を追及しちゃったリヒテル、自然なカーゾン、包容力のあるハスキル、沈思黙考(ん?)R・ゼルキン・・・等々、名録音が沢山あります。
3曲まとめてならブレンデルの新旧録音はどちらもバランスが素晴らしいかと思います。

(もしヴィルトゥオジテ系がお好きなら作曲者本人も弾けなかったという「さすらい人幻想曲」をリヒテルで是非!)

★シューマン
さんざん悩んで
クライスレリアーナ 作品15
がシューマンらしい大曲かと思いました。
冒頭部分がピアニストによって随分違う場合もあります。
私は「ルプーさま命」だったのでいささかディアボリックなルプー盤をよく聞きますが、カプリングの「子供の情景」は全く「子供」じゃありません。アルゲリッチ(「クライスレリアーナ/子供の情景」)だと「子供」満開です(ただし時代の割に録音状態が良くないとは思います)。ホロヴィッツも名盤!
でも他の曲でもシューマンはピアノの名盤がうじゃうじゃあります。ミケランジェリ、リヒテル、ハスキル・・・・みんな私の宝物です。

協奏曲は一枚だけ挙げるなら
リパッティ/カラヤン
を。カラヤンが一生に一度(?)ソリストを立てに立てた演奏かと。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/293438

室内楽は以前、「ピアノ5重奏曲 作品44」(R・ゼルキン、ブダペスト四重奏団)と「ピアノ3重奏 一番 作品63」(ホルショフスキー、シュナイダー、カザルス)の二曲が収録された盤がCBSから出ていたのですが廃盤らしく残念です(やっぱり作曲家つながりだけのカプリングはヘンだったんでしょうね)。現在だと分冊になってしまいますが↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/139321
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1796453
なお、上記カプリングのマルボロ音楽祭のライブ録音のシューベルト「ます」はゼルキンらしからぬ楽しい、若々しい演奏です。

この回答への補足

★シューマン クライスレリアーナ
実はつい最近まで「クライスレリアーナ」ときちんと言えませんで,クライレリスアーナとかクライレスリアーナとかなんとかかんとか(汗)。
・・・と,なんでこんな話をするかといえば,まだちゃんと聴けてないのでまともにコメントできないんです(爆)。

シューマンのピアノ曲を聴くようになって思うのが(まとめて聴いたのは「子供の情景」「謝肉祭」「幻想小曲集」など),ひとつの作品としてのまとまりがあるのやらないのやら,というところで,ピアノ協奏曲や交響曲でシューマンになじんできた私には結構な不思議感があるのですが,オケで言えば交響詩みたいなものを想像すればいいのかな,と。
シューベルトにせよシューマンにせよ,ロマン的なモノと楽曲形式の関係のとらえ方という点では,ベートーヴェンやブラームスとは別世界の住人だったのかもしれませんね。

協奏曲編・室内楽編もありがとうございます。楽しそうなゼルキンって私には全然想像できませんが(笑)。


以上,なにやらシューマンのように分裂気味(ぉぃ)でシューベルトのようにだらだらした(ぉぃぉぃ)お礼になってしまいましたが,きっとブラームスのように照れているんだと思います(爆)
ご回答,ありがとうございました♪

補足日時:2009/02/26 03:13
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この回答へのお礼

こんにちは。
とりあえず現時点でここが折り返し地点ですね。
ご回答をいただいた方々には本当に申し訳ない・・・。

★ブラームス ピアノソナタ第3番
他のご回答へのお礼で「直情的」と書きましたが,ブラームスが照れ屋さん(?)になったのはどのあたりなんだろう・・・なんて気になって調べてみたら年表サイトを見つけまして,それによるとソナタ第3番を作曲した年とシューマン夫妻と知り合った年がちょうど同じで1853年。シューマンが入院したのが1854年。
http://www.brahminen.com/leben/index.html
http://www.brahminen.com/werke/index.html
ほほー,なるほど・・・なんて考えるのは深読みのしすぎかもしれませんが,若いアイドル歌手や俳優さんなんかでも,あるとき,「あ,さては私生活で何かあったな」と感じることがありますしね。・・・てか,なにと比べてるんでしょう,私は(爆)。
アニー・フィッシャーは当然初耳。そういえば女流ピアニストが感じるブラームスってどうなんでしょう。というか,クララはいったいどういう気持ちでブラームスのピアノ曲を弾いていたんでしょうね。ああ,浪漫派(笑)。

★シューベルト ピアノソナタD958、D959、D960(19番、20番、21番)
先のお礼でも申し上げましたホロヴィッツの「子供の情景(シューマン)」のCDのメインディッシュが実はD960でして,気が向いたときに聴いています。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FIMZ
評によれば「ホロヴィッツ特有の自在さが高齢ゆえの重みで鈍っている」と・・・。
重み・緩み,確かにそんなイメージもする演奏ですが,悪い方向に重く緩くなっているとは私には思えませんでした。
曲が分かったわけではないけれどもなぜか繰り返し聴きたくなるCDです。

ところで,ご回答を拝見してリヒテルのシューベルトも聴いてみたくなって,結局オススメとはまったく無関係に珍盤?を購入しました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/695636
私にはどっちがリヒテルでどっちがブリテンの音なのか,もちろん区別つきません。ブリテンが凄いのか私の耳が悪いのか。
ピアノマニアさんなら分かるんでしょうかね~。

「さすらい人幻想曲」は他の方からもオススメありますし,技巧派も大好きなのでぜひ聴いてみたいです。
(ん?,まだ聴いてないのかとどこからか声が・・・?汗)

(補足に続く)

お礼日時:2009/02/26 03:11

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