家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

家庭菜園を行おうと思います。土地は火山灰です。白っぽい土で水はけが良さそうです。家庭菜園には合わない土だと思いますが、土壌改良しながら3~5年かけて土作りをしようと思います。
どんなものを漉き込んでいけば良いのか?教えてください。
あるいはとても大変だから土を入れ替えた方が良いなどご意見をいただきたいと思います。
植える作物は野菜類です。大根、にんじん、玉ねぎ、きゃべつ、ほうれん草、トマト、ナスなどです。種類によっては土の質も違うのでしょうが、幅広く一般的なものを植えられれば良いと思います。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

火山灰土は特徴として酸性が強いのとリン酸が土壌に吸着されやすく効きにくくなりやすいのが特徴です。

排水性や保水力もあり物理性には優れています。酸性の改良には石灰を使いますが1度に入れると障害を起こしやすいので1年に苦土石灰で160キロ、消石灰で120キロ程度にしてください。リン酸は水溶性のリン酸は吸着されやすいので熔性燐肥か重過石を使ってください良質な堆肥の使用もリン酸の吸着性の改良にも役立ちます。簡単な酸性の測定キットが販売されていますからそれで測定してください。酸性が改良されればリン酸の吸着性も改良されます。最初は酸性でもよくできるサツマイモや里芋から栽培されるのいいと思います。通常は土壌改良には5年程度かかります特にホウレンソウや玉ねぎは酸性を特に嫌いますから注意が必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
白っぽい土でも改良すれば作物は育つようで安心しました。
文中の160キロ、120キロとは「kg」のことだと思いますが、土壌改良の面積「m2」あたりでしょうか、それとも土の体積「m3」あたりでしょうか?よろしければ補足ください。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/04/01 07:04

先に結論を書いておきます。


結論は地元のある農業改良普及センター(もしくは農業改良普及所)は農協で聞かれる事をお勧めします。
それはこのカテゴリーもしくは、学問>農学で質問された物は、黒色か赤褐色の火山灰土が多く、今回のように白色・灰白色系の火山灰の話は少なかったと思います。
そのため想定される数値やクセが大きく違う可能性があります。

白いと言う事は、元の火山の岩石が異なっていたり、その火山が噴火してからの年月が、まださほど経過してないなどが想定されます。
例えば2008年6月に起こった岩手・宮城内陸地震で崩壊した山々は黒くなかった思います。
黒い火山灰は元は色が違っても、数千年以上草や木が生えてそれらが枯れて腐る事で、徐々に腐植分が増えて黒くなります。

http://www2.tokai.or.jp/shida/FarmAssist/dojuosi …

酸性が強い土と推定されますが・・・
補足に書かれたKgは1000平方メートル(10aアール)当たりですので、仮に300kgなら、300gを一平方メートルとなります。
石灰の種類は苦土石灰をお勧めします。
その理由は2点で、効きが緩やかで、石灰分(Ca)と苦土(Mg)とのバランスを取ることが必要です。(塩基バランス)
リン酸分はヨーリンが酸性土には適します。
それと堆肥や腐葉土が相当要ると思います。
またトマトは石灰分を好みます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
白っぽくて軽石を砕いたような土です。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 07:01

こんにちは。


すでにご意見がついていますが、火山灰の土地で作る場合は、りん酸が吸着されてしまって野菜が吸収しにくくなる点、そして酸性が強すぎる点の2点がこれからずっと問題になってきます。
これを改善するために、農家では、りん酸を少しずつ放出する資材と、アルカリ性の資材を多めに使うよう心がけます。(過剰はだめ)

酸性を弱酸性に調整してくれるアルカリ性の資材としては、マグネシウムとカルシウムをバランスよく供給してくれる苦土石灰がおすすめです。経験上は、一度に400キロぐらい(年に800キロぐらい)入れても大丈夫だと思います。

また、りん酸を少しずつ供給してくれるものとしては、熔性燐肥(ようりん)がお勧めです。これはアルカリ性が強く酸性を改善してくれる効果もあります。(なので、ようりんを使う場合はその分、苦土石灰を減らします)

さらに、保水性や保肥性全般が悪い火山灰の性質を改善するために、堆肥をたくさん入れるように心がける必要があります。(ぜひ一冊本を入手してご一読ください。図書館で借りる、という手も。)

※農家では、肥料のはなしで「キロ」と言えば、キログラムのことで、10a(アール)あたりの量を前提にしています。
例:「200キロ」と言えば、=200キログラム/10アール ということです。
家庭菜園の場合は、数字をそのまま「グラム」に読み替えると便利です。
例:肥料の袋に「200キロ使う」と書いてあったら、=1平方メートルあたり200グラム使う、ということです。

※一般的な耕作では、畑の表面20~30センチぐらいを掘ったり盛ったりして使います。ですから、肥料などの資材の量を言うときはこのぐらいの体積を念頭においています。また、肥料などは、表層に入れると、時間の経過とともに下層に移動していきますから、土の体積はあまり意識されないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
家庭菜園の図書とは、思いつきませんでした。白っぽい火山灰でもいろいろ加えれば改良できる点は、一般的では無いため図書に記述も無いと勝手に思い込んでいました。当たってみます。
単位の補足もありがとうございます。深く理解できました。

お礼日時:2009/04/01 23:36

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