アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

詰め将棋を解くと実戦が弱くなるという話がよくあるようですが、(詰め将棋の本にプロが一般の人に聞く話として書いていました)どうしてでしょうか?

一時的なものでしょうか?なぜそうなるのでしょうか?

A 回答 (5件)

詰め将棋は敵玉を追い詰めるためのテクニックではなく、実戦では


指しにくい、いきなり大駒をただ捨てするようなあっと驚くような
手のオンパレードです。

ところが実戦ではそうした派手な手でなく、地道で露骨な手が有力
であることが多くあります。
また詰める時に駒を捨てるにしても小駒からであり、大駒は出来る
だけ残すのが普通です(もちろん例外もあります。)
しかし詰め将棋の華麗な手にあこがれ、実戦でも大駒を簡単に切って
しまうと、詰まない場合取り返しがつかなくなります

詰め将棋は芸術であり観賞用であることを自覚する必要がありますが、
深く読む能力は鍛えられ、その能力は確実に指し将棋にプラスになります。
    • good
    • 0

1.常識的な手順は詰め将棋ではなく「詰む将棋」といって、仲間はずれにされます。

常識的じゃない手順が「妙手」と賞賛されるのが「詰め将棋」の世界です。なので、常識が実践と逆になりがちです。
将棋の終盤は「寄せは俗手で」という格言があるように「詰む将棋」をしっかり詰ますことが大切ですが、詰め将棋の手順が常識になってしまうと、常識的な手が筋悪に思えて指せなくなってしまう危険が生じる。
2.また、将棋は「受ける」ことも大切ですが、頭が詰め将棋だと、まず詰ますことを考えてしまい、受けの手を見落としてしまいがちになる。
3.華麗な詰み筋を見つけたら、詰め将棋では、それは間違いなく正解なので、つい詰ましにいってしまって、見落としに泣く。
4.詰め将棋の局面というのは、実戦で考えると、何度も詰まし損なった局面であることが多い(甚だしきは、王手見逃さないと出現不可能な局面もある)が、実戦では、詰まし損ね=負けである。詰め将棋の局面が当たり前に思えてくると、詰まし損ねや寄せ損ねに鈍感になってしまう。
5.大駒を何度も捨てるのは素晴らしいという評価だが、実戦ではそれは大幅な駒得の局面なんで、これだけ駒得すれば、実戦では詰ますまでもなく、勝っている。駒得して大差になったときの、確実な着手が浮かんでこずに、逆に大駒捨てて、詰ましにいっちゃう。
注:しかし、これは、中編長編の詰め将棋の事で、9手詰め以下の将棋は全て暗記するまで勉強して、間違いありません。プロはもちろん、アマチュアでも全国クラスは、全ての9手詰め以下の詰め将棋(塚田賞とか賞を受賞する作品は除く、せいぜい十作)は1秒以内に解けます。
従って、まだ9手詰め完全制覇に至らない将棋的初心者(私もそうですが)は、気にすることは無いでしょう。
    • good
    • 0

詰将棋と言ってもいろいろあります。

普通の実戦型詰将棋をやって強くなることはあっても弱くなるということはないでしょう。
一方、詰将棋には実戦方ではなく創作ものがたくさんあります。詰将棋の作品の評価にいは意外性が評価されるので、高い評価を追及して意外性を狙いすぎると実戦では絶対にできないような筋ができてしまいます。たとえば飛先飛歩という頭に飛車を打っても歩を打っても取る一手なのに歩を打っては詰まず、飛車を捨てると詰む、なんていう不思議な作品があります。こんな手筋は実戦では絶対に現れません。
このように狙い筋があまりにも非現実的で実戦の役に立たないばかりでなく、読みが非現実的な筋ばかり読むようになると弱くなる可能性があります。
一方このような奇をてらった作品ではなく実戦型の詰将棋なら読みの訓練にたいへん役に立ちます。
    • good
    • 1

勝負は相手あってのものだけど、


詰め将棋は、あれは一種のパズルだから。

ただ、それはものすごく高いレベルの話のような。
    • good
    • 0

弱くなることはありません。

定石には強くなりますが応用が利かなくなる危険性をはらみます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/08 14:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!