問題社員を懲戒解雇にできるでしょうか？

自営業で鉄工所をしています。
今、とても不景気で休業手当をもらって何とか、雇用の維持をしてきました。　しかし、最近弊社の従業員１人が
「今の会社でやっている仕事（担当していた会社　月の売上約150万円）と一緒に採用して欲しい」と他社を訪問していると聞きました。
社長や私家族など何も知りませんし、他の従業員にも、声をかけているたいです。　
以前より問題のある従業員です。採用して約４年色々トラブルがあり
本当にもうクタクタです。　しかし、個人事業で起業規則などは作って
いません。　このような場合、この従業員を、懲戒解雇又解雇　できるでしょうか？

No.3 回答者： ochaya1 回答日時： 2009/04/19 10:47

まず、常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成、届出の義務があります。

もしアルバイトやパートを含んで10人以上雇っていれば就業規則の作成をしましょう。

もし、10人未満であるなら作成の義務がないため、法令に順ずることになります。解雇は法律上自由にできるとありますが、判例において解雇権濫用法理が確立されており、客観的に合理的な理由があり、社会通念上相当であると認められないとできないことになっています。

質問の場合、解雇事由の明記がない（そもそも就業規則がない）ため、適格性や勤務態度に著しく欠陥があれば当然解雇できるという解釈になります。

しかし、客観的に合理的な理由があり、社会通念上相当であると認められる為にはそれ相応の準備が必要です。何度も指導し、注意し、それを改めるトレーニングや対応を充分にしたにもかかわらず、本人にそれを受け入れる態度がみられない、繰り返し問題をおこす等の事実を積み上げた上で解雇することになります。

大変な時間と労力をかけることになるので、実際は退職金を上積みして、退職勧奨を行ってから、合意の上で退職してもらうのがあとでもめない方法だと考えます。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
本日、労働局ないし商工会に相談し懲戒解雇に適用しているか相談しにいってきます。
貴重な経験上のご意見ありがとうございました。

お礼日時：2009/04/20 08:49

No.2 回答者： fumidai 回答日時： 2009/04/19 07:31

本当に、もう関係修復はできないのでしょうか?

技量のある職人肌のとがっている社員を適切に処遇できなかったとも取れる内容です。
どっちが先に手をだしたか判りませんし、いまさら無意味です。
他の従業員との関係に言及がないので憶測ですが、技量のある人間は、弟子を作りたがっていると思っています。やめるのが１人とは限らないです（「他の従業員にも、声をかけているたいです」が本当にアヤシイ）。逆に孤立しているからやめたいと言うのもありえます。

顧客を取ったと言うのは、犯罪ではないでしょ。発注するのは、顧客側の権利であり、その社員が会社の秘密を持ち出して他社で使ったとかなれば、法的手続きはあると思います。でも、その社員自体に技量があるとなったらちょっと違うし、対抗措置も無いでしょ。
経営不振を理由に解雇して１５０万の売り上げがなくなっても良いのでしょうか?その会社を引き止める事は可能でしょうか?

経営者として意地になってしまっていてはちょと危険な気がします。
その社員の立場で考えて戦術、戦法を考えられたら如何でしょうか?

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。fumidaiさんの言う通り適切に処理できて無いです。　社長は、田舎の親父で、発言・態度で幾度か従業員を怒らせ、私達家族が、尻拭いをするようなとんでもない社長で正直私達も困っている存在です。
関係修復は不可能ですね。
何と表現すれば良いのか解らないのですが…この従業員は、一般常識が無く、教養も無い、ヤクザ上がりの従業員でして、考え方、話の捉え方、ひねくれ者、持っている技術の為、怒らせないように持ち上げて今日まできました。その対処が悪かったのか
　そんな事があればある度に、社長や経営者側をバカにする態度を取り、他の従業員も彼に気を使い話をあわせている内に洗脳と言いますか染まって行る感じもあります。　こちら側にも非はありますので、どー対処して良いのか…　皆さんの意見も参考に踏まえまして…
家族で話し合った結果、今回のこの件を的確に解決するために明日、商工会や弁護士に相談したいと思います。

お礼日時：2009/04/19 09:06

No.1 回答者： meitoku 回答日時： 2009/04/18 23:31

「訪問していると聞きました。

」
確たる事実がある訳ではありません。
受注減による合理化の為として解雇予告手当てを上積みして退職を促してみては如何でしょうか。

この回答への補足

早々の回答ありがとうございました。
補足ですが、話を持ち賭けられた会社の社長本人（叔父）からの報告でしたので、確たる事実かと思います。
以前にも、親代わりといい、ヤクザっぽい人を弊社におくり、言いがかりをつけてきたり、すぐにキレたり、有もしない事を親会社に言いふらしたり、私達経営者を睨み付けるし、挨拶も返事もしない、とにかく傲慢な態度をします。　ここまでされてなぜ辞めさせないかと言いますと
この従業員は、他の誰よりも仕事ができ、技術を持っているため、我慢してきました。でも、もう限界なのでこの決断にいたりました。

補足日時：2009/04/19 00:19