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ネットでサイトに「画像にでてくる牡丹はどの花も木冠で咲き誇っており、雅に百花の王の風情がありますが」と載っていたのですが、ここに出てくる「木冠(もっかん)」とはどんな意味なのでしょうか。漢字で類推しますと、木の冠だと思いますが違うのでしょうか。古い言葉に詳しい方是非教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

筆者の造語なのかもしれません。


「百花の王」という言葉が入っておりますから、「王」といえば頭には「王冠」、その王冠の如く威厳のある、りっぱな花の咲き方を形容されたものではないでしょうか。
少なくとも、通常の国語辞典や漢和辞典に見出せないところをみると、そのようにも思われます。ただし、あくまでも私見であり、推量に過ぎません。
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この回答へのお礼

造語ですか、やはり一般には使われない言葉のようですね。百花の王という言葉も始めて聞きました。わざわざ回答してくださって本当にありがとうございました。逸早い回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/26 17:46

 「木冠で」の「で」(格助詞)には「動作・作用の行われる場所・場面を表す」(小学館『大辞泉』)用法があります。


 「図書館『で』本を探す」とか「公園『で』××になる」(^^;)といった使い方です。

 一方、「木冠」に似た言葉に「樹冠」という語があります。

> じゅ‐かん〔‐クワン〕【樹冠】 樹木の上部の、枝・葉の茂っている部分。(同辞書)

を意味します。簡単にいうと「木のてっぺんのあたり」です。


 これらから類推するに、「木冠」とは「樹冠」と同じく木の一番上の部分を指すのではないでしょうか。
 葉だけの枝が上にあって、木の中程で咲いているとか、根元近くで咲いているとかではなくて、木の一番上で咲いてる様子が、「百花の王」にふさわしい、と考えると文意に合うように思います。
 「樹」だと高々と伸びた木をイメージしてしまい、牡丹には合わないから「木」にしたのではないでしょうか。


 質問者がごらんになったと思われるサイトには、

> 「菊ちゃん」が残してくれた「天衣」は木冠とは云い辛く、今一、風格に見劣りすることが気になっていました。

という一節もあり、木の中ほどで咲く牡丹の花の写真が添えてありますね。


 ネットにある写真には、同様に「木の一番上」とは言い難いものもありますが、少なくともその写真に写っている範囲では、花が一番高いところにあるものが多いように感じます。

http://images.google.co.jp/images?sourceid=navcl …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。詳しく分析してくださって大変たすかりました。色々自分で憶測を立ててみましたがここまでは思いつきませんでした。回答があるにも関わらずわざわざ、詳しく回答してくださって本当に助かりました。貴重な回答本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/04/26 17:43

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