A 回答 (7件)
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No.3
- 回答日時:
下村湖人「次郎物語・論語物語・心窓去来」
ロマン・ロラン「“ジャン・クリストフ”、“魅せられたる魂”、“マハトマ・ガンディー”」
パラマハンサ・ヨガナンダ「バガヴァッド・ギータ」
グスタフ・フォン・ラートブルッフ「法哲学」
出隆「哲学以前」
愛と認識の出発、三太郎の日記、出家とその弟子
倉田さん 阿部次郎 倉田さん
回答有難うございます。
やはり「古典」「準古典」に落ち着くものですね。
内省的なもの、求道的なものはその折々の心のありようで「打てば響く」部分が違ってきますよね。
グスタフさんの「法哲学」は未読でした。探してみます。
No.4
- 回答日時:
回答番号:No.3
お礼を頂きました。恐縮です。
グスタフさんとはあまり言いません。
普通ラートブルッフと読んでいます。
“さん”はつけません、ロマン・ロランにつけない、カンディーにつけない、リンカーンにつけないのと同じです。
孔子やイエスにも釈迦につけません。
原著も簡単に取り寄せられますが、あの田中耕太郎さんがいい翻訳をしております。東大出版会です。
研究者でなければ、原著は読む必要は必ずしもありません。
ラートブルッフはワイマール憲法の司法大臣もやりました。
カントの西南学派だったと存じます。
この回答への補足
こちらですね、見つけました。
ラートブルフ著作集 第1巻「法哲学」
出版社: 東京大学出版会 (1961/02)
ISBN-10: 4130340018
ISBN-13: 978-4130340014
発売日: 1961/02
再びの回答をありがとうございます。
「さん」づけへの”こだわり”ですね。ご気分悪くされましたか。当方悪気はさらさらありません。すみませんでした。
早速「ラートブルッフ」で検索をアマゾンでかけてみたものの、該当の書に行き当たりませんでした。少し息の長い探索をしようと思います。
No.5
- 回答日時:
回答番号:No.4
はいそうです。
レファレンスのサイトがたくさんありますから、法律のご専攻でなくても読めると存じます。
大きなことは言えませんが、ご不明なところがありましたら、どうかこのサイトでご質問ください。
私もわかることは説明申し上げます。
No.6
- 回答日時:
#1です。
「専門家」をクリックしたのは、誤りでした。すみません。
もちろん梶井基次郎とか太宰(汗)とかも好きですが、実は源氏物語も原書で読んだりもしますが、それらは読むたびに「初回と同じ感動」を得るので、「毎回違った感動を得る」となると、ラノベになってしまうのです。
仰るとおり、表層の発想が奇抜なので10代の頃はそこに目が行き、20代になるとその裏に潜んだ、純文学となんら変わらないテーマや人間性に目が行き、30代になると現実の生活で疲れてくるので、現実では必ずへし折られる正義や思いやりといったものが第一義になっているラノベ世界に気が休まる…みたいな感じで、感動に変化があるのだと思います。
ストーリーがハデなのは確かです(ものによりますが。ごく普通の学園生活ものが一世を風靡したこともあります。マリミテじゃなく)。内容がないかどうかは…うーん、私は太宰より藤本の方が濃いような気がします。
一冊お勧めは難しいですが「オンディーヌの聖衣」が、老いをテーマにしていて泣けました。
長いシリーズの途中の話ですが、しょせんラノベなので前後読まないでも意味はわかります。
設定は本当に奇抜ですが…。人が猫に変身してしゃべったりしていますが…。←いやこの設定も、一応科学っぽい理由がついていて、イラっとくるような薄さは感じません。なんで変身するのかは、一応1巻にあたる「月光のピアス」を読んでからの方がいいかもしれません。1巻というのは、やっぱりそんなに面白くはないんですが。
再びの回答を有難うございます。
>「専門家」をクリックしたのは、誤りでした。
そうでしたか、「残念です」(えっ?)。
>内容がないかどうかは…うーん
これは、えーっと、当方がちょっと「構わせて」もらっただけです。気に無さらないでください(というか大人の対応でしたね)。
>一冊お勧めは難しいですが「オンディーヌの聖衣」が、老いをテーマにしていて泣けました。
頭の中に常時500冊ほど購入の(または読書の)優先順位がありまして、ラノベだからという偏見よりは勧められたことがないという点でラノベはその優先順位にはいっておらず、したがって買って(借りて)読もうという気にもなりませんでした。
しかし、こういう電気信号であれ「文字」を媒介としたやりとりも何かの縁でしょうか。近くの書店(ツタヤまで歩いて3分!)で手にとって見てみましょう。(感想は多分間に合いませんね)
>設定は本当に奇抜ですが…。人が猫に変身してしゃべったりしていますが…。
いえいえ、当方、幻想文学プロパーを自認しておりますので設定は「何でもあり」です。おっしゃる、「純文学となんら変わらないテーマや人間性」が感じ取れればいいです。
No.7
- 回答日時:
確かにおっしゃるとおり、
二十年、三十年ぶりに読み返してみると、まるで印象が異なって、愕然とすることがよくあります。
これは思い入れの相違や読むことの巧拙にもよるようですし、自分の考え方、受け取り方が相当に遷化してきた証しなんだろうと気づかされもします。生活環境の変化や残された時間の多寡も無視できないでしょう。
読むたびに感動が新たであるかどうか、はなはだ自信はありませんけれども、詩を読むことがそれに近いのではないかと思っています。私にとっては詩は音楽とアナロジーの関係です。お気に入りの曲を見つけては何度も何度も掛けてみるように、折にふれて詩を読みかえすのは、とりあえず楽しいことです。
萩原朔太郎、草野心平、西脇順三郎、堀口大學(訳詩集を含む)、宮沢賢治(童話を含む)、田村隆一、谷川俊太郎あたりが中心でしょうか。これに最近、辻征夫が加わりました。ひととおり読みかえす律儀なものではなく、あちらこちらを読み散らす、いい加減で怠惰なものです。
それと、『古今集』『新古今集』芭蕉あたりも、つまみ読み(?)するたび、なにかしら気づかされることがあるようです。もっともこれは、当方にはじめから知識や素養が欠けているだけなのかもしれません。
短編小説では国木田独歩や中井英夫なども、時おり二三編を読み返して満足しています。
夏目漱石『吾輩は猫である』はどういうわけか数年に一度くらいの割合で無性に読みたくなる。
何種類か持っているんですが、これは旧漢字旧かな、新漢字旧かななど表記上の違いのためもあるし、各出版物、出版社によって注釈がいろいろ異なっていて、それを読み比べてみるのも結構おもしろいんです。
三島由紀夫は長いあいだ嫌いな作家だったはずなんですが、あんがいそうでもなさそうだと最近になって気がつきました。ちょいとショック(笑)特に『仮面の告白』は出来がいいと思うし、いろんな意味で興味深い。
三島と思想も技法も文学観も対極にあると思われる井上ひさしも面白いですね。この二人、戯曲対決でもあります。
海外の作物も上げたいところですが、翻訳によってがらりと雰囲気の異なるもの。かつ、原語で読めない・読まない以上「本質的な影響はない」と、これは先日亡くなった加藤周一氏のいましめですので割愛します。
「出し惜しみをせず」とのお言葉に甘えて、詰まらないことを牛のよだれのごとくだらだらと。と、や、これは二葉亭四迷『平凡』。退屈さまでした。
この回答への補足
ひとまず閉め切ります。
気持ちとしては回答者みなさんに平等に「気持ち点」を差し上げられればいいのですがシステム上無理とのこと。
こういう場合はどなたにも「評価なし」とし心の中で「感謝」します。
回答者のみなさん、ありがとうございました。
回答を有難うございます。
詩、ですか。
当方は「散文」あたりを想定していたのでちょっと驚きました。そうですね、詩を排除する理由はありませんね。
詩は当方にとっては難物です。特に現代詩あたりを熱心に読んでいた時期があって多分それについていけずに今はちょっと遠くから眺めている、という感じです。
詩を読んでその喚起するイメージの美しさに感動していた時期がありました。挙げておられる詩人の他に、小野十三郎や鮎川信夫なども入ります。伊藤信吉の『現代史の鑑賞』(新潮文庫)あたりは若い頃よく読みました。
>夏目漱石『吾輩は猫である』はどういうわけか数年に一度くらいの割合で無性に読みたくなる。
漱石の『猫』も面白いですね。当方は岩波文庫の旧かな正字で鍛えた時期があますから(といっても還暦まではまだだいぶあります)、お話を伺って旧かなの『猫』も読んでみたくなりました。
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