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電車はどうやって正確に停止位置に停止しているのですか?。駅によってすべて停止位置が違うと思うのですがどうやって正確に停止しているのでしょうか?

A 回答 (9件)

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一部を除き、運転士さんの職人技です。


ある程度の支援装置もありますが、駅ごとに停止位置が違い、また車両形式や編成(何両編成かによる)などによって同じ駅(ホーム)でも停止位置が違ったりする場合もあります。
そして、車両形式によってブレーキの効きが違ったり、同じ形式の車両でも個体差が合ったりします。
そして天候によっても制動距離が変わり(アスファルトの路面とゴムタイヤの自動車より、鉄の車輪とレールなので摩擦が少なく、雨や雪の時は極端に制動距離が伸びます)ます。
さらに、乗客数によっても制動距離が変わります(始発や昼間の空いている時と朝夕のラッシュ時では全然違うようです)。

これらの事を考慮した上で、最終的には運転士さんの経験と勘によって決められた位置に列車が止まっています。

運転士さんって、男の子は子供のころに憧れの職業の一つですが、乗客と線路内の安全に気を使いながら、停止位置以外にも多くの事を同時に考えて乗務されておられる大変な職業です。
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こんにちは。


首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

○ホームドアがあるような路線。
⇒停止位置の誤差が許されない事や、ワンマン運転で車掌が乗務しておらずドア扱いなども行なう事もあるので、電車を停めるのは自動のケースが殆どになります。
ATO:運転士がボタンを押すことで、電車は次の駅まで加減速・停止を全て行なう。
TASC:停止させる時のみ、電車が自動で行なう。

これらの機器により、電車が停止位置を過走する事はほぼ無くなる(コンピュータとはいえ、万全では無い)のですが、
その代わり、残り距離と実際の速度を計算し速度が高ければブレーキを足し、少なければ抜くような操作になる為、どうしてもガクガクと前後衝動が起き、乗り心地はお世辞にも誉められないモノです。

○他の鉄道(殆どの鉄道)
⇒それは経験と技術になります。
鉄塔や目印を決めて、そこからブレーキを掛けるというのは、よく知られたエピソードなのですが、電車の制動力は車種や車号の個体差だけでも違いが大きく、実際にそんな掛け方していたらブレーキが余ってしまうか、停止位置を過走してしまうかしてしまいます。
単一車種で統一されている路線(例:山手線)や気象状況の変化が無い地下鉄などでしたら、鉄塔目印でも良いのですが、他の路線では他社の乗り入れ車両も扱ったりするので、そういう停め方はむしろレアケースになるかと。

実際の場面では、
交代して最初の駅に停める際は、わざと遠めでブレーキを取り、そのクルマの制動力を把握します。
モチロン、色々なブレーキ段を試し、把握に努めます。

ブレーキはゴツゴツするのか?
甘いのか?
利くのか?
回生ブレーキが飛びやすく信用できないのか?
空制に変わると制動距離が伸びるのか?

最初の一駅が、正に勝負になります。

その一駅停める際にわかった挙動で、次駅以降、どのようにブレーキを掛けるのか考えます。
その為、同じ箇所からブレーキを掛けるという事は無く、
毎回制動開始地点を考えながら運転しています。

駅によって勾配があったり、また、昨今の車両は省エネの観点から回生ブレーキの車両が多いのですが、回生ブレーキ⇒電力を架線に返せなければブレーキが使えない⇒空気ブレーキでの停止、
・・・・になり、制動力が弱まるので、回生ブレーキが弱まりやすい駅などは、速めに速度を落としたり、クルマの挙動から予知します。
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鉄道従事員です。



ほとんどのことは、他の方が書かれていますね。補足と書かれていないことを書き込みますね。

停車する位置は、各駅異なることが多いですよね。線路の真ん中や横、ホームの屋根から、編成ごとの停止位置を示す札が着いています。これを停止目標と言ったりします。

運転士はこれを目安に列車を停車させます。どこあたりでどのくらいのブレーキを掛けて、どのくらいの速度なら停止目標に停車できるか、は毎日の運転の中で培われた勘ですね。

JRの今は少なくなったお召し列車は、決められた停止位置に寸分狂い無く、しかも停止時のショック無しに停車させなければなりません。こうした事を実現するベテラン運転士は、一種の職人芸です。

無論支援設備もあります。他の方が書かれているように、ここでブレーキを扱うと言った指針となる物が、路線脇に設置されていますので、その路線の最長の編成の停止位置にであれば、その指針に従って操作すれば、ほぼ定位置に停車できます。

有名どころが東海道山陽新幹線で、山陽区間のみ、8両のひかりレールスターのみブレーキタイミングが大きく異なるため、捜査開始地点に「8」というタイミング位置を示す表示がされています。

他の支援装置としては、ATSなりATCなりで一定の減速パターンと実際の速度を査証し、越えていると自動で常用ブレーキを作動させる支援装置とか、ホームを行き過ぎそうになると急制動を掛けさせる「誤通過防止装置」などがありますね。

そしてワンマン運転や新交通システムで活躍するATO(オートマティック・トレイン・オペレーションの略。自動列車運転装置)です。この装置は乗務員が運転開始ボタンを押すと、発車から停止位置への正確な停止まで、全て自動で行ってくれます。
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すべての路線ではありませんが、


「駅に停車する際に自動的にブレーキをかけて、ホームの定位置に停止させるための運転支援(運転サポート)装置」があるからです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/定位置停止装置
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運転士は仕事で毎日何十回と駅に止めています。


運転士として独り立ちするまで、かなりの実車訓練を指導員添乗のもとで行っています。

例えば広大な路線網を持つJRの運転士さんでも、「次はどこを運転するんだろう?」といったことはなく、運転する路線は決まっています。
当然、新たな運転区間を乗務するような転勤などとなれば、その区間の運転に必要な情報は頭にたたき込みます。
「あの駅の停車位置はどうなっているか」とか「あのカーブでは時速をいくらまで下げなくてはいけないのか」といったことは全て覚えているわけです。

要するに「職人さん」のようなもので、運転のコツ、言い換えれば機械操作のコツを経験と知識で迅速につかめますから、大まかな操作手順に加えて、実際の停車のときの調整でぴったりと止めることができるわけです。
ただし、本来的に運転操作に不向きな傾向があったり、精神的や肉体的な異常によって判断を誤った場合にはオーバーなどをするわけです。最悪の場合、重大な鉄道事故にもつながります。
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ここまで来たらブレーキを掛ける、という目印のポイントがあります。



だから人によってバラバラですよ(^_^;

よーく見てください、毎日多少ズレてますから
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停止位置の印に従い止める訳ですが、きれいに止めるのは車の運転と同じで慣れですね。

車も慣れれば停止線でピタッと止まれますよね。

ちなみに新幹線の500系はノーズがあまりに長すぎて通常の印が見えないので駅の天井に印をつけたそうです。
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停止位置に印があって、それを目安に止まっているんです



一部の自動化された車両や交通システムでは停止位置を自動で判断して止まっています
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