No.2ベストアンサー
- 回答日時:
これはまさに私に向けての質問ですね。
No1さんの方が普通だと思いますが・・・・答えます。
1)浪人の時の友人がクラシック大好きだった。 愛媛出身だったためカラヤンのベルリンフィルを聴けなかった。
2)彼の一生の夢:ベルフィルを聴いてみたい。
3)私は音楽どころか芸術はとんと興味がなかった。
4)社会人になってシンフォニーホールの広告(小澤のベルフィル)を偶然見かけた。
5)思い出して、あいつがあそこまで言うのだからと、私が代わりに聴いた。
(同行者は口説きたいと思っていた女性・見栄を張りました。)
6)チケットは下から二番目。(一番下は学生用と彼が言っていたことを思い出した)
7)世界が変わった。 精密機械のような統一された弾き手の動き、すごいです。 演奏後の観衆が静寂な事、落ちる針の音も聞けるほどです。
音楽が 「実像を持て触れそうだ。バーチャルな世界」「目の前でなっているようだ。」「音楽に包まれる」「音が体を通り抜ける」
等、言葉ではなく体験できました。 本当なんですよ。 初めて歌詞の内容ではなく、その音に感動して泣きました。 彼女・・・存在を忘れました。
それからですね。 ニューヨークフィル・ウィーンフィル泣きました。 フィルごとの善し悪し、歴史、動向、曲名、指揮者、そんなモンは知らないし興味もないのでS席20000円以上が良いもの(市場原理に従って)とかんがえてます。ドレスデンの時に感じました。
芸術は頭で聴くんじゃない、見るんじゃない。知ることが先になると駄目でしょう。 素直に感動して驚きましょう。
ただ、生を聴くとオーディオじゃ耳が満足しないんですよ(我が家のシステムは定価でCD・アンプ・スピーカーで60万ほどです。これも再現したい一心でした。)
ニューヨークフィル聴いて帰ったとき、一週間はお気に入りのニューヨークフィルのCDを耳が受け付けなかった。(耳が汚れる~でした。)
もっぱらコンサートです。 近頃は行けませんね~ (どうやったらコンサートのチケット発売日がわかるんだろう。)
もし誰かを引きずり込みたいのなら、超一流を(出来ればS席で)聴くために、有給とって、交通費払って、宿泊して聴かすことですね。 じゃなきゃ、経験できなければ無理です。 少なくてもドレスデン(S席18000円じゃ世界は変わりませんでした。少なくても芸術はある一点を超えると人を泣かすことが出来ると思っています。。)
もし無理なら、安かろうが高かろうが、技量の高い人の演奏を「生で」「直に」聴くことですね。中途半端じゃなくその世界にいる人なら誰もが認める第一人者の作品に触れることですね。 いいモノを経験しなければモノの善し悪しなんてわからない。
(私はモンゴルから飢饉救済のために国宝級の芸術団がたった2000円で演奏したとき同じように泣きました。馬頭琴にホーミー、4オクターブを歌いこなせる60歳の女性の歌声 彼らの技量は不当に安く評価されてます。)ただし、まかり間違っても音はスピーカーなんてコンサートに行かないことです。 あれは音を聞きに行くモンじゃないですから・・・
5年ぐらい前、一番安い席で確か7万、S席は15万のオペラが来日したこと有るでしょう。あのチケットは20分で売り切れでしたね。すごいですね。
インフルエンザで寝こんでしまい・・お礼が遅くなり申し訳ございません。
もう、気持ちイイくらいの深いはまり方に笑ってしまいました。(ゴメンナサイね。あまりに凄まじくて・・・)
私は、絵画なんですよ。会場のざわめきが消えて、心をグッとつかまれ、気が付くと、涙がぽろぽろ・・・なので、少し解かる気がします。
でも、そういう人は少ないのではないでしょうか?特に男性だと・・・。
コンサートで、皆が涙しない様に。
fibula様が、音に反応する何かを潜在的にもっていらしたとしか思えません。「CDを耳が受け付けなかった。」なんて、凄過ぎです。
No.5
- 回答日時:
ちわっす。
僕の場合は高校、大学時代にプログレやジャズを幅広く聞いていて、少しずつクラシックにも興味を持っていきました。(ジャズを聴き始めたのは、オヤジの影響もあります。)大学時代はボストン近郊にいたので、小澤征爾率いるボストン交響楽団なんかも結構リーズナブルに聞くことが出来ました。(タングルウッド音楽祭にも行って来ました。)
それでクラシックのCDを紹介している本なんかをよみながら、すこしづつ聞き始めていったわけです。カラヤン、ポリーニ、グールドあたりの大御所の演奏から。で、いまはバルトークやストラビンスキー、ショパン、ブラームスなんかを好んで聞いています。同時にラウドロックやヒップホップ、日本のポップなんかも聞いていますが、クラシックにはクラシックの格好良さがありますね。
きっかけ、というものは得になかったですが、元々インストゥルメンタルの曲に抵抗がなかったので、比較的普通に聞き始めました。あと、そのころ、ピアソラなんかにもはまっていたので、クラシックに興味が出るのはごく自然だったと思います。
この回答への補足
ありがとうございました。
どなたの回答が・・・ということなく心苦しいのですが、
長文の回答を頂きました方、早々に回答を頂きました方、
ということで、ご了承くださいませ。
ありがとうございます。
>大学時代はボストン近郊にいたので、小澤征爾率いるボストン交響楽団なんかも結構リーズナブルに聞くことが出来ました。(タングルウッド音楽祭にも行って来ました。)
うわ~。カッコ良過ぎですよ・・・それは。
他のジャンルの音楽は、楽譜が読めなくても、演奏できなくても、音大に行ってなくても・・・、身近に音楽があって、楽しめて、とても親しみやすいかと思うのですが、クラッシックに関しては、育ちや環境が整わないと難しいのではないかと思っていました。
普通の若い男性には、退屈なのでは?と。他にも楽しい事はたくさんありますから、よりによって、一見かったるいクラッシックに心を奪われるには、それ相当のきっかけが・・・。
そう疑問に思い今回の質問をさせて頂きました。
No.4
- 回答日時:
10年くらい前でしたか、NHKのFMで渡辺徹の「おしゃべりクラシック」というのがあってそれを何となく聞いてからですかねえ。
今でも高橋由美子と鈴木大介で「気ままにクラシック」ていうのをやってます。それまではクラシックってしんきくさいので(かったるいの意)嫌いだったのですが、聴き出すと落ち着いた感じがして、仕事中とか文章を書いたりする時にはいいんですねえ。
今でも好きな音楽はロックなんでクラシックファンというわけでもないんですけど、年とともに抵抗無く聞けるようになったという感じでしょうか。
御回答、ありがとうございます。
何気に聞かれていた「NHKのFM」からなのですね。
>聴き出すと落ち着いた感じがして、仕事中とか文章を書いたりする時にはいいんですねえ。
これは、クラシックファンじゃない私にも良くわかります。
そんな感じからドンドンはまって、
妻「なんで、同じ交響曲が5枚もあるの?」
夫「え、違うよ、指揮者が・・・。」
になっていて・・・そこがまた面白いらしいのです。
No.3
- 回答日時:
私の場合には、中学生になって同じクラスに、やたら映画の好きなのがおりまして、カルチャーショックを受けたのがそもそもの原因です。
その頃無趣味な人間でしたが、レコード店に入ると大人になったような気分を味わいました。ところが予算がない。安いレコードを探していたら、それがクラシックだったわけです。しかし、後でわかったことですが、私の親戚に隠れクラシックファンがもう一人いたのです。そのときは、もう血というものの恐ろしさを感じてしまいました。残念ながら、この後私は、音楽鑑賞のみを喜びとしていれば良かったのですが、どんどん深みに入り、高校時代からは、吹奏楽を経由して、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットその他、楽器のない生活に我慢が出来ず、挙句には師匠について、作曲の勉強まで始めてしまいました。おかげさまで、社会人としてはうだつの上がらない今日この頃ですが、今ではクラシック音楽が私の宗教のようなものです。便利な世の中になりましたが、これまで手に入らなかった珍しい曲が、自由に聴ける毎日が、嬉しいところです。最後に、私をここまで深みに入らせた恐ろしい曲を一曲揚げておきます。グスタフ・マーラーの交響曲第2番ハ短調<復活>この曲なくして、今日はありません。きっと、別の人生があったはずです。少年が、たまたま買ったレコードがクラシックだったのですね。
でも、一番お高くついちゃったかもしれませんね。
「隠れクラシックファン」という言葉で思い出したのですが、クラシックファンて、何処に隠れていらっしゃるのでしょう?隠れクラシックファンの夫がいつも疑問にしています。
「グスタフ・マーラー」人妻としては、彼のロマンスにも興味がありますョ。
「交響曲第2番ハ短調<復活>」これで人生が変った男がいる・・・と思いながらまた聞いてみます。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
私もそうですが・・・。
でも、単なるクラッシックというより、オペラです。
私の場合、ちょっと違うかもしれませんが、子供の頃から少しは聞いていたという背景があったからかもしれません。一応、親が少し流していたもので。でも小学校の低学年の頃で、それ以降はあまり親が流した、という感じではなかったですが。
そういった中で、成人してから一度本物を聞いてみたい、と思っていて、一度パイプオルガンを聴きに行きました。これはこれでよかったのですが。
そこでハマッたのが、オペラでした。単なるコンサートよりオペラの方がストーリーがあって楽しいし。私の場合は、特にモーツアルトのフィガロの結婚ばかりを見に行っている、という特殊な例でもあります。
これがだんだんと広がって、いろいろな交響曲まで聴きに行くようになった、という状況です。
でも、多分、よく知っている音楽だけを集中的に聞いてもらった方が、いいと思います。といいますか、それだけで十分とも思っていますが。
インフルエンザで寝こんでしまい・・お礼が遅くなり申し訳ございません。
「一度本物を聞いてみたい。」
本物を・・・という、男性ぽい好奇心から、という感じでしょうか?
夫が、質問にある様な、全く無縁人間なのに、クラッシックにはまっています。
村上春樹の小説とか、ボレロ、アマディウスなどの映画から興味を持って聞き出したと申しております。
オペラにも興味を向けた時期があり、書籍を買っていました、こちらは、「教養としてカッコイイから」というのがあった様です。「カッコ良さ」て、意識されましたか?
モーツアルトのフィガロの結婚・・・その昔、マリナーのをサントリーホールに聞きに行きました。今から思えば、もっと楽しめばよかったと思っています。
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