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第二次世界大戦のときに、
日本軍731部隊という人体実験等を繰り返していた部隊があったそうで・・・
(この部隊だけでなくほかにもあったそうですが)

実験対象となる人物を適当に選んでいわゆる細菌兵器を研究?するため人体実験を行い、実際に細菌兵器を使用していた部隊だと聞きました。
詳しくは知らないのですが、恐ろしい話です・・・が同じ人間である日本人の犯した絶対に消えない過去の罪ですよね。

1)戦争ではこういう行為って禁止されていないんでしょうか?

2)731部隊についてご存知の方、こういう行為についてどう思うかご意見お聞かせ下さい。(俺もやりたいとか、絶対に繰り返してはいけない許せない行為だとおもうとか)

A 回答 (4件)

こんにちは。


私の母校の校長が731部隊だった人で、おそらく日本で最初にテレビのインタビューに応じた人です。
深夜番組でしたが、実名、姿もそのままインタビュー光景が流されました。

1)この点では大きな二つの内容があります。
○人体実験について。
軍事目的のための兵器研究とかでは国際法で規制を受けます。
それらは核、細菌、化学、生物学兵器などの開発と同列で、さらにその上、人権じゅうりん、虐待、殺人などの犯罪行為として扱われます。

しかしこれらの研究はどこでも、「部隊の健康維持、生活環境維持」等の名目で行われます。731部隊も「防疫給水部隊」と言って、名目上は、進軍した部隊が現地の水などから伝染病になるのを防ぐという事になってました。実際に、それを印象づけるために、ある川に一般部隊が進撃した時、上流から細菌を流して部隊を病気にさせ、731部隊がかけつけてその細菌に対する薬を投与し、部隊を犠牲者なしに救ったなどという茶番作戦が行われました。

○捕虜を使用した事。
これは明確に国際法に反します。

どちらも根拠法は確かジュネーブ条約です。

2)医学知識・技術に限らずあらゆる知識・技術は戦争に応用可能です。
人体実験はその対象が直接人間を使う事で、嫌悪感を生じやすいのでアピール力があるのだと思いますが、戦争というのはあらゆる知識、技術、能力を全て人を殺すためにつぎ込むものです。
そしてこういった研究はその戦争を目的にした研究であり、本当に戦争のための対策というなら、こういう分野も必然的に研究しなければならなくなるのではないでしょうか。
戦争を前提とする議論をする限りなくすことはできないでしょう。
実際、現在の世界にどうしてここまで核兵器、化学兵器、生物兵器が広まったのでしょう。これらは全て国際法で禁止されているはずです。
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私の見たNHKの特集番組では、民間の男女・子供を使ってかなり残虐な事が行われていたようです。


終戦の時、トップが研究データをGHQに提出する事によって、部隊の存在、幹部の罪は不問に伏されたようです。
そして幹部たちは日本の医学界のトップに復帰し、現在の厚生(労働)省ー製薬会社のような癒着構造を造り出し、数々の薬害等を引き起こしたと言っていました。
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とても顰蹙だとは思いますが,でもそういうことをしたからこそ,医学が発達したってこともあるんですよね。

昔のドイツもそうでした…。
皮肉なことですけど…。
蛇足でごめんなさい。
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731部隊として一般に知られていますが、あの名称は総称(通称)です。


実際には本隊(これが731部隊としてよく知られています)と分隊がいくつか
存在していました。
(本隊と一緒に動物関係の研究をした部隊もあったそうです)
名称としては「関東軍防疫給水部隊」というようなものでしたが、その名のとおり、
建前としては日本軍の将兵が風土病にかかるのを防いだり、ちゃんとした飲み水
(その他口にするもの)を入手できるようにすることが役目でした。

で、ご質問の件ですが
 (1)は戦争中であろうとなかろうと禁止されています。
しかし、隠れてやっていた国家が他にもあると思います。
特にこのような問題では今の基準で裁くと矛盾が出てきますから、当時の基準で
考えるようにしないといけません。
当時の基準、でも建前的には禁止ですが、隠れてやっている国家があり、
小規模かつ戦勝国側にいたために露見しなかった、という例があっても不思議ではありません。

 (2)は、色々とやりましたが、やるべきではないと思います。
しかし、スパイ(容疑者)を多く実験に使っていたので、無辜の市民を虐殺し、
などという気はあまりありません。

 総じて言えば、否定されるべきだが否定するために事実が歪められつつあるのがイヤ、
というところですね。
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