JKF整体学院について

現在ヨガのインストラクターをしていますが、知識を増やしたく、また同時に独立開業も視野に入れながら整体を勉強したいと思っています。
ネットでJKF整体学院の通信講座を見つけましたが、卒業生や受講中の方がいらっしゃいましたら感想をお聞かせいただけますか？
他の講座に比べて極端にお値段が安いことや、本当に通信科を終了するのみで開業できるのか等、不安に思っております。
よろしくお願い申し上げます。

No.3 ベストアンサー 回答者： ppp4649 回答日時： 2009/07/01 14:34

整体の通信講座がある事に大変驚きました。

。ここまで落ちたか・・という気持ちです。現在日本には「整体師免許」と言うものが存在しません、ですから小学生が「自分は整体師です」と言っても法的には全く問題がありません。カイロプラクティックも同じです。
しかし免許である「自分は医者です」と名乗ると違法行為となります、捕まります。他には「整骨院・接骨院・マッサージ院・鍼灸院」なども免許ですので、勝手に名乗る事は出来ません。
あなたが整体師と名乗って整体院を開業する事には法的に全く問題がありませんが、押す・揉む等の行為をすれば無免許でマッサージした事になり、違法行為となります。ただこの違法行為は殆どの整体師さんが犯していると思います。何か事故が有った時等には問題になります。
例え違法行為でなくとも通信で開業はあなたの為にも、患者様の為にも絶対駄目です。技術と言うのは人から人へ、何年も掛けて身につくものです。
私は何も知らない、あなたの様な方々を食い物にしている、その通信業者に少し腹立たしいものを感じます。全くリスクを説明していません。
ただ、少しだけ肯定してお話しします。
あなたはヨガのインストラクターですね。何年やられているのでしょう、教える位だから片手では足りないものと思います。そんなあなたが、今回の通信教育を受ける事は知識面ではプラスになる事と思います。
整体とは「骨格（間接）のズレ」を元に戻す手技ですが、実はこれ無駄な一面を持っているのです。確かに整体後すぐは骨格が整うのですが、その日の晩または次の日には元に戻ります。先生は「続けると正常な位置で安定してくる」と言って患者を通わせます。しかし、ある程度の改善は有るにしても何年通っても戻るものは戻ります。治療中断したら又戻ります。なぜだと思いますか？それは「必要があって骨格が歪んでいるから」です。その方に取って骨格が歪む必要が有るから歪んでいるのです。それを骨格だけ見て元に戻す事はナンセンスです。
その必要性とは？・・・それは色々です。何処かの炎症だったり、筋力のアンバランスだったり、噛み合わせだったり、仕事上のものだったり、癖だったり。
筋力のアンバランスや弱さは大きな割合を閉めていると思います。
難しいけど、わかりますでしょうか？考え方（視点）を変えると、筋力のバランスを整えると姿勢（骨格）は整体して貰わなくても自然と元に戻るものなのです。と言う事は・・・・・
あなたはヨガの指導を通して、人の骨格の歪みを触らずして治す事が可能なのです。コラボ出来ると思います。
そういう考え方で知識を増やす目的で今回の通信を受けるなら賛成します。
どの世界も技術職というのは10年掛かると思って良いと思います。ですから通信で開業は辞めて下さい。ヨガはとても素晴らしいものだと思います。。美容ヨガ、整体ヨガ、デトックスヨガなど面白そうですけどね。がんばって下さい^^。

この回答へのお礼

とても的確でご親切なアドバイス、そして励ましのお言葉、本当にどうもありがとうございました。
「通信で整体師になれる」と言うコンセプトに大きな不安や疑問はありましたが、生活費を稼がなければならないと言う現実もあり、この安価な方法に惹かれていました。アドバイスをいただき、目が覚めた気がします。

ヨガのインストラクターについて、私自身も同じ思いを持っていました。ヨガも現在法で規制されていないため、通信講座や週末のみの講座受講で【ヨガインストラクター】を名乗っている方が多いことに非常にびっくりしており、また少し憤りを感じています。整体については全く無知なのであまり深く考えていませんでしたが、この思いを応用するべきでしたね・・・。

今後ヨガインストラクターとして人体(骨格・筋肉・経絡等)についてもう少し勉強したいとは思っていたので、最終的に何らかのコースを受講しようと思いますが、いただいたアドバイスは常に忘れないよう、心に留めておきます。

本当にどうもありがとうございました。

お礼日時：2009/07/02 13:48

No.4 回答者： o120441222 回答日時： 2009/07/04 03:38

No,1です。

しつこいようですが業界の要望もこめて。


私は医療現場に身をおく立場ですが「ヨガをやって痛めた」という患者さ
んが少なくありません。どうしてそうなるのかな常々思っています。患者
さんには「決して無理をしないで下さい」といっていますが、現場ではど
のような指導をしているのでしょうか？

No,3のお礼にあるように業界のライセンスが統一されておらず（ここは私
が危惧している整体・カイロ業界と同じですね）、個々のレベルの差が激
しいことが大きな原因になっていることは、容易に想像できます。全体的
な問題点はやはり医学知識の乏しさではないでしょうか？中年以降の方
は、骨になんらかの異常があっても全く不思議ではありません。それを無
理やり型にはめるのか？患者さんが無理して頑張るのかは分かりません
が、その人の病状に合った指導が出来なくてはならないと思います。


ちょっと前置きが長くなりましたが、要するに「学ぶべき正しい医学とは
何か？」ということです。これは決して、整体やカイロプラクティックで
はありません。これは医学的根拠に乏しく、商業的要素の強い側面もあり
ますし、しっかりした機関が管理・監視・監督しているわけでもありませ
ん。ですから「正しい医学」が学べるかは非常に疑問が残るところであり
ます。「整体+ヨガ」が一般的になれば、われわれ医療関係者は「ヨガって
そんなもんだったのか」と思ってしまいます。

これらの講座に投資するのであれば、本屋さんで解剖、生理、病理、リハ
ビリテーション、臨床学などの各種テキストの方が「正しい医学」が身に
つくと思います。

http://www.amazon.co.jp/%E9%AA%A8%E5%8D%98%E2%80 …

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82 …

http://www.amazon.co.jp/%E8%82%89%E5%8D%98%E2%80 …

http://www.amazon.co.jp/STEP%E6%95%B4%E5%BD%A2%E …



ご自分の生活のこともそうですが、一度生徒さんの立場になって考えてみ
てはいかがでしょうか？「あなたはヘルニアがあるようですから、この
ポーズは絶対にしないで下さい」とか「あなたはここまでで十分です」と
生徒さんに的確なアドバイスが出来れば、最後は良い形になって自分に
返ってくると私は思います。“正しい医学”　を身につけ、生徒さんの為
に頑張ってください。

この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
逆にヨガ業界の立場から少しコメントをさせてください。
私はカナダ在住歴が長く、カナダでヨガを学び、インストラクターになるためのトレーニングを受け、そして教えていました。
向こうでは一年かけてトレーニングを受け、何度かの試験に通った者がインストラクターになれます。トレーニングには解剖学、運動生理学といった科目も含まれ、また症状別（妊婦さん、高・低血圧、精神的疾患等々）の教え方も学びます。卒業後、教えながらもほとんどの人は師についたまま勉強を続けます。

>>「あなたはヘルニアがあるようですから、このポーズは絶対にしないで下さい」とか「あなたはここまでで十分です」

等のアドバイスはもちろんします。

日本で教え始めて気づいたことは、クラス受講前に簡単な【健康申告書】に記入してもらいますが、正直に書いてくださらない方が多いです。最近の怪我も病気も何もないと聞いていたのに、クラス中立ちポーズが痛そうなので指摘をすると「半年前に足首を捻挫した」などと言った答えが返ってきます。プライバシーを人に明かしたくない国民なのか、ヨガのインストラクターがあまり信用されていないのか、それとも最近の怪我と聞いた際にぴんと来ないのか・・・理由を考えています。

日本のヨガのスタンダードはかなりばらばらですが、北米レベル（全米ヨガアライアンス）のトレーニングが徐々に広がってきています。
ヨガのインストラクターがもっと信頼されるよう、また医療の方々とももっと協力できるよう、お互いが歩み寄る姿勢を見つけることが出来たらいいのではと思っています。

規制されていない様々なコースに商業的要素の強いものが多いことは事実で、私ももっと気をつけて検討をしなければならないと思っています。ただ、医学的根拠がないもの＝悪いものと言うわけではないと思います。私は臼井式霊気も行います。目に見えないもので恐らく医学的、科学的には全く説明できないものですが、効果には目を見張るものがあります。明治時代に日本で始まり、今ではreikiと言う英語にもなり、世界中で実践されています。

あまりまとまりのない文章になってしまいましたが、あらためて、お時間をかけて、たくさんアドバイスをいただき、本当にどうもありがとうございました。

お礼日時：2009/07/04 08:12

No.2 回答者： o120441222 回答日時： 2009/07/01 02:50

No.1です。

補足ありがとうございます。


＞私は整体等の民間療法にも非常に優れたものがたくさんあると思っていますが、

私も整体術そのものは否定しません。ただ業界や施術者の心構えが悪すぎ
ます。アルバイトで入って独立する者、講習程度受けて開業するもの、世
襲でそのまま受け継ぐものなど様々です。心構えにしても、「俺には無理
だな」と思えば、適切な医療機関に送るのが本当の医療ってもんです。
「俺がやったる」で悪化された患者さんは本当にお気の毒です。そもそも
テキストなど本当にてきとーだと思いますので、病気の見分けが出来ない
んだと思います。この場合はヘルニアの疑いがあるとか、骨折の疑いがあ
るとか分からないんでしょうね。

各国家資格は高校卒業以上の最終学歴を有し、厚生労働省認定の専門学校
に入学（もちろん入試があります）、入学後三年間勉強、卒業試験突破し
卒業、卒業後に国家試験です。国家試験が受かれば晴れて免許がもらえま
す。講師陣も現役の医師や大学教授などです。整体の講習会は同じように
無資格者の先輩か、せいぜい国家資格者が関の山です。マッサージ師の講
義を受けて、そのマッサージ師以上の知識が身につくはずがありませんよ
ね。このように整体カイロ師とは雲泥の差です。


卒業後も国家資格者は病院やクリニックなど医療機関の求人があり、それ
らで色々研鑽を積むことが出来ます。残念ながら整体カイロ師は病院では
見向きもされません。つまり正しい生きた医療を学ぶ機会がないわけで
す。これは大変大きな差だともいます。


整体カイロ師は「はり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師に関する法
律」にも平気で違反している人が大勢いるでしょうから、資格はあんま
マッサージ指圧師と鍼灸師に集約し、整体カイロは一切認めないほうがい
いと思います。ただ術の廃止は無理ですから、鍼灸師、マッサージ師など
の国家資格者が整体カイロをすればいいと思います。

これが無理なら整体カイロの開業権を奪って、レントゲンの取れる整形外
科勤務のみにすればいいと思います。医師の監督下に置けば患者さんは安
心して整体カイロを受けれますし、われわれも整体カイロを自信を持って
薦められます。


いろいろ書きましたが、現行のままでは絶対にダメだと思いますので、国
家資格を検討されたほうがいいと思います。

No.1 回答者： o120441222 回答日時： 2009/06/29 22:14

え、整体師って通信講座で開業できちゃうんですか？？

余計なお世話かもしれませんが、通信での開業は本当に危険な行為だと思
います。患者さんにとっても、あなたにとっても。

テキストなどを見たことないので、なんともいえませんが、こういう技
術ってテキストで学ぶものではありません。先輩や上司に教えてもらった
りしてやっと身につくものです。

私はアンチ整体です。こういう現状があるから整体を患者さんにお勧めな
んて到底出来ません。整体カイロ師も「頑張っている人はいるんだよ」と
いいますが、まずは業界で資格の基準を統一してからでないと、何の説得
力も持ちません。


＞知識を増やしたく、

本当に患者さんのためを思うのなら、中途半端な資格は取らないほうがい
いと思います。本来はこんな学校で資格をとらなくても出来る仕事ですか
ら・・・。ここでの質問でも「ヘルニアが整体で悪化した」とか、病院に
も「ぎっくり腰が悪化した」なんていって患者がきます。どうしてか？そ
れは「ヘルニアは整体カイロ術の適応ではない」と言う事実を整体師本人
が知らないからです。厚労省も通達で警告してますし、医師向けのテキス
トにも書いています。整体師は自分の力量以上のことはしようとせず、
しっかりわきまえるべきです。しかし、これが出来ていない現状ですので
困ったものです・・・。

整体師は資格商法的なことも行っているようですし、何の知識にもなりま
せんよ。骨盤がずれた、背骨が曲がっているなど、普通の医学を学んでい
るものにとって見ればおかしな理論ばかりです。患者さんのためを思うの
なら、整体師にはならないほうがいいと思います。特に通信で整体院を開
業なんて「トラを放し飼い」にするようなものです。

ちなみに、健康保険や自賠責など一切取り扱えません。社会的な地位もそ
んなもんです。


はり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師、これら国家資格の取得を目
指してください。

この回答へのお礼

ご丁寧な詳しいアドバイスをどうもありがとうございます。
私は整体等の民間療法にも非常に優れたものがたくさんあると思っていますが、おっしゃる通り基準が統一されていないので、どこが本当に信頼できるのか、判断に困りますね。
ご回答も参考に、もう少し研究・調査をしてみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時：2009/06/30 10:12